こんにちは、Yutoです。
- 初心者でもかんたんに撮れる撮影スポットってどこ
- 梅や桜の撮影スポットはあるけどその他の季節はなにがあるの?
- いつでも楽しめる撮影スポットはあるの?
- 季節の被写体を綺麗に撮りたい
という人のための記事です。
三重県は気候が安定しているので、風景がちょっと穏やかなイメージがあります。
綺麗な場所が多いのですが、切り取りが難しい。
そう感じている人が多いと思います。
実際、僕自身もそうでした。
今回はそんな悩みを解決するために、三重県で初心者でも良い写真が撮りやすい撮影スポットを紹介します。
ちなみに三重県で写真を撮る時のコツは
- 天気や見頃が写真の出来栄えの7割を決定します
記事の後半で詳しく解説しますので、興味のある方はそちらもお読みください。
初心者向け以外の撮影スポットもまとめている記事もありますので、もっと撮影スポットを知りたいという方はこちらの記事もご覧ください。
季節ごとにオススメの撮影スポットを紹介します。
春
笠松河津桜ロード(松阪市)
農業用水の脇に300本ほどの河津桜が咲いています。
2020年3月3日の撮影です。
河津桜は葉っぱが先に出てきて、あとから桜が咲いてきます。
花が散ってから葉が出てくるソメイヨシノと反対ですね。
- 満開
- 晴れの日
- 風がない日
- 順光で撮ると色がはっきり出る
河津桜は満開だと綺麗なピンクが一面に広がります。
晴れの日で順光であれば、河津桜のピンクと青空の青をはっきりと出すことができるでしょう。
また、風がなければ水面が穏やかになり、河津桜リフレクションします。
駐車場の付近にはトイレも併設されています。
車を降りたすぐの場所から河津桜は咲いています。
コンビニ等が徒歩圏内にないので飲み物は事前に確保しておいたほうが良いです。
鈴鹿の森庭園(鈴鹿市)
2014年に開園しました。
200本ほどのしだれ梅が織りなす絶景を堪能できます。
期間限定で公開されている場所です。
入場料は1,700円。
年や見頃によって価格変動します。
- 満開から少しして花びらが地面に落ち始めた時
- 晴れの日
- 風がない日
満開になっただけだと、地面の茶色がよく見えるので、花びらが少し落ちて地面がピンクになるタイミングを狙うと良いです。
2018年3月18日の撮影です。
例年、3月の20日前後が良いタイミングであることが多いです。
晴れの日であればしだれ梅のピンク色がはっきりと出ます。
風のない日が梅が揺れないので撮影しやすいです。
鈴鹿の森庭園周辺にはいくつか駐車場があります。
満開のころは大変な賑わいで、一番近い駐車場には停められないことも多々あります。
トイレは庭園入口付近と庭園内にあります。
軽また、食を食べられるところも庭園内にあります。
いなべ梅林公園(いなべ市)
梅林を俯瞰で眺められる絶景スポット。
もちろん梅林内も散策できるので、俯瞰を堪能したあとは梅林内も歩いてみてください。
入場料は500円です。
- 満開
- 晴れの日
例年3月の20日前後が見頃であることが多いです。
鈴鹿の森庭園と同じ時期が見頃なのでセットで行く人が多いです。
俯瞰ポイントは基本的には固定された構図です。
そのため、撮影時の気象条件を第一に考えましょう。
梅林公園の入口付近に広い駐車場があります。
駐車場が広いので、混雑はするものの停められないということはありません。
石名原のミツマタ(津市)
森の中にミツマタが広がっています。
まるで黄金の絨毯のような豪華な景色です。
群生地は毎年少しずつ広がっているそうです。
- 薄曇り
- 満開
2020年3月24日の撮影です。
例年3月下旬ぐらいが見頃です。
天気は薄曇りが良いです。
晴れだと光が直接入ってきて森の中がぎらつきすぎてしまいます。
