こんにちは、Yutoです。
6月(英:June)は水無月といい30日あります。
唯一祝日のない月ですが、写真を撮影する時期としてはとても魅力的な月だったりします。
気候もそれほど暑くなく、天気もよく変わるので朝焼け・夕焼け・虹など色々な自然現象が撮りやすいのもこの時期です。
アジサイ
6月の花といえばアジサイが代表格といえるでしょう。
この日は晴れだったので明るい感じのアジサイにしてみました。
露出調整が面白い花で、ハイキーで撮ってもローキーで撮ってもそれぞれ違う良さが出てくれます。
ゆり
ゆりは上品。とにかく上品。The高嶺の花。
僕は特に白いゆりが好きです。
掲載しているのは夕焼けとの組み合わせで撮ったゆりです。
一回白い壁バックに白いゆりをうまい具合に撮ってみたいです。
撮影地である舞洲ゆり園は2018年の塩害により、ゆりが被害を受けたようで2019年からは大阪まいしまフラワーパークとしてネモフィラの名所に生まれ変わりました。
ゆりの名所は、ゆりの里公園 ユリーム春江(福井県)・ところざわゆり園(埼玉県)・可睡ゆりの園(静岡県)などといったところがあります。
花菖蒲
アジサイとほとんど同じ時期に咲いてくる花です。
花菖蒲は日光や強い雨に弱いデリケートなので撮影にいくタイミングが重要な花と言えます。
雨
梅雨はジメジメして鬱陶しい時期ではあるのですが、雨の写真というのはなかなか奥が深く、撮りがいがあります。
雨を写すコツとしては背景が濃い色であるということ。雨自体は透明なので背景が明るいと写りにくいのです。また、シャッター速度を速く切るか遅く切るかで雨が点として写るか線として写るか変わります。
川沿いの森
6月は湿度が高いので、川の近くに行くと霧が発生していることがあります。
この写真は雨が降っている日ということもあって湿度が高く、水面近くに霧が出ていました。
緑の深さと霧が出ている様子は梅雨ならではの雰囲気が出ました。
朝焼け・夕焼け
6月の梅雨前後は劇的な朝焼け・夕焼けを引き起こすことが多いです。
大気が不安定な状態が続き、空ではたえず雲がわいたり消えたりするため、太陽がのぼってくる直前や沈んだ直後に雲が赤く染め上げられることが多いです。
薄曇りでも、劇的な焼けが見れる可能性があるので、日の出直前や日没直後はカメラを持ってスタンバイしていると幸せになれるかもしれません。
滝
木々や苔の緑が深くなり水量も増える6月は滝を撮る絶好のタイミングです。
水が増えた滝は迫力が出ますし、背景が緑で綺麗になるので、写真の仕上がりが上品になります。
天の川
春は夜中にならないと見れなかった天の河ですが、6月に入るとだいぶ早い時間から天の河を見ることができます。
撮影のポイントとしては環境が暗ければ暗いほど良いといえます。
したがって月明かりや街明かりがあると天の河が綺麗に写ることは困難になってきます。
ちなみに月齢は以下の通り!
赤富士
6月になると富士山の雪がほとんど融けて山肌がむき出しになります。
その時に朝陽や夕陽が当たって富士山が赤く染まっている様を赤富士(あかふじ)というそうです。
ちなみに雪が積もっている状態で同じような状況のことを紅富士(あかふじ・べにふじ)といいます。
おわりに
以上、被写体となるものが多い6月でした。
天気が変わりやすく雨が降りがちなので、ひきこもり気味になりやすい季節ではありますが、アジサイや森の中、蛍は天候にあまり左右されない被写体です。