このブログでは趣味でカメラ/写真をする人に向けて、撮影テクニック・撮影スポット・撮影機材(SONY αシリーズメイン)に関する情報を発信しています。

全国1億3000万人の花火ファンの皆さんこんにちは、Yutoです。

7月〜8月といえば花火が本格的にはじまります。
でも、意外と花火の撮り方って知らなかったりしますよね。

  • 必要なものは何?
  • カメラ設定はどうしたらいいの?
  • 構図はどうするの?
  • どこで花火は打ちあがるの?

花火写真でフォトコンを2回入賞したこともあり、今は写真家として仕事をしている自分自身が、まだ初心者の頃に知りたかったことを解説します。

焦点距離:16mm相当 SS:18秒 F:13 ISO:100

目次

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花火撮影に準備するもの

カメラとレンズ

昨今は、スマートフォンでも花火写真を撮ることはできますが、やはり高品質な写真が撮れるのは一眼レフや、ミラーレス一眼カメラなど、レンズ交換式カメラです。
レンズを付け替えることができるので、広角レンズ・標準レンズ・望遠レンズなど自分が撮りたいイメージに合わせて撮影できます。

まだカメラを買っていないよという人はこちらの記事に僕も使っているソニーのミラーレス一眼とレンズのまとめ記事を書きました。


花火撮影だけでカメラを買う人はなかなかいないと思うので、他で撮影することも考えてカメラとレンズを選ぶと良いでしょう。

個人的オススメレンズ

僕は花火大会会場から、スターマインなどの仕掛け花火を撮影することが多いので、広角レンズを使っています。
とにかく花火そのものの形や色を綺麗に残せますし、画面いっぱいに広がる花火は迫力いっぱいです。

三重県紀北町 きほく燈籠祭 2017/7/22
焦点距離:16mm相当 SS:13秒 F:13 ISO:100

フルサイズカメラを使っている人で会場から撮影することが多いという人は16-35mmがオススメです。
花火撮影はボケが必要ではないため、F4レンズのほうがコスパが良いです。

APS-Cカメラを使っている人で会場から撮影することが多いという人は10-18mmがオススメです。

レリーズ

レリーズは必須です。
レリーズがあることで、シャッターボタンを押した衝撃の手ブレを防ぐことができます。

レリーズが用意できない場合の対処法
  • ミラーレス一眼:セルフタイマー1秒以上に設定して撮影する
  • 一眼レフ:セルフタイマー1秒以上を設定の上、ミラーアップ撮影を行う

レリーズが用意できない時は上記の設定を行うことで、直接手でシャッターを切っても衝撃を減らすことができます。
ただし、シャッターボタンを押してから数秒間のタイムラグが出てしまうことと、バルブ撮影ができないので撮影難易度がかなり上がってしまいます。
安いものでいいので、レリーズは用意しておくべきといえます。

おすすめのレリーズはこちら。

ロワジャパンのリモコンシャッターは性能が良く、安いことで人気です。
純正レリーズが20000円近くする中、こちらは2000円もしません。
カメラメーカーによって差し込み端子が違うので、使っているカメラメーカーに対応しているものを購入してください。

三脚

三脚も必須です。
何秒もの露光を行うのでカメラを固定しておいてブレないようにする必要があります。
三脚がない場合の対処法は極めて少ないので、必須中の必須用品です。

おすすめの三脚はこちら。

花火や都市夜景の撮影に向いている三脚です。
大型の三脚の中ではかなり軽い作りになっているので、持ち運びがしやすいです。
普段、公共交通機関メインで移動・三脚を徒歩で持ち歩くなどして撮影している人に向いています。

SDカード

2400万画素のカメラでRAW撮りの場合64GBあれば上等です。
1枚のSDカードに1500枚ぐらい保存できます。
経験上、花火撮影はどれだけ多くても500枚程度なので十分だといえます。

僕はこちらのSDカードを使っています。
このスペックのSDカードを使っていて容量・書き込みスピードなどで困ったことはありません。

予備バッテリー

5年以上前の古いカメラを使っている人は予備バッテリーがあったほうが良いです。
買った当時はよく持つバッテリーでも、経年劣化で電池が減っていくのが早いです。

SONYのミラーレスを使っている人であれば第二世代までを使っている人(α7II・α7RII・α7SII・α7・α7R・α7S)を使っている人は予備バッテリーがあったほうが良いです。