薄曇りだと雲がちょうど良いフィルターとなり柔らかい光が森の中にさしこみます。
駐車場はグーグルマップのピンが立っている「伊勢地地域住民センター」というところです。
「三重県津市美杉町石名原1681」が住所です。
竹原薄墨桜公園(津市)
一本桜になっています。
白くて淡い色の花が特徴的です。
すぐそばに茶畑があるのですが、私有地であるため立ち入りはしないようにしましょう。
- 晴れ
- 満開
2020年3月24日の撮影です。
例年3月下旬ぐらいが見頃です。
近くにある石名原のミツマタと同じぐらいの見頃なのでセットで行く人が多いです。
天気は晴れであれば青空バックで桜を撮れるでしょう。
写真は午後の撮影です。
駐車場は踏切の手前に用意されています。
そこから公園までは歩いていきましょう。
道が狭く、地元優先の道路となっています。
さくらの里公園(大台町)
三瀬谷ダムの上流にある公園です。
ダム湖のほとりに桜の木が植えられていて、見頃の時期の早朝は幻想的な桜の写真が撮れます。
- 早朝
- 晴れ
- 満開
2019年4月7日の撮影です。
例年4月上旬〜中旬ぐらいが見頃です。
天気は晴れで早朝の光で撮るのがオススメです。
桜のみに光が当たっている時間帯が良いです。
時間が経ち、日が高くなると後ろの山にも光が当たり始めます。
それまでは背景が締まった写真が撮れます。
さくらの里公園には駐車場が用意されています。
撮影場所は駐車場から北側にある橋を渡ったところです。
三多気の桜(津市)
棚田に沿って桜が植えられています。
まさに日本の原風景。
三重県の桜撮影スポットとしてはもっとも撮りやすいところでもあります。
- 晴れ
- 早朝
- 満開
- 風がない
2016年4月12日の撮影です。
早朝のコントラストがあっさりした時間帯が良いです。
山の中なので日の出時刻から30分ほど遅れて日がさしてきます。
例年4月中旬ぐらいが見頃です。
天気は晴れだと桜に光が当たった時の色味と青空が水田へ反射しているのが綺麗です。
駐車場から600mほど山道を歩いていきます。
舗装された道路なのでスニーカーで問題ないです。
撮影ポイントは草地になっています。
雨が降った後はどろどろになっているので、汚れてもいい格好でいきましょう。
丸山千枚田(熊野市)
日本最大級の棚田です。
現役で使われている田んぼが多いのも丸山千枚田の特徴といえるでしょう。
春は水を張った田んぼ、夏は実った稲など季節によって異なる表情を見せてくれます。
- 晴れ
- 午後
2016年4月17日の撮影です。
例年、平野部で桜が散った後ぐらいからゴールデンウィークぐらいまでが水が張られています。
天気は晴れであれば青空の色が水田に反射するので綺麗です。
駐車場は数台分あります。
県道40号線から入る熊野古道「通り峠」というところを登っていくと撮影ポイントにつきます。
通り峠の入口近くには看板があるので、見落とさないように探しましょう。
駐車場から通り峠入口までは1kmほど歩いたところに登山道があります。
そこからさらに山をのぼっていきます。
道中、自販機等はないので、飲み物は必ず持っていってください。
夏
伊勢神宮(伊勢市)
日本の神社の中でも最も格式が高いとされています。
厳かな雰囲気です。
- 雨
- 早朝か夕方
2016年6月7日の撮影です。
天気は雨の日にするとしっとりした雰囲気が出るでしょう。
雨が多い6〜7月ぐらいの撮影がオススメです。
伊勢神宮の駐車場は1時間までは無料です。
1〜2時間までは500円。
伊勢神宮の駐車場は複数ありますが、早朝であれば入口にもっとも近い駐車場に停めることができるでしょう。
赤目四十八滝(名張市)
赤目四十八滝はたくさんの滝があります。
その中でも撮影に向いているのは赤目五大瀑布と呼ばれる5つの滝です。
その中でも千手滝・布曳滝・荷担滝・琵琶滝は撮影しやすいです。
