ピックアップ

こんにちは、Yutoです。

僕は風景写真と並行してスナップ写真をメインで撮っています。

スナップ写真(スナップしゃしん)は、下準備その他特にせず、日常のできごとあるいは出会った光景を一瞬の下に撮影する写真。正しくはスナップショット。

引用:Wikipediaより「スナップ写真」

スナップショットとは鉄砲の早撃ちなどで使われていましたが、天文学者であるジョン・ハーシェルが素早く撮影が行われている様子を見て「スナップショットのようだ」と表現したのがはじまりだと言われています。

という感じでですね、街中にブラブラ出かけていって、良いなって思った写真を次々撮った写真をスナップ写真といいます。

大阪府大阪市 梅田 2019/11/9
Sony α7II + FE 24-105mm F4 G OSS

こういう感じの写真ですね。

スナップ写真は、日常風景を切り取るものが多く、実際に現地へ行っても絶景を見た時のような感動はあまりないので、どちらかというとマニアックなジャンルです。
だから実際スナップ写真ってどう撮るものなのかとか、そもそもどんな写真なのかといった人向けにこの記事を紹介していこうと思います。

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スナップ写真をはじめたわけ

田舎者が都会の絶景を見てみたかった

最初に僕がスナップ写真をはじめたわけなのですが、僕の出身地は三重県という田舎なんですよ。

三重県多気町 踏切 2017/8/5
Nikon D750 + AF-S NIKKOR 16-35mm f/4G ED VR

こんな感じでですね、基本的には田んぼが広がっていて、街は10万人規模のところが等間隔に点在しています。
JRは単線でTHE 田舎なのですが、近鉄が複線で名古屋と大阪・京都・神戸に行けるのでわりと交通の便はいいです。食べ物も美味しいので機会があったら来てください。

ってすごく脱線してしまいましたが、そんな田舎育ちなので都会というところに憧れを持っていたわけですね。

東京都新宿区 西新宿 2019/9/23
Sony α7II + FE 12-24mm F4 G

こんなところはもう絶景でしかなかったわけですよ。
この写真は新宿の損保ジャパンビルと野村ビルの間で撮ったのですが、ここは図鑑や教科書でよく見る新宿の高層ビル群の空撮で存在を知っていたので、行ってみたいというのが少年Yutoの密かな夢でした。

そういう密かで小さな夢を叶えた記録のために、スナップ写真を始めました。

前置きが長くなりましたが、ここからがスナップ写真の本題です。

スナップ写真のジャンル

スナップ写真はいくつかのジャンルがあると考えています。
明確に分けられているものではありませんが、説明しやすいように個人的にはジャンル分けしています。
わかりやすいものを出すと

  • 報道写真
  • キャンディッド・フォト
  • 日常の瞬間
  • ストリートスナップ
  • 日常の中のアート

などといったものがあります。

報道写真

最も多く見るジャンルだと思います。
ニュースで見る写真のほとんどは報道写真ですね。

ほんの日常で起こっていることや、戦場の写真などがこれにあたります。

キャンディッド・フォト

写真をやっている人でスナップ写真といえば、このキャンディッド・フォトを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。

「キャンディッド(Candid)」は日本語に訳すと率直な・ありのままのなどといった意味です。

被写体に気づかれることなく、自然な状態を写したのがキャンディッド・フォトです。エーリッヒ・ザロモンという人物が1920〜1930年代に小型カメラを隠し持って撮影禁止である国際会議場などの撮影をしてから広まっていった撮影方法です。

日常写真

我々に最も身近なジャンルです。
日常で起こっていることをそのまま記録していきます。記念写真・夕景・ちょっとした瞬間などです。

今はカメラの性能が上がっていて特に三脚などを下準備せずに撮れるようになったこともあって、スナップ写真は身近な存在となりました。

風景とのハイブリッドになることも多いです。

ストリートスナップ

街行く人の服装・オシャレを撮影したものです。
日本だと東京の渋谷や原宿でよくストリートスナップを見かけることができます。

単語にスナップとついていますが、どちらかというとポートレートに近い?と感じています。
とはいえ撮られることを意識していない人に声をかけてありのままの服装を撮るということはスナップに近いのかなぁといえなくもないですが、結論が出なさそうな話なのでこれでおしまい。