NDフィルター

花火の色をシャープに出したい

という人はNDフィルターをつけて撮影してください。
花火が変ににじむようと言っている人のほとんどはNDフィルターをつけていませんでした。

NDフィルターがあると色が綺麗に出る理由は、明るすぎる花火をいい感じに暗くしてくれるからです。
特に仕掛け花火(スターマインなど)は明るいです。これをF16より絞り込んで撮影すると花火の筋がにじんでしまう、回折現象と呼ばれる現象が起こります。花火の解像度が落ちてしまってにじむ原因です。
NDフィルターがあればF8〜F13ぐらいで撮れるので、回折現象は起こさせずに花火の筋と色を綺麗に写せます。

ND4やND8があるとちょうど良いぐらいになります。これより濃いNDフィルターを使うと暗くなりすぎてしまうこともあるでしょう。撮影地の雰囲気を写しとりたい人はND8ぐらいまでがおすすめです。

NDフィルターを買う時はレンズ径と同じサイズのものを買うようにしてください。レンズ径はレンズの前面近くに「Φ」という記号で表記されています。
NDフィルターは花火以外でも撮影シーンがあるので、別記事にて詳しくまとめました。

■懐中電灯
撮影中の設定確認、プログラム確認、足元を照らす など様々な場面で活躍します。

この懐中電灯はアルミ合金でできているため、耐久性があります。防水もあるので急に雨が降り出しても大丈夫。花火大会が開催される季節はゲリラ豪雨も多いため、防水仕様だと安心です。

また、クリップがついているので、リュックやポケットなどにひっかけて使うことができるのも良いですね。キャンプや登山、防犯、防災向けですが、同じくアウトドアな写真を撮る人には特にオススメです。

スマホバッテリー

花火撮影の場所取りを終えて花火打ち上げまでの時間は暇です。 スマホをよく触るという方は予備バッテリーがないとすぐに電池が切れてしまいます。 ひたすら暇という絶望の渦にまきこまれないように予備バッテリーを持っていきましょう。
バッテリーと携帯をつなぐケーブルも忘れずに!

とにかく大容量です。iPhone 11proでも約3〜4回満充電にできてしまうほどの容量です。ipad proなら1回満充電でiPadminiなら2回満充電可能な容量です。実際の使用環境により差は出ますが、とにかく花火は待ち時間が長いので、スマホやタブレットの充電は切らしたくないですね。

このモバイルバッテリーはチーロ(ティ・アール・エイ 株)という国内ブランドですが、値段も手頃でお得です。見た目もシンプルでいいですよね。

雨具(カッパ、傘など)

夏は夕立などで急に天気が変わることも多いです。
出かける前に天気予報をチェックしておき雲行きが怪しそうなら折り畳み傘などがあると便利です。

花火プログラム

花火プログラムを事前に入手しておくと次に単発花火が来るのか、連続花火がくるのかわかるので便利です。
また、会場から離れている場合はアナウンスも聞こえないのでプログラム入手は必須です。

シャッターを切るタイミングは花火が筒から上がる直前、花火が開く直前です。
花火のタイミングを掴むには正直なところ慣れるしかありません。
また花火大会によっても花火の上がるテンポやタイミングが変わってきますので、同じ花火大会を何回か通うことこそ上手く花火を撮る重要な要素です。

その他あれば便利なもの

  • 携帯椅子
  • 虫除けスプレー
  • ガムテープ
  • おやつ
  • お酒

撮影テクニック

おすすめカメラ設定

花火撮影のカメラ設定を箇条書きにすると以下の通りです。

  • 撮影モード:M
  • ピント:無限遠固定
  • 手振れ補正:OFF
  • 絞り(F値):単発花火 F8〜11・連続花火 F13〜16
    *ND4装着時の設定です
  • シャッタースピード(SS):バルブ
  • ISO感度:100
  • ホワイトバランス:太陽光(5000K)
  • 画質:RAW

以下、それぞれの項目で理由を解説します。

■撮影モード:マニュアルモード
シャッター速度と絞りを手動で調整するほうが効率が良いため。

■ピント:マニュアルフォーカスで無限遠にして固定(テープとかあると便利です)
花火まで距離は何百メートルもあるので無限遠にしておけばピントが花火に合います。

■手振れ補正:OFF ※三脚撮影時はOFFにするのを忘れるとブレます。
特に花火や夜景撮影の初心者の方は要注意です。
自分もたまに忘れているので指差し確認します 笑

■絞り(F):単発花火は8〜11 スターマインなど連続花火の時は13〜16
ND4をつけた状態の絞り値です。

単発花火と連続花火では明るさがかなり変わります。
F8とかで連続花火を撮影すると白とびして撮影に失敗してしまいます。
またF16で撮影すると花火が少しにじんでしまいます。これぐらい絞る時はフィナーレの一番まぶしい花火を撮る時ぐらいです。