千手滝・布曳滝は入口から徒歩15分程度で到着します。
その二つの滝は近いです。
一方で荷担滝は徒歩70分、琵琶滝は80分かかります。
琵琶滝まで行くのであれば、往復で3〜4時間ほどの見積もりはしておくべきでしょう。
- 曇り
- 風のない日
- 雨の翌日
2017年7月1日の撮影です。
5月〜8月ごろまでは新緑から深緑へと非常に綺麗なころです。
天気は曇りであれば葉っぱの色が綺麗に出るでしょう。
晴れの日の撮影は葉っぱや水面が乱反射するので、写真がぎらつきます。
また、風がない日は長時間露光をしても木の揺れが少なくて良いです。
雨の翌日は滝の水量が増えるので迫力のある滝が撮れるでしょう。
駐車場料金は800円
赤目四十八滝の入場料は300円です。
丸山千枚田(熊野市)
1000をこえる棚田が残っています。
春の丸山千枚田も良いですが、夏の稲が育った丸山千枚田も良いです。
田んぼの形にそって稲が盛り上がっているのが特徴的です。
- 晴れ
- 稲刈り前
2018年8月12日の撮影です。
例年8月中旬が見頃です。
具体的にはお盆ごろです。
お盆をすぎると稲刈りが行われてしまいます。
駐車場は数台分あります。
県道40号線から入る熊野古道「通り峠」というところを登っていくと撮影ポイントにつきます。
通り峠の入口近くには看板があるので、見落とさないように探しましょう。
駐車場から通り峠入口までは1kmほど歩いたところに登山道があります。
そこからさらに山をのぼっていきます。
道中、自販機等はないので、飲み物は必ず持っていってください。
津花火大会(津市)
おおよそ10000発が打ち上げられます。
海上で打ち上げられる花火のため、大きい花火が数多く上げられます。
- 場所取りをしっかりする
- 花火プログラムを見ておく
事前準備で8割決まります
2017年7月29日の撮影です。
例年、7月最終週末に行われます。
津花火大会・桑名水郷花火大会・きほく燈籠祭は基本的に日程が同じです。
縦横に広がる花火が多いので、広角レンズがあると撮りやすいです。
「ボートレース津」には3000台ほど駐車可能です。
「メッセウィングみえ」には1000台ほど駐車可能です。
16時から入庫可能です。
桑名水郷花火大会(桑名市)
2尺玉が15〜20発上がります。
その他、1尺玉・1.5尺玉が多数上がります。
- 場所取りをしっかりする
- 花火プログラムを見ておく
事前準備で8割決まります
2016年7月30日の撮影です。
例年、7月最終週末に行われます。
桑名水郷花火大会・津花火大会・きほく燈籠祭は基本的に日程が同じです。
撮影場所は会場裏の対岸です。
こちらは河川敷に車を停めておけるのですが、花火が上がるまでの時間、暑さをしのげる場所がないので暑さ対策をしてください。
駐車場は小学校校庭(日進・精義・立教・修徳)、光風中学校校庭が使えます。
駐車料金が、1台2000円かかります。
ただし、近くの国道1号線が大混雑するため、公共交通機関で来ることを推奨します。
きほく燈籠祭(紀北町)
孔雀花火と彩色千輪が同時に打ち上がる花火があります。
毎年色が変わるのですが、年によってはレインボーになることもあります。
2015年、2018年はレインボーになりました。
- 場所取りをしっかりする
- 花火プログラムを見ておく
事前準備で8割決まります
2018年9月8日の撮影です。
例年、7月最終週末に行われます。
きほく燈籠祭・桑名水郷花火大会・津花火大会は基本的に日程が同じです。
延期になるとそれぞれの花火がばらつくこともあります。
駐車場から会場まで徒歩15分ほどです。
きほく燈籠祭の撮影スポットは何箇所かあります。
僕の場合は、会場か山の上から撮っていることが多いです。
熊野大花火大会(熊野市)
