こんにちは、Yutoです。
写真を撮って生活しています。
山手線の沿線を散歩して見つけた撮影スポットを紹介していきます。
記事タイトル通り、山手線一周ウォークをしたこともあるのですが、その時に立ち寄れそうな撮影スポットを紹介しています。
意外と歩いてみると面白い山手沿線。
途中にレストランやカフェがあって誘惑も多いです。
個人的には商店街も結構誘惑だらけでやばい。
あと最近知ったんですが、下戸には居酒屋よりもHUBのほうが良かったです。
自分のペースで飲めるし、会計は注文の都度払うのでめちゃくちゃ安い。HUBってめちゃくちゃ飲む人が行くもんだと思っていましたが、実はその逆だったかもしれない説すらあります。
前置きが長くなったのでそろそろ紹介していきますね。
徒歩で歩く目安時間を知っておこう
山手線で1分かかるところはブラブラ散歩しながら行くとおおよそ40〜50分かかると考えておくと良いでしょう。
電車所要時間×40〜50=徒歩所要時間 です。
試験に出ます。覚えておいてください。
▪️山手線散歩をリタイアする時は?
「もうマヂ無理… ゃまのてせん歩き疲れた。 ちょぉ楽しかったのに」
リタイアする時は最寄り駅が近くにあるはずです。山手線以外にも他のJR、私鉄、地下鉄などが網目を縫うように走っているのでいつでもリタイア可能なので安心して山手線散歩に出かけましょう。
夏は本当にキツいです。冗談抜きで無理は禁物です。
逆に冬は意外といけます。
山手線マップ
ざっくりと山手線沿線のマップを置いておきます。
駅と駅の位置関係や外回りと内回りの方向とか、地味に迷う要素だけを載せています。
山手線の沿線のざっくりとした特徴まとめ
東京〜大崎
東京都心です。
ずっと大きなビルが続いているエリアです。高さこそ大阪や名古屋のビルと変わりませんが、ビル群がずっと続いてるのが日本一、むしろ世界でもトップクラスの大都市ならではですね。
撮るものも多く、個人的に最も好きなエリアです。
五反田〜恵比寿
残念ながら、東京に住んでいた時期もこのエリアはあんまり訪れなかったです。
魅力的なものはたくさんあるのですが、生活圏から離れていたというのが大きいです。
あ!目黒川の桜や恵比寿ガーデンプレイスは春・冬に時々行ってました。
渋谷〜新宿
渋谷と新宿は撮れるものが多いです。
特に新宿はよく行ってました。2つの街で撮れるものが全く違うというのも面白いです。
東京は街によって表情が違うところが魅力です。
新大久保〜目白
撮影としては訪れたことはほとんどないです。
住宅街が広がっているので、撮るものも都心部に比べると少ないです。
池袋〜巣鴨
このエリアは意外と撮れるものが多いんですよ。
新宿や渋谷とはまた違った池袋界隈独特の雰囲気になります。
山手線の北側は基本的にレトロなゾーンという認識です。
駒込〜鶯谷
山手線の北側は住宅街が広がっていて、撮影で来ることは滅多にありません。
駒込はレトロな商店街が広がっています。また、日暮里は谷根千などの下町が広がっているので、ちょこちょこ撮影に行ったエリアです。
上野〜神田
このあたりは生活圏からも近かったので、しょっちゅう行っていましたね。
アメ横は散歩コースにもなっていましたが、近すぎてあまりカメラは持っていかなかったです 笑
一駅ごとに大きく表情が変わっていくエリアなので歩いているだけで楽しいエリアでした。
山手線一周ウォークで見つけた撮影スポットや写真
東京駅
東京駅駅舎
まずはスタートの東京駅から。
東京駅の駅舎がすでにフォトジェニックってすごい話ですよ。
1914年(大正三年)に開業した駅です。
第二次世界大戦中にアメリカ軍の空襲を受け、一部崩壊したものの、当時の駅舎が今も残っています。
大正浪漫を100年以上たった現代に伝えている貴重な建物です。
丸の内
東京駅と皇居の間のエリアは丸の内と呼ばれ、高層ビルがひしめきあう区画が広がっています。
整然と並んだビル群はとても迫力があります。
有楽町
OIOI
有楽町駅前にある広場にOIOIがあります。
東京のビルはなんてことのないビルに見えても、案外フォトジェニックなものが多いです。
良い意味で油断も隙も無い東京の街です。
東京国際フォーラム
東京国際フォーラムの内部は吹き抜けになっています。
まるで船の構造を見ているかのような造りになっているのが特徴。
建物の至るところにガラスが使われています。
ガラスと白く塗られている鉄骨との共演は、近未来のイメージを感じられます。
銀座
銀座は日本一高級な繁華街ともいわれています。
そのぶん建物にもお金がかかっているため、豪華な作りのものや独特の形状の建物が多いです。
新橋
新橋駅
前ボケを使って撮影しました。
パターン化されたものを前ボケに使っているので、テクスチャのようになっているのが面白かったです。
わりと分厚いものでもレンズを近づけてしまえば、こんな感じで前ボケになったりするので色々試してみる価値はありそうです。
浜松町
高架線の下
浜松町駅の近くにある高架線をくぐるトンネルです。
オレンジ色のライトが独特の雰囲気を出しています。雨が降った後だったのでトンネルの中に水たまりができており、天井が反射していて綺麗でした。出口付近に人がいるのも写真的に幸運でした。
ドラマの撮影で時々使われている場所らしく、テレビを見ていると時々このトンネルが登場します。
浜松町駅前
浜松町駅から世界貿易センタービル方面に出ると、写真の風景が広がっています。
ビル群の奥に半分ぐらい東京タワーが顔を出しています。
増上寺
増上寺は上で紹介した写真の通りをまっすぐ進んでいくとあります。
ものすごく天気の良い日に行った増上寺。空の青と東京タワーの赤の対比がとても綺麗でした。
田町
高層マンション
高層マンションと下町の組み合わせが都会らしくて良いですね。
田町はオフィス街としての顔もあります。
品川
品川インターシティ
品川に行くと、いつも行くのが品川インターシティです。
何度も通った場所ですが、行くたびに新しい発見があるので飽きがこないですね。
僕が都市風景・スナップを撮るきっかけにもなった場所です。
北品川
品川はリフレクションを使って、アート的な写真を撮れるところが多いです。
こんなものがリフレクションするの?っていうものもあったりするので、気になるものがあればカメラを近づけてみると面白い写真が撮れるかもしれません。
高輪ゲートウェイ
丘の上
小高い丘の上から撮影しました。
低層の建物が下に広がる中、背景はビルで埋め尽くされるという東京ならではの1枚です。
御殿山庭園
まさか山手線一周ウォーク中に滝の撮影を楽しめるところがあるとは思いませんでした 笑
近くには原美術館やミャンマー大使館など色々な施設があります。
大崎
大崎駅
大崎駅の近くで撮影しました。
壁一面が輝いています。エスカレーターをちょっとだけ入れてアクセントにしました。
五反田
あれ??掲載できそうな写真がない…。
東京都庭園美術館や池田山公園などが近くにあります。
目黒
目黒新橋
目黒駅から西に行ったところにある目黒川は春になると両岸に桜が咲き誇ります。
都内でも屈指の桜スポット「中目黒の桜」と同じ川沿いですね。ちなみに徒歩で20〜30分程度進むと中目黒に到着します。
ちなみにホテル雅叙園東京 有形文化財「百段階段」というものが近くにあります。毎年SNSで話題になる人気スポットです。
恵比寿
恵比寿駅
恵比寿駅から恵比寿ガーデンプレイスに向かう途中にある動く歩道です。
背面に窓があるので、窓の明るさに合わせた露出でシャッターを切ると、手前は全てシルエットになります。
恵比寿南
東京で街撮りをしやすい理由の1つは、歩行者メインの道路が多いことです。
地方都市だと道路はほとんど車メインなので、真ん中で撮影しようものなら跳ねられてしまうわけですよ。
もう1つは階段が多いので視点の上下が多く、写真のバリエーションが増えるところですね。
他にも色々あるのですが、先ほど紹介した2つの理由も東京の街撮りがしやすい要素です。
渋谷
渋谷駅
スローシャッターで撮影したことにより、人の動きが表現できました。
背景の絵柄がインパクトありますね。
写真ならではの魅力ですね。
原宿
竹下通り
竹下通りは原宿駅の目の前にあります。雨の日の来ると皆傘をさしているので、通りは傘で埋め尽くされるというものすごい状態になります。
平日・休日とわずにこの人混みになるのはすごいですね。さっきからすごいとしか言ってないですが、すごいところです。
裏路地
原宿の裏路地で撮影しました。
高級車が1台いて絵になります。FUGAかな。ハイブリッド車に試乗したことがありますが、60kmぐらいまでモーターだけで駆動していたのに驚いたことが記憶に残ってます。
明治神宮
毎年、三が日の参拝客は300万人をこえるそうです。パワースポットとして人気の観光地にもなっていますね。
この写真を撮影した日は湿度が高く、外の空気がもやもやしていました。
太陽が当たるとうっすらと光芒も出ており、幻想的でした。
代々木
代々木公園
原宿駅や小田急の代々木八幡駅からのアクセスが良く、多くのイベント会場として使用されています。
紅葉が綺麗な公園で、特にイチョウはあたり一面が黄色くなって秋らしい風景が広がります。
平日の朝に行ってみるとしっとりしたイチョウとイチョウ絨毯が気持ちよかったです。
新宿御苑
新宿御苑はかなり広いです。
桜の名所としても知られていますが、1年を通して様々な草花を楽しめます。
新宿
東京都庁
東京都庁の真下に行って撮影しました。
レンズは真上を向けていますが、ビルが高いのでまるで道が続いているかのように見えます。上から光が入ってきているので光のグラデーションが綺麗に出ました。
山手線流し撮り
新宿では山手線の流し撮りができます。
120mmの望遠で流し撮りして全くブレなかったというのが奇跡的です。
撮影したのは2015年の3月です。もうずいぶん昔の撮影になりますが、未だにこれよりお気に入りの流し撮り写真は滅多に撮れないです。
参考までに撮影設定は「焦点距離:120mm SS:1/20s F:4.5 ISO:100」です。
新大久保
新大久保は電車の中から見た、新大久保駅前の交差点がわりと好きなんですよ。
そういえば新大久保に撮りにいくぞと意識して撮りにいったことはないかも…。ウォールアートがあるらしいです。
高田馬場
アトムの壁画
山手線の高田馬場駅は鉄腕アトムのテーマソングが流れるのですが、駅の下の道にも鉄腕アトムの壁画があります。
高架下は殺伐とした雰囲気になっていることが多いですが、壁画があることで和やかな雰囲気になっています。
目白
歩道橋
目白は基本的に高級住宅街が広がっているエリアです。
高田馬場駅とのちょうど中間地点ぐらいに切手博物館があります。
池袋
老舗メガネ博物館
池袋の東側に、老舗メガネ博物館というところがあります。
壁一面にメガネがかけられています。ただただ街中にちょこんとある場所なので、なかなか気づかない場所です。
池袋駅
影と影の隙間に人影がうまく入り込んだのでとっさに撮った1枚です。
東京は何気ない場所でも思いがけず良い写真が撮れることが多いので、どこを歩いていても良い意味で油断ができませんね。
大塚
都電荒川線
大塚駅は都電荒川線が発着する駅でもあります。
この都電荒川線が結構絵になるので、被写体としてもオススメ。山手線一周ウォークと合わせて都電荒川線ウォークもおすすめです。
大塚の商店街
大塚の魅力は、ちょっと薄暗い雰囲気の商店街です。
山手線沿線の中ではマイナーで、鶯谷・五反田・新大久保と並ぶディープ東京なイメージを勝手に持ってますが、路面電車やレトロな街並みは魅力的です。
巣鴨
巣鴨地蔵通商店街
巣鴨地蔵通商店街はテレビのインタビューでもよく出てくるところなので、知っている方も多いのではないでしょうか。とげぬき地蔵でも有名なところですね。
別名、おばあちゃんの原宿とも呼ばれています。
実際に行ってみると、たしかに高齢者の方も多かったですが、若い人も結構見かけました。
わりと喧騒な場所が多い東京では、穏やかな時間が流れている巣鴨は、心が落ち着くこともあって人気が出てきたのでしょうか。
あ、ちなみに巣鴨駅からすぐのところにスーパー「LIFE」があるので、時々お弁当を買って帰ることがありました。
駒込
第二中里踏切
山手線に唯一残っている踏切です。
もしかするとこの踏切は近年中になくなる可能性があります。
なくなるかもしれない理由となっているのは1時間中40分以上遮断機が閉まっている、開かずの踏切だということです。
六義園
六義園といえば一本桜のライトアップがめちゃくちゃ人気で、シーズンになるとものすごい行列ができます。
こちらの写真は紅葉の時期に撮ったものです。
桜に比べると、人が少なく比較的ゆっくりと紅葉を楽しむことができます。
田端
立体交差
田端は住宅街がメインのエリアです。
歩いていると地上と地下が同時に見られる場所がありました。
パッと見、なんてことない場所ですが、よく考えてみるとありそうでなさそうな場所です。
田端駅
田端駅は時々、山手線と京浜東北線の全線に車両が来る時があります。
東京の鉄道網ならではの光景ですね。
西日暮里
西日暮里駅
西日暮里駅は道路をまたいでホームが続いています。
写真は駅近くにある歩道橋の上から撮影したものです。
日暮里
下御隠殿橋(しもごいんでんばし)
日暮里駅の北改札口を出てすぐのところにある陸橋です。
日暮里の東西を連絡する橋でもあります。
写真に写っている電車は15枚ぐらいの写真を合成したものです。1本の路線だけまったく電車が走らなかったので諦めました😇
夕焼けだんだん
日暮里は谷根千の最寄駅です。
下町情緒あふれるエリアで、味わいのある写真が撮れます。
夕焼けだんだんは日暮里駅の北改札口から西側に向かって徒歩5分ぐらいの場所にあります。
鶯谷
鶯谷駅南口付近
鶯谷駅の南改札口を出ると陸橋があります。
上からは電車がよく見えます。寝台列車が通る時はカメラを構えた人もいるそうで、鉄道撮影ポイントとして人気があるようです。
上野
上野駅
霧が出ていた日の朝です。
太陽が低いうちは、全体がもやもやした感じでしたが、太陽が高くなってくると光芒が出てきました。
光芒というと森の中とか、滝の近くというイメージがありますが、都会でも光芒が楽しめるのかと新しい発見があった日の写真です。
浅草通
上野駅を出てすぐのところにある浅草通。
一直線になっていて非常に抜けの良い道路です。
俯瞰で眺められる通りです。霧が出ている日に行ってみると映画のワンシーンのような写真が撮れました。
上野公園
朝の上野公園に行くと、はっきりした光芒が出ていました。
その光芒の中に人がいて神々しかったのを覚えています。
都内の公園でも光芒は出るので、湿度の高い日は撮影チャンスです。
御徒町
商店街
御徒町はアメ横をはじめ、ルビーストリート、サファイアストリートなど、様々な商店街があります。
写真は色合いが綺麗だったので思わず撮影してしまったお店です。
茶色ベースに赤や緑などアクセントカラーが散りばめられていて綺麗でした。
秋葉原
夜景
秋葉原の夜景はとびっきり明るいです。
さすが電気街ですね!
基本的に都市夜景はビル窓から漏れる光や看板のネオンぐらいが輝いていますが、秋葉原の夜景はビルの壁一面が輝いているものも多いので、とにかく明るいです。
店の前を歩くと昼間のような明るさの場所もあります。
タクシータクシータクシー
俯瞰できる場所は、アート的な構図の写真が撮りやすいです。
もっと真俯瞰で撮れるところだとさらに良いですね。
神田万世橋
秋葉原から神田に向かう途中に神田川を渡ります。
その時に赤レンガの建物があると思うのですが、その中に入ってみるとめちゃくちゃオシャレな空間が広がっていてビックリしました。神田万世橋と呼ばれるところです。服屋や飲食店が多いですが、一部はフリースペースにもなっているのかな?個人的にはこの場所はすごく気に入っています。
神田
看板
神田といえば飲屋街です。
いたるところに雑居ビルがあり、大量の看板が目に止まりました。
写真に撮ってみるとカラフルで綺麗です。香港やマカオなどわりとアジア系の都市はネオンが輝いているイメージが強いですね。
高架下
高架下は光のグラデーションが綺麗なので、好きな撮影スポットです。
神田の高架下には縦式の信号がありました。
高架下は光が片側光線になるので、ポートレートにも向いていますね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
山手線の近くだけで、かなり撮影を楽しむことができます。
記事中の写真は何回にもわけて行って撮影しているので、1度の山手線一周ウォークで全ての写真とにたような条件で撮るのは難しいですが、こんな写真も撮れるのかと参考になればと思います。
山手線一周ウォークは3〜4回にわけて行うと、急がずにゆっくりまわれるでしょう。
1回で回りきろうとすると、なかなかの距離があるので、かなり足早の強行軍になってしまいます。
この記事では山手線の近くの撮影スポットのみを紹介しているだけなので、もう少し離れた場所にある撮影スポットは別記事で紹介しています。
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それでは、また。