個人的に一番失敗が少なかったバランスの良い絞り値はF13でした。ND4フィルターをつけながら撮影しています。
ただしF13は撮影後にレタッチを加えないと暗いかなというイメージです。

■シャッター速度(SS):バルブ(バルブ設定ができないカメラやリモコンがない場合は5〜10秒)
花火はシャッターを切るタイミングが大事な被写体なので、バルブ撮影ができないとちょっと辛いです。

■ISO感度:100
できるだけノイズは少なく抑えておきたいのでISOは100固定でいいです。

■ホワイトバランス:太陽(ケルビン設定ができるカメラであれば4400〜5000K)

■画質:RAW
花火は撮影だけでなく、撮影後の現像をすることで、より作品として優れたものにできます。
RAWであればホワイトバランスは現像時に自由に変更できたり、白飛びや黒つぶれにある程度対応することができます。
RAWのbit数が設定できるカメラは一番大きな値にしておいてください。

RAWとJPGの違いは別記事にてまとめましたので、参考にしてください。

花火写真の構図

花火は、暗い夜空に突然あらわれるので構図が難しいです。
実際に撮影していてさっきの大きな花火、どうやって画面に入れればいいの?
と、思われる方も多いと思います。
僕自身もそうでした。
今ではだいたいの花火を画面にいれることができるようになったので、そのテクニックを紹介します。

撮影する花火を観察する

伊勢神宮奉納花火大会 三重県伊勢市
焦点距離:40mm相当 SS:11秒 F:11 ISO:100

花火撮影の基本は一番大きな花火に合わせて構図を組み立てるのがコツです。

花火は打ち上げられる場所や、打ち上げられる高さがある程度決まっています。
小さな花火は低いところ、大きな花火は高いところまで打ち上がります。
打ち上がる花火は、音楽と同じようにリズムもあります。

そのため、花火を全て撮ろうと思うのではなく、リズムを掴む必要があります。

初見の花火大会で最初のプログラムをうまく撮るのは極めて困難です。
うまく撮れなかった人は凹まなくて大丈夫です。
リズムを掴むための試し撮りのような感覚でのぞみましょう。

シャッターを切るタイミング

構図と同じぐらい迷うのは、シャッターを切るタイミングです。
単発花火と連続花火で仕様が違うので、それぞれ解説します。

単発花火は打ち上げ〜開ききるまで

伊勢神宮奉納花火大会 三重県伊勢市
焦点距離:44mm相当 SS:63秒 F:11 ISO:100

単発花火は打ちあがる前から開き切った後までシャッターを開けています。
一部始終を撮るイメージですね。
花火以外の前景も一緒に撮りたい場合は、単発花火と単発花火の間の時間もシャッターを開けておくと良いです。

連続花火

連続花火の場合は、仕掛けによってまちまちですが、概ね以下の通りであることが多いです。

花火打ち上げのタイミング

仕掛け花火の始まりはだいたい小さな花火が上がり、だんだん大きな花火が打ちあがってきます。
最初の小さな花火は撮らずに待機して、ある程度大きな花火が上がってきたらシャッターを切ります。
中くらいの花火と大きな花火をセットでうまく撮影すると、見栄えのいい写真になります。
小さな花火は一箇所に集中しすぎて白飛びしたり、画面がごちゃつく原因になるので、連続花火の時は撮りません。

音楽に言い換えてみると、サビと少し手前のメロディをうまく切り抜くイメージです。

プログラムによっては大きな花火が打ちあがるまで長いものがあります。
例えば以下のようなイメージです。

三重県津市 津花火大会 2017/7/29
焦点距離:16mm相当 SS:18秒 F:13 ISO:100

中くらいの花火が長いと、シャッターを切っている間にどんどん写真が明るくなって、花火が真っ白になってしまいます。
ちょっと大きな花火が上がってくるまで長いなと感じたら、いったんシャッターを閉じて、仕切り直しをしましょう。

フィナーレ

三重県津市 津花火大会 2017/7/29
焦点距離:16mm相当 SS:18秒 F:13 ISO:100
三重県津市 津花火大会 2017/7/29
焦点距離:16mm相当 SS:14秒 F:13 ISO:100

フィナーレは明るくて大きい花火が連続で打ちあがるので、何回も仕切り直しが必要です。
掲載している写真2枚を1枚で撮ると白飛びしてしまうのですが、このようにわけて撮ることで、白飛びさせずに撮ることができます。