獅子岩と彩色千輪や、三尺玉海上自爆は熊野大花火大会の目玉となる花火です。
写真は彩色千輪を撮影したものです。
- 場所取りをしっかりする
- 花火プログラムを見ておく
事前準備で8割決まります
2014年8月17日の撮影です。
例年、なにもなければ8月17日に打ち上げられます。
撮影場所が狭く、良い場所はすぐにとられてしまいます。
隣の人はじめ周りの人とトラブルにならないようにしましょう。
駐車場の詳細はこちらのページ(外部サイト)にまとめられています。
例年、同じような感じですが若干の変更があるかもしれません。
秋
御在所岳(四日市市)
山全体が紅葉します。
三重県では最大級の紅葉スポット。
山頂から麓にかけて1ヶ月ほどかけて紅葉が進んでいきます。
- 晴れ
- 午前中
- ロープウェイから撮影する時は中腹が見頃の時期が良い
2016年11月3日の撮影です。
例年、10月中旬に山頂から1ヶ月ほどかけて麓までおりていきます。
天気は晴れで、午前中にいくと順光で紅葉と青空が綺麗に撮れます。
曇りとかでも撮れますが、玄人が好みそうな写真が撮れるので、そういう写真が好みの人は天気が思わしくなくても楽しむことができます。
ロープウェイのすぐ手前に駐車場があります。
ロープウェイに乗ってしまえば山頂までいくことができるので、動きやすい格好でいけばOKです。
ただし、麓との気温差が激しいので上着を持っていってください。
河内の大銀杏(南伊勢町)
グラウンドに大きなイチョウの木があります。
そばに古い木造の建物があるので、それが非常に良い味を出しています。
三脚を立てて風景を撮るというよりは、情緒ある日常のワンシーンを切り取るような撮影スタイルになるかなという場所です。
- 晴れ
- 見頃
2019年12月5日の撮影です。
例年11月下旬〜12月上旬が見頃です。
天気は晴れであればイチョウの色がはっきり出ます。
空の色も青く出るので爽やかな写真が撮れるでしょう。
一方で、曇りの日は空を入れないような撮り方がオススメです。
駐車場は河知大イチョウの東側の空きスペースにあります。
わかくさ食堂は日曜日のみ開店しています。
積田神社(名張市)
積田神社(せきたじんじゃ)は参道にイチョウ絨毯ができます。
イチョウの葉が積もる必要があるため、見頃のピークをこえて葉っぱが落ちて来たころが狙い目となります。
- 薄曇り
- 見頃からしばらく経ったタイミング
2019年12月4日の撮影です。
例年11月下旬〜12月上旬ぐらいが見頃です。
天気は薄曇りまたは晴れがオススメです。
薄曇りであればイチョウが輝きますが、影が濃く出ないため写真全体でまとまりが出ます。
また、写真右側が南側であり、午前午後とも日の光が差し込んでいます。
駐車場は鳥居のすぐ前にあります。
4〜5台ほど停めることがあります。
赤目四十八滝(名張市)
赤目四十八滝の紅葉は、どちらかという黄色く色づくものが多いです。
荷担滝(入り口から70分)は赤・黄・緑のバランスがよく、滝の形もカッコいいのが特徴で、紅葉の赤目四十八滝といえば荷担滝がオススメです。
道中も綺麗なところはたくさんありますが、まずは荷担滝まで一直線で行くことをオススメします。
帰りに自分が気になったところを切り取っていくのが良いですね。
- 薄曇り
- 曇り
- 雨が降った翌日
2017年11月12日の撮影です。
例年11月中旬ぐらいが見頃です。
天気は薄曇りや曇りなど、渓谷内の光が落ち着きそうな時が良いです。
晴れの赤目四十八滝は綺麗なのですが、写真で撮るとギラつきすぎてしまうことが多いです。
駐車場料金は800円
赤目四十八滝の入場料は300円です。
冬
伊勢神宮 内宮(伊勢市)
伊勢神宮に雪が積もることは本当にまれです。
10年に1度あるかないかぐらい。
気温は上昇傾向なので今後はもっと少なくなるかもです。
霧氷のように見えますが、雪が降った直後の写真です。
この2時間後ぐらいにはなくなっていました。
伊勢に雪予報があればぜひチャレンジしてみてください。
ただし、雪国でないため大雪が降ると交通規制がかかる、あるいは交通がマヒしているため、あらかじめ近くにいないと行くことができません。
その際はじゅうぶん注意してお出かけしてください。
- 雪
- 雪が降った直後
2017年1月23日の撮影です。
例年1月後半〜3月前半にかけて雪が降ることが多いです。
伊勢神宮のある場所は地形的に雪が降りにくいので、神宮の手前まで雪がつもっていても神宮には積もっていないこともあります。
ライブカメラで様子を見ることができます。
もっとも神宮に近い駐車場はA1,A2駐車場です。
近いために満車になることも少なくなく、その場合は神宮会館、あるいはB5,B6駐車場に駐車します。
千代崎海岸(鈴鹿市)
何キロにわたっても続いている砂浜です。
桟橋が海に突き出てるのが特徴です。
この桟橋も古くなっているのですが、それがまた味があっていいんです。
- 晴れ
- 朝
2020年1月13日の撮影です。
早朝は海の向こうから太陽が出てきます。
夕方は鈴鹿山脈の奥へ太陽が沈んでいきます。
写真は曇りですが、基本的には晴れの日が撮影しやすいです。
この写真は夕方に撮影したものです。
風景としてではなく、気軽な撮影として砂浜の貝や、背景にあるボケを楽しんで撮影しました。
駐車場は千代崎海岸の端に用意されています。
マップの赤ピンの場所ですね。
写真の桟橋は1.2kmほど南に向かって歩いたところにあります。
舗装されていない駐車場で出入り口は坂になっています。車高の低い車は下をこすらないように注意してください。
一年中撮れる
夫婦岩(伊勢市)
被写体が海と岩なので、一年中撮ることができます。
夫婦岩は季節によって太陽がのぼってくる位置が変わるので、その変化を楽しみましょう。
- 夏至の頃
- 冬
- 晴れ
- 曇り
2020年3月6日の撮影です。
3月はまだ横から光が当たる条件ですね。
ND1000を使って、長時間露光をしています。
夏至前後2週間ぐらいは岩の間から太陽がのぼってきます。
一方で冬は南のほうから太陽がのぼってくるので、日の出を直接見ることができませんが、岩に横から朝日の光が当たるので綺麗です。
天気は晴れが撮りやすいですが、曇りでもかっこいい写真が撮れます。
いつ行ってもハズれがない、それが夫婦岩です。
夫婦岩にもっとも近い駐車場はここです。
しかし、駐車台数が限られているので、満車になっていることもあります。
少し離れますが、音無山駐車場もオススメです。
夫婦岩までは徒歩10分ほどです。
四日市コンビナート(四日市市)
四日市コンビナートはかなり大規模な工場地帯です。
間近で工場が撮れるのも特徴的で、全国の工場夜景ファンからも人気があります。
- 晴れ
- 早朝
- 夜
- 夕方
2018年11月23日の撮影です。
天気は晴れが良いです。
曇りは避けたほうが良いです。
実はこの写真の中で比較できるのですが、写真中央上の暗い部分は空です。
写真左の灰色の背景は雲がある場所です。
この写真の場合は、空に雲が点在しているので背景にメリハリがついているのですが、曇りの場合は背景が真っ白になってしまいます。
そうなってくると工場と背景のコントラストが弱くて、のっぺりした写真になります。
だから、背景と工場のコントラストがつく晴れの日がオススメです。
四日市コンビナートは工場地帯です。
観光スポットではないので、駐車場がないところも多いです。
駐車場があるのは四日市港ポートビル、霞ヶ浦緑地公園です。
季節の被写体を撮るコツ
撮影条件で7割決まる
撮影テクニックは世の中にあふれています。