日常の中のアート

僕のスナップは「日常の中のアート」というジャンルというかテーマを持って撮影しています。
単純に日々の情景を切り取るのではなく、写真としてちょっと面白みを持たせられればと思ってます。
知っている土地や知っている人ならもちろん、知らない土地・人が写っていても愛着や共感・感動をしてもらえるような写真を目指して撮っています。

東京都豊島区 池袋 2019/12/1
Sony α7II + FE 24-105mm F4 G OSS
日常の中のアートとして撮影した1枚。
人型にくりぬかれたものがあったので、それを前ボケにして通行人と一緒に撮りました。
型と同じ形をしていればもっと良かったですが、こんな歩き方をしている人は滅多にいないです 笑

スナップ写真の撮り方

街に来たけど何を撮っていいかわからーん!!!!
どんなスナップ写真がいいかわからーん!!!!
田舎はスナップが撮れるのかすらわからーん!!!!

と、いった声をよく聞きます。
というか実際僕も通ってきた道です。教えてもらったことや自分なりに解決できてきたと思うので、そのことを紹介していきます。

僕のスナップ写真は基本的にカメラ片手に持ってブラブラ歩きながら撮影しています。

そのためカメラバッグにカメラを入れずに基本的にいつも手持ち。
いつでも写真を撮れる状態にしておくこと。それがスナップ写真を撮るうえで大事なことでしょう。

何を撮っていいかわからない人へ

僕はスナップ写真を撮る時に写真を面白く魅せるための手段としてリフレクション・前ボケ・光と影・道をよく撮っています。

リフレクションはガラスや水たまりがあれば、比較的使いやすいのでオススメです。
写真も大味になってわかりやすいです。

前ボケは被写体をぼかすことによって、写真に面白さを出します。使い方は額縁構図を作り出したり、よぶんなものを写真から消すなどといったことがあります。
前ボケという名前の通りピントが合わないなどちょっとクセがあるので使うまでに抵抗がありました。

光と影は写真の基本ともいえる要素です。
綺麗な写真を撮るには光と影の扱いが必須になります。目で見ても綺麗でわかりやすいので、とにかく綺麗な光と影を探すのも良いです。

道は写真に奥行き感が出せます。
さらに、たくさんの人が使うものなのでドラマチックなことが起こりやすいのも道です。
横断歩道なんかは色々なことが起こるので面白いですよ。

東京都港区 お台場 2019/11/2
Sony α7II + FE 24-105mm F4 G OSS

前ボケと光を活かせられた写真です。
こういった写真はどこでも撮れるというわけではありませんが、見つけられた時の感動は大きいですね。
現地に行かないと発見できないものも多いので、とにかく出かけるということが大事です。

スナップ写真のテーマに困った時に見ると便利なまとめページを作成しましたので、何か撮るものないかな〜と迷った時は参考になれば幸いです。

どんなスナップ写真が良いのかわからないという人へ

良いスナップ写真とは何か?という話。
ひとまず箇条書きで良いなと思える条件を出してみました。

  • 決定的な瞬間を捉えた
  • 個性あふれる写真
  • 壮大な写真
  • 撮った時の雰囲気・空気感が伝わるような写真
  • 自分(他人)にとって大事な写真

文字だけだと抽象的すぎますね 笑

アンリ・カルティエ=ブレッソンの写真の良さについて考える

アンリ・カルティエ=ブレッソンというフランスの写真家がいます。20世紀初頭に生まれ、没したのは21世紀…とまぁつい最近までいた人物です。スナップ写真がメインですが、彼の写真は決定的瞬間だけではなくて、構図に特徴がありました。

まるで被写体をそのように並べたかのような幾何学的な構図で、リズムや秩序をもって画面が構成されていました。

アンリ・カルティエ=ブレッソンの画像検索

彼の写真はじっくり見ると、面白いという要素が出てきます。
パッと見だけではその要素には気づきにくいかもしれません。決定的瞬間・幾何学的な並び・相似した被写体・リズム感などに注目しながら見てみてください。

良い写真が撮れるようになるには?

僕は良い写真というものはとにかく撮りまくるのが一番良いと考えています。
RPGと同じで撮れば撮るほど経験値がたまって強くなっていきます。

撮影テクニックというのはRPGでいうところの魔法のようなもので、会得したらその魔法を使いまくることによって魔法レベルが上がり強くなっていきます。

撮った写真は大事に保管してください。
例えその時点では気に入ってなくても数年後に実はめっちゃ良いやんこの写真となることはあります。写真は資産です。良い写真はこれから先良い写真としてずっと紹介することができます。

  • 撮る(経験値をためる)
  • 撮影テクニックを会得(魔法を会得)
  • 自分にあった機材を使う(装備を整える)

この3点を繰り返すことによって良い写真が撮れるようになってきます。
個性も同じく撮ることを繰り返していることでじわじわ出てくるようになります。たぶん個性が出ていることに関しては自分では気付かないことが多く、人に言われることではじめて気付くのが多いでしょう。自分の場合は、個性と言われてもあまり実感がわくものではないです。

東京都荒川区 日暮里 夕焼けだんだん 2019/11/30
Sony α7II + FE 24-105mm F4 G OSS
個人的にはスナップ写真と風景の合いの子のような写真が好きです。

そうそう!良い写真は人によって変わります。例えばAさんが良いといった写真はBさんにとっては別に良いと思ってない場合があります。感性は人それぞれなので自分が良いと思った写真は良いと言ってしまって問題ないと思います。

田舎はスナップ写真が撮れるのかすらわからないという人へ

田舎でスナップ写真…

田舎といっても様々です。
山奥にある田舎、海の近くにある田舎、だたっぴろい平野の真ん中にある田舎など、地域によって様々な表情があります。

撮りやすい田舎
・海の近くにある田舎
・山奥にある田舎

撮りにくい田舎
・平野部にある田舎

僕個人としてはこのように感じています。
山奥や海の近くにある田舎はわりと撮りやすいです。特に海の近くにある漁師町などは情緒あるスナップ写真が撮れたりします。

反対に土地に起伏がなくひたすら平野が続く田舎は撮影しづらいです。日本の田舎風景というのはそれほど綺麗なものではなく、中途半端な人工物が目につきます。

田舎での被写体の探し方

身近で良いなと思うものを探す

都会に比べると単調でどうしても撮るものが少なくなる田舎。
通勤経路や自分がよく使う道沿いなどで気になるものを撮ってみましょう。ほぼ毎日見ているところであればその場所がもつ魅力に気付きやすいはず。

三重県多気町 東池上 2019/5/29
Sony α7II + FE 12-24mm F4 G

近くを通りがかった時に見つけた踏切。
夕焼けが綺麗な時間帯だったので車を停めてささっと撮影。人や電車はいませんが、良い雰囲気の写真が撮影できました。

身近でいいなと感じたものがあれば何回か通ってみると良いでしょう。
思いがけず良い光景に出会えるかもしれません。

スナップ写真を撮る時にオススメなカメラとレンズ

スナップ写真を撮る時にオススメな機材の紹介です。

スナップ写真の機材として適している要素は3つあります。

  • 軽い!!!
  • 小さい!!!
  • 電源を入れてからシャッターを切れるようになるまでが速い!!!

逆に画質はそれほど求められません。風景写真のように繊細な解像度もそれほど必要ではないです。

今はですねミラーレス一眼という超便利なものが出てきているので、カメラのオススメは圧倒的にミラーレス一眼です。従来のレフ機に比べると一回り小さくて軽いです。レンズも同じですね。望遠レンズでもミラーレス一眼のものはかなりコンパクトになっています。

また、ミラーレスは電子ファインダーの特徴を活かして撮影後の明るさや色味を撮る前からプレビューしてくれています。そのため直感的にカメラを操作することが可能になっています。

スナップ写真におすすめカメラ

SONY α6600

icon icon [SONY] α6600 icon

とにかくフォーカスがすごいです。
シャッターの半押しだけで動く被写体にフォーカスが自動追尾します。

さらに最高11コマ/秒の高速連写が可能なので、瞬間的なシーンを連続で捉えることも可能。
光学式5軸ボディ内手ブレ補正という強烈な手ぶれ補正もついています。

スナップに適したカメラでしょう。

SONY α7III

icon icon [SONY] α7III icon

ミラーレス一眼が本格的な撮影に使えると認知されるようになったのはα7IIIの貢献が大きいでしょう。

素早く正確にピントを合わせてくれますし、手ぶれ補正もがっちり効きます。
しかもスナップ写真の撮影には嬉しい「無振動・無音撮影(サイレントモード)」が搭載されています。
旧モデルα7IIにあった操作感やバッテリーが弱いなどといった欠点が大幅に改善されています。

スナップ写真に限らず、フルサイズミラーレス一眼として真っ先にオススメするカメラでもあります。

SONY RX-100VII

icon icon [SONY] RX-100VII icon

コンデジです。
ポケットにも入るのでスナップには最適。

AFの自動追尾や瞳フォーカスがついているだけでなく、最高約20コマ/秒の高速連写が可能。
さらに、画面タッチでシャッターが切れたりフォーカス位置を変えられるなどスマホのような操作感で撮影することができます。

また、24-200mm相当の広角〜望遠までをカバーしているため、様々な場所で色々な構図を作り出せるのが面白いですね。

もはやコンデジとは思えないレベルの性能がつまったカメラです。

RICOH GRIII

スナップといえばRICOHのGRシリーズはやっぱり人気。

とにかく電源を入れてからシャッターを切れるまでの時間が早いので、サクサク撮れます。
こんなにレスポンス良く撮れるのか?と驚くこと間違いないでしょう。

コンデジですが、APS-Cセンサーを搭載しておりミラーレス一眼と同等サイズです。

スナップ写真におすすめレンズ

スナップ写真におすすめなレンズはいくつかのパターンがあります。
まずオススメな画角のレンズは24・35・50・100・135mm(フルサイズ換算)のものです。人によって得意な焦点距離はまちまちですが、僕はこの5つの画角は使いやすいと思ってます。被写体や撮影場所との相性もあります。

巨大構造物を撮りたい場合は広角気味のほうが相性が良いですし、道を撮る場合は望遠気味のほうが相性が良いでしょう。ただし被写体は同じでも撮り方が違えば相性の良いレンズは変わります。
結局は自分の好みの画角を探すしかありませんが、先の5つの画角は比較的しっくり画面を作ることのできる画角だと思ってます。

SONY FE 24mm F1.4 GM 寄れてボケるって最高

icon icon [SONY] FE 24mm F1.4 GM icon

寄れてボケるって最高の要素です。
僕はわりとズームレンズばかり使うタイプだったのですが、FE 24mm F1.4 GMを使ってからは、このレンズばかりを使っています。

24mm相当という画角も使いやすいですね。
都会スナップでも田舎スナップでも使えるレンズです。

描写性能も非常に優れており、ボケも非常に綺麗です。F1.4ってめちゃくちゃボケるなと。
そして単焦点レンズのメリット、軽い。

SONY FE 24-105mm F4 G OSS 万能型なんでも撮れる優等生レンズ

icon icon [SONY] FE 24-105mm F4 G OSS icon

僕がソニーデビューをはたした時に一緒に来てくれたレンズです。
広角〜望遠までをカバーしているので、基本的になんでも撮れます。近寄れないところにも寄れるので写真のバリエーションが増えますね。

F4レンズですがフルサイズ用なのでそれなりにボケます。
欠点はやや重たいことです。ズームレンズの宿命かもしれません。

SONY FE 12-24mm F4 G 都会を撮るならめっちゃオススメ

icon icon [SONY] FE 12-24mm F4 G icon

ビルは山のように高さが1~100となるわけではなく、いきなり1が100になります。
そのため、高層ビルが多い都会では超広角レンズがあると、通常のレンズではできないような面白い切り取りができます。

12mmというのがミソで、14mmよりもさらに広い構図が作れるわけです。広角側の1mmというのはかなり差が出る世界です。

SONY E16mm F2.8 コスパ最高のレンズ

icon icon [SONY] E16mm F2.8 icon

APS-C用のレンズ。APS-Cの16mmはフルサイズ機でいうところの24mm相当の画角(35mm相当といわれてるやつです)になります。
この画角はスナップで使いやすいレンズです。

F2.8なのでわりと綺麗なボケが出ますが、人によってはちょっとボケが硬いイメージかも。
性能のわりに比較的安いレンズなので、コスパ重視の方にオススメです。

SONY E 16-55mm F2.8 G APS-C最強万能レンズ

icon icon [SONY] E 16-55mm F2.8 G icon

16-55mmというのは35mm換算で24-82.5mm相当の画角が得られます。広角から中望遠の画角ですね。
ズーム全域でF2.8を選べるのがポイントです。優れた性能をもったレンズといえるでしょう。
APS-CのズームレンズでよくあるF3.5-5.6というのは望遠するほど開放できなくなるので、暗いところでは撮りづらくなります。しかし、E 16-55mm F2.8 GであればどれだけズームしてもF2.8が使えるので比較的暗いところでも撮影しやすいです。

ちょっとお値段ははりますが、スナップだけに限らずオールジャンルで良い写真が撮れる万能優秀レンズです。

東京都豊島区 大塚 2019/12/1
Sony α7II + FE 24mm F1.4 GM
寄れてボケるって素晴らしい。

スナップ写真と肖像権のこと

肖像権(しょうぞうけん)とは、肖像(容姿やその画像など)に帰属される人権のことである。 大きく分けると人格権と財産権に分けられる。 プライバシーの一部として位置づけられるものであるが、マスメディアとの関係から肖像権に関する議論のみが独立して発展した経緯がある。

引用:Wikipedia 「肖像権」

肖像権とは人は許可なく無断で撮影されたり、撮影された写真を公表・利用されることがないように主張できる権利です。

勝手に人の写真を撮るな、というやつですね。

プライバシー権と同様に人格保護の目的もあります。
ただし最高裁に肖像権に近い解釈はあるものの法律として肖像権が記されたものはありません。

表現の自由(ひょうげんのじゆう、英: freedom of speech)とは、すべての見解を検閲されたり規制されることもなく表明する権利。 外部に向かって思想・意見・主張・感情などを表現したり、発表する自由。 個人におけるそうした自由だけでなく、報道・出版・放送・映画の(組織による)自由などを含む。

引用:Wikipedia 「表現の自由」

表現の自由とは、好きな時に、好きな場所で、好きな方法で、好きなことを言える権利です。
日本国憲法でも表現の自由は記載されており、認められた権利です。

社会的にも特別な保護として優越的な地位があると理解されています。

肖像権 vs 表現の自由 アメリカと日本の違い

アメリカでは表現の自由が肖像権に勝ったような判決が下されています。さすが自由の国アメリカといったところでしょうか。

けれども日本ではプライバシーの侵害などとして肖像権側の判決が下されています。
「撮影行為により私生活上の平穏の利益が害され、違法と評価されるものであれば、プライバシー侵害として不法行為」という基準がありそうです。

詳細はこちらのサイトにてわかりやすく解説されています。
写真家の表現の自由 vs 被写体のプライバシー

というわけでスナップ写真は楽しめますが、キャンディッド・フォトのような写真を撮るのはやや難しいといったところですかね。

日本では肖像権やプライバシーが重視される傾向。

無用なトラブルを避けるために

「撮影行為により私生活上の平穏の利益が害され、違法と評価されるものであれば、プライバシー侵害として不法行為」というようにプライバシーの尊重に重きを置いている日本。

トラブルを避けるために僕が心がけていることは

  • 個人を判別できないように撮る
  • 小汚い格好でスナップ写真撮影をしない
  • 通勤時間帯を避ける

個人を判別できないように撮る

個人を判別できないように撮ることを心がけています。
一番良いのは後ろ姿。個人判別できる要素は顔・髪型・服装・アクセサリーなどですが、顔が見えなくなるだけでだいぶカモフラージュできます。

正面から撮影した時など顔が写ってしまう場合はシルエットにする、遠くから撮って顔は見えるものの誰かわからないようにする(知っている人が見たらわかるかもぐらい)
顔が見えていても撮影日時や場所がわからない場合は意外と本人が見てもわからなかったり気づかなかったりします。

撮影日時や場所がわかっていると、もしかして自分がいるかもと探し出してわかることがあります。実は自分が撮られていたパターンで経験済みです 笑
写っているだけで何も問題なかったので見ただけですが。

小汚い格好でスナップ写真撮影をしない

人は見た目が100%というドラマもありましたが、トラブルも見た目が80%ぐらいは占めてるんじゃないですか?やっぱり見た目がもたらす印象ってあると思うんですよ。

無精髭やボロボロの服とか着てるとやっぱりあの人怪しそう、大丈夫かな?怖いという扱いをうけてしまいます。高くてオシャレな服を着ろというわけではありませんが、やはりちゃんと身だしなみを整えているほうが好印象です。

僕はたぶん田舎からはじめて都会に出てきた観光客という感じで見られてると思います。
大きいビルとか構造物を見ると未だに見上げたりしてしまうので。スナップの被写体がそういった人工物になることが多いのもそうさせているのでしょうけども。

通勤時間帯を避ける

通勤時間というのはほとんどの人が会社に向かっている最中です。
満員電車なんてただでさえ腹立たしい状態なのに会社に向かわなければならないという状態がそれに拍車をかけています。いわばめっちゃピリピリした状態なわけです。

そんな時に撮影なんてされたら怒り爆発なわけですよ。

駅でスナップをする時は特に注意しなければなりません。
例え同じ人でも心に余裕がある時とない時では対応がずいぶん変わります。

自分がされて嫌なことはしない

自分がされて嫌なことは他の人がされても嫌です。自分がされたら嫌なのでその気分はわかりやすいと思います。
一方で自分がされても嫌じゃないから他の人がされても嫌だろうというのは通じないこともあるので注意が必要です。

基本的に知らない人の撮影というものは好まれるものではありません。
どのように使われるかわからないですし。写される側は好ましい状態ではないかもしれません。そういったことを考えておくと無用なトラブルを避けられるようになるでしょう。

とはいっても人の顔が写っている写真っておもしろいんですよ。ありのままの情景を切り取られていて空気感が伝わるので。
人の顔が写っている写真は至近距離で撮ったものではなく少し離れて風景と一緒に切り取っていることが多いです。僕がそういう写真を撮る時は、こういう時があったんだなという記録的な意味合いが強いです。インターネットには公開せず、自分で保管するためや個展で展示するための写真集には加えたりしています。

何十年かして歴史的な価値が出てきた時に出せればいいかなと思ってます。

大阪府大阪市 梅田 2019/11/9
Sony α7II + FE 24-105mm F4 G OSS
赤色がいっぱいあって面白かったので撮影しました。

スナップ写真のおすすめ撮影スポット

東京

スナップ写真を撮る場所としてオススメであり人気なのはやはり「東京」です。
大阪、名古屋をはるかに超える圧倒的な都市規模ということもあり、撮影場所、被写体、シャッターチャンスが桁違いに多いです。

東京の中でも丸の内・銀座・渋谷・新宿・池袋などといった都心・副都心はスナップ写真が撮りやすいですね。それぞれの街で違った表情が見られるのも東京スナップ写真のおもしろいところでしょう。

東京の撮影スポットはこのブログ内でもまとめているので、ご参考になればと思います。
東京だけでなく、丸の内・銀座・渋谷・新宿・池袋・品川・上野などそれぞれの街の撮影スポットもまとめているので、そちらも合わせてご覧ください。

大阪

大きな都市はスナップ写真が撮りやすいですね。
大阪は日本で2番目に規模が大きいです。

梅田はやはりスナップ写真が撮りやすいです。大阪駅やその周辺は栄えていてたくさんの人や建物があるので、被写体やシャッターチャンスが多いです。
秋冬にかけての夕方ごろが特にオススメ。

難波・心斎橋など大阪ミナミエリアもスナップ写真が撮りやすいです。
梅田や中之島がある大阪キタエリアとは違って細い路地が多くて情緒あるスナップ写真が撮れる感じですね。その他は鶴橋や京橋などといったところもあります。

ちょっとまだ大阪は撮り歩いていないエリアが多いので、今後開拓のしがいがありそうです。

名古屋

僕は三重県に住んでいるので、お隣である愛知県には比較的行きやすいです。
愛知県といえば名古屋ですが、やはり大都市なのでスナップ写真は撮りやすいです。

名古屋駅周りである名駅はスナップ写真が撮りやすいです。
名駅エリアは近年再開発がかなり進んでいます。2025年にはリニア中央新幹線が開通予定なので、それに向けてさらに再開発は進んでいくでしょう。

再開発が進んでいる現在は工事現場と合わせたスナップ写真。開発完了後は新たな街の風景が誕生するので、それに合わせたスナップ写真が撮れるようになるでしょう。

その他オススメのスナップ写真 撮影スポット

比較的大きな都市がスナップ写真撮影に向いています。
もちろんそれ以外の都市でもスナップ写真が楽しめる場所はあります。

箇条書きで今までスナップが楽しいと感じた場所をいくつか紹介します。

  • 京都 先斗町(京都)
  • 京都 二年坂・三年坂(京都)
  • 瀬戸(愛知)
  • 常滑(愛知)
  • 横浜 みなとみらい・元町・中華街(神奈川)
  • 横浜 桜木町(神奈川)
  • 尾道(広島)
  • 伊勢(三重)

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