花の撮り方:あじさい 晴れ・曇り・雨 天候別の撮り方を紹介

こんにちは、Yutoです。

あじさいは6月〜7月にかけて各地で見頃を迎えます。
雨が多く、じめじめした季節ですが、紫や青、白、様々な色でしっとりとした空間にポッとアクセントになってくれる花です。
清涼感のある色なのも良いですね。

曇り・雨の日が撮影にオススメ

強い影が落ちない

Nikon D750 + AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VR II

雨や曇りの日は太陽光が直接アジサイに当たらないので、強い影が落ちず、アジサイ本来のディティールや色合いがはっきりと出ます。
逆に太陽光が直接当たると花びらがギラギラしてしまうので、そんなことが起きずに光が安定している曇りや雨の日はアジサイの写真が撮りやすいのです。

雨の日のアジサイはしっとりしていて特にオススメ

Nikon D750 + AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR

雨の日になるとアジサイの色は生き生きしてきます。
これは豊富な水分がアジサイを潤わしているからでしょう。
また、アジサイについた水滴も雨の日ならではの魅力です。

空を写さずに撮る

三重県津市 かざはやの里〜かっぱのふるさと〜
Sony α7II + FE 24-105mm F4 G OSS

曇りや雨の日は空は基本的に白くなってしまうので絵にすることは難しいです。
そのため、空を入れずに撮ることが基本となってきます。

それでも晴れの日に撮りたい

日陰にあるアジサイが撮りやすい

Sony α7II + FE 24-105mm F4 G OSS

晴れの日でも日陰にあるアジサイは影が落ちたり光が乱反射したりすることはなく、落ち着いた光で撮ることができます。

スポットライトを探す

Sony α7II + FE 24-105mm F4 G OSS

スポットライトは被写体をまるでスタジオで撮ったかのように浮かび上がらせる効果があります。
ちょっと木がしげっている場所や建物の影との隙間などスポットライト効果を得ているアジサイは意外とたくさんあるので、ぜひ探してみてください。

青空と一緒に撮る

Nikon D750 + AF-S NIKKOR 16-35mm f/4G ED VR

風景として撮るならやっぱり晴れの日は良いです。
空が綺麗だからです。
空を入れる時は順光で撮ると青空の色がはっきり出ます。
大正義 順光マン。

ピント位置は一番手前にする

Nikon D750 + TAMRON SP AF 90mm F2.8 Di Macro 1:1 272Nll

あじさいはたくさんのガクがあり、1つ1つのガクも大きいのでピント位置に迷いますが、基本的に一番手前のガクにピントを合わせればOKです。
この記事書いている時に調べて知ったんですが、花びらだと思っている部分はガクというそうです。アジサイの花びらは真ん中にある小さなツブツブみたいなものなんだそうです。

奥行きの出しかた

視線の誘導

Nikon D750 + AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR

視線の誘導を使って、手前から奥へ広がっていることを見せます。
手前のアジサイから純粋に奥へいくルートと、もう1つは森のほうへ視線をやっても森の流れに沿っていくとまた奥のアジサイに行くような視線誘導です。
また、縦構図で撮ると奥行きが出しやすいです。

前ボケを使う

Nikon D750 + AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR

前ボケを使うことによってアジサイの群生に奥行きを出すことができます。
少しディティールがわかるぐらいのボケが奥行きを出すのにちょうど良いかなと思います。

アジサイの名所

関西地方

東海地方

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