この中で、三重県で撮影するためにもっとも重要な要素は撮影条件です。
撮影条件とは以下の2つをいいます。
天気
時間
見頃(花など)
この2つは撮影テクニックや現像レタッチでどうこうできるものではありません。
逆にこの2つさえ揃っていれば撮影はしやすいです。
天気予報や開花情報をしっかり確認する。
これが三重県でうまく写真を撮るための秘訣です。
花は見頃〜満開が撮りやすい
季節の被写体を撮るときは、撮影のタイミングが重要です。
被写体や人によっては見頃の少し前が良いとか、見頃が過ぎた後がいいということもあります。
この記事でも鈴鹿の森庭園の梅は見頃から少し経ったころがいいよ〜とか細かいところはあります。
しかし、一般的には見頃が一番撮りやすいです。
大正解のタイミングではない被写体もありますが、ほとんどは正解となるタイミングが見頃〜満開です。
開花情報は公式サイトや公式が運営しているSNSアカウント(Twitter・Instagramが多い)を参考にすると良いです。
実際に使用した機材
三重県の撮影スポットをまわるときは、高倍率ズームレンズを使っています。
高倍率ズームレンズは単焦点レンズや高級ズームレンズと比べると描写力はやや劣るものの、致命的な差はありません。
さらに、風景写真を撮るうえでは構図をレンズ一本で変えられるということはとても便利です。
風景写真は自分が動けないので、ズームに頼って構図を作るしかないということは多々あります。
ソニーの機材
Sony α7IIとFE 24-105mm F4 G OSSは両方で1.2kgほどで、フルサイズカメラなのにここまで軽いというのはミラーレスならではです。
α7IIは後継のα7IIIが誕生しているので、今からカメラの購入を検討している人はそちらも見てみてください。
FE 24-105mm F4 G OSSは優れたレンズで人気があります。
人気のピーク時は1ヶ月以上入荷待ちということも珍しくありませんでした。
今はソニーのレンズもたくさん出てきているので、ここまでの入荷待ちはないのですが、高倍率ズームとして今でも高い人気をほこっています。
ニコンの機材
ニコンの一眼レフの強みは頑丈ということです。
多少濡らしたり、落としたりしても、壊れるということは滅多にありません。
実は2mぐらいのところから硬い地面に落としてしまったことがあるのですが、壊れずに今でもなんなく使えています。
全てが壊れないわけではありませんが、壊れないケースもあるほど頑丈だということです。
実はNikonは元軍事企業であり、現在でもNASAに対して提供しているため、耐久性は極めて高いです。
この記事中で使っているD750にはD780という後継機が出ています。
D780は一眼レフでありながら、ミラーレス一眼の良いところを取り入れたカメラで、背面モニターが使いやすくなりました。
具体的には2つ
・バリアングルモニター
・背面モニターを使ったピント合わせが速くなった
D750はチルト液晶モニターで、背面モニターは上下に動きます。
これのおかげでローアングルやハイアングルでの撮影はかなりしやすいです。
そんなチルト液晶ですが、バリアングルモニターは上下に加えて左右にも動きます。
自撮りもしやすいように動かせるのがバリアングルモニターです。
さらに、位相差AFという技術を搭載したことで、背面モニターを使った撮影でピントを合わせる速度が速くなりました。
今までのニコンのカメラはこの背面モニターでのピント合わせが使い物にならなかったのが欠点でしたが、これが改善されたのはものすごいポイントです。
背面モニターを使って撮影したい人はD780オススメです。
コメント
コメント一覧 (2件)
名張の積田神社は、「つむた」ではなく「せきた」と呼ばれています。
せきたなんですね
ありがとうございます。