構図パターンを知ろう

撮影ジャンルに関係なく、写真には良いとされる構図パターンがあります。
代表的なものは日の丸構図や二分割構図・三分割構図などです。
花火写真も例外ではなく、日の丸構図・二分割構図・三分割構図をよく使います。

構図パターンについて詳しくは別記事にてまとめました。

彩色千輪の撮り方

彩色千輪という特殊な花火があります。
無数の小さな花火が開きます。
繊細でありながら、派手でダイナミックなのが魅力です。

彩色千輪が打ち上げられる花火大会はいくつかありますが、特に有名なのは熊野大花火大会・きほく燈籠祭です。どちらも三重県です。

三重県熊野市 熊野大花火大会 2014/8/17
熊野大花火大会
焦点距離:40mm相当トリミング有 SS:4.3秒 F:10 ISO:100
三重県紀北町 きほく燈籠祭 2018/9/8
きほく燈籠祭
焦点距離:16mm相当 SS:18秒 F:13 ISO:100

どちらもかなり大規模な彩色千輪が打ちあがることで知られており、たくさんのカメラマンから人気があります。

それぞれの花火大会について別記事にて詳細をまとめているので、参考になれば幸いです。

詳細記事:きほく燈籠祭 花火の撮影スポット2箇所・彩色千輪の撮り方
詳細記事:熊野大花火大会 三尺玉海上自爆や彩色千輪など見所・撮り方を紹介

プログラムをもらって彩色千輪が打ちあがる時間を知る

彩色千輪が打ちあがる時間を知るために花火大会のプログラムは必ず入手しておきましょう。

例年きほく燈籠祭20:30頃に打ち上がります。
ただし、彩色千輪が打ちあがるプログラムは20:15頃から始まります。
毎年変わるので、その都度確認する必要があります。
また、今までの様子だと彩色千輪の打ち上げは急に行われます。アナウンスなどを聞いていてもわからないので注意してください。

熊野大花火大会プログラムに彩色千輪と書いてあるのでわかりやすいです。
打ち上げ前にアナウンスも入るのでわかりやすいです。

動画で事前学習すると良い

彩色千輪は特殊な上がり方をするので、事前にYoutube動画を見ておくと良いです。

  • 打ち上げる時の音が他の花火より大きい
  • 彩色千輪が開く前にいくつかの閃光がある

この2つの特徴を覚えておくと、事前予告なしでも彩色千輪が来たなというのがわかります。

一瞬だけのチャンスなので、ぜひお見逃しなく。
撮れた時はめちゃくちゃ嬉しいです。

場所取り

花火大会にもよりますが、日中の暑い中撮影可能なところで三脚を広げて待機することになります。
いつもひまつぶしに付き合っていただいている方々、本当にありがとうございますm(_ _)m

基本的に場所取りでは揉め事を起こすと負けです。誰も得しません。
その他撮影禁止、立入禁止のところでうっかり場所取りをすると大会直前で警備員に追い出されて負けです。
警備員が来ないから…とたまに場所取り禁止のところで場所取りをしているシーンを見かけますが、漏れなく開始直前に追い出されて、場所取りがどうしようもなくなっています。

場所取りのポイントは以下2点。
撮影可能な場所か聞く(不安な場合)
周りの人と仲良くなる(お互い信頼関係を築けば途中トイレや食糧買い出しに行きやすくなるうえ、たいくつじゃなくなります)

撮影直前に確認すること

構図を合わせました、ピントも合わせました。
あとは撮影するだけですが、その前に最終確認をしておきましょう。
この確認をしていないがために、失敗写真になってしまうことが多いです。

  1. 手ブレ補正OFFにしたか
  2. マニュアルフォーカスにしたか

カメラを三脚に載せた状態で手ブレ補正をONにして撮影すると、誤作動を起こして写真がブレます。OFFにしておきましょう。
オートフォーカスで撮影していると、ピント合わせに余計な時間をとられてシャッターチャンスを逃すだけでなく、ピントがズレてしまうということもあります。一度合わせたらマニュアルフォーカスにしてピント位置は固定しておきましょう。
また、撮影中は固定したピント位置がズレていないか時々チェックすると良いでしょう。

今までに撮った花火写真 2014〜2015年

今までに撮影した花火大会の写真をアップしています。
撮影してから年数の経つものも増えてきたので、撮り直したいなぁというものもいくつかありますね。

たまむら花火大会(群馬県玉村町)

群馬県玉村町 たまむら花火大会 2015/7/18
焦点距離:24mm相当 SS:27 F:4.5 ISO:100

F値が開放ぎみだったは田んぼも明るく写したかったからです。
ここは花火のサイズも想像以上に大きかったので24mmでは入り切りませんでした。
しかしながら、入り切らないおかけで田んぼの反射と一緒に撮るという発想ができました。

足立の花火(東京都足立区)

東京都足立区 足立の花火 2014/7/19/
焦点距離:19mm相当 SS:3.6 F:16 ISO:100

花火がはじまってから到着したのですが、土手の上から撮ることができました。
ワイドに広がって迫力がある花火大会でしたね。雨のおかげで花火の色が地面にうつっています。

僕が東京に来て初めて行った花火大会です。
さすが東京といわんばかりの人で、北千住駅から会場まで1時間以上も行列の中を歩いた記憶は2019年の今も鮮明に残っています。帰りは北千住駅ではなく、梅島駅から電車に乗って帰りました。

葛飾納涼花火大会(東京都葛飾区)

東京都葛飾区 葛飾納涼花火 2015/7/21
焦点距離:35mm相当 SS:26 F:14 ISO:100

平日、仕事終わりにそのまま行った花火大会です。
東京に住んでいたとはいえ、期間が短いと近くに住んでても知らない花火大会って多いんですよね。
教えてもらって連れられていった花火です。
ロケハンする時間もまったくなかったので、写真としては詰めが甘くなってしまいました。
花火撮影で思うことは初年度は花火は下見、二年目で構図を詰めて、三年目で良いのが撮れたらいいなぐらいの感覚が良いです。

連続花火は開いているシャッターを閉じるタイミングが難しいです。
この写真のようにバルブを開けている時間が30秒前後になっている写真は終えるタイミングがわからなくて、どのタイミングで露光をやめようか迷った写真です^^;
結果的に、長時間露光をしたので煙がおもしろい形になりました。右下にちっさく東京スカイツリーが見えます。

隅田川花火大会(東京都墨田区)

東京都墨田区 隅田川花火 2014/7/26
焦点距離:82mm相当※トリミング有り SS:12 F:14 ISO:100 

汐入公園からの撮影です。南千住駅が最寄駅で徒歩15分程度です。
東京スカイツリーと花火を同時に撮りたかったので、日中から撮れそうな場所を探していました。
会場から距離があるので、肉眼で見ると花火が小さくて拍子抜けしますが、写真に撮ってパソコンの画面で見ると意外と大きいです。
スターマインのような連続花火ではなく単発花火のほうがシンプルで絵になるかな?と思った場所です。
この日は風向きも良く、空気も済んでおり、良い撮影条件でした。

おやまサマーフェスティバル(栃木県小山市)

栃木県小山市 おやまサマーフェスティバル 2014/7/27
焦点距離:27mm相当 SS:8 F:16 ISO:100

大雨の直後の打上げだったので花火大会がはじまったすぐは大きい水たまりが会場内にできていました。
最初は会場の後ろ側にある土手の上に陣取っていましたが、その水たまりを見つけて急遽場所移動。 幸い誰もいなかったので自由に場所取りができました。
自分の写真にリフレクション要素を取り入れた記念すべき1枚です。

戸田橋花火大会(埼玉県戸田市)

埼玉県戸田市 戸田橋花火大会 2015/8/1
焦点距離:24mm相当 SS:26 F:22 ISO:100

東京近郊の花火の中では大きい花火が上がるところとして人気です。
写真を撮るなら有料席がベストかもしれません。
河川敷で行われる花火大会は斜めから撮ると、ワイドスターマインでは花火同士が重なり、ナイアガラの滝も見えず、撮影位置としては望ましくないです。
そこで、綺麗な単発花火が1発上がっているのを撮って、手前の観客も入れて花火大会会場の雰囲気を写しとったような写真にしました。

都会の花火大会では、トイレを先に済ませておく、最寄駅から花火大会会場へのルートで使用できるトイレの位置を把握しておくと良いでしょう。
この日の僕はお腹の調子が悪く、大会終了後に大変な目にあいました。
結果的には駅のトイレで無事に済ますことができたのですが、色々人生のこれからを決める選択があったように思います 笑
公園のトイレなどといった公共のトイレは、こういう時はキャパオーバーになってたり、詰まってたりして使えなくなるケースがあります。複数のトイレを把握しておくといざという時に良いでしょう。

熊野大花火大会(三重県熊野市)

三重県熊野市 熊野大花火大会 2014/8/17
焦点距離:40mm相当トリミング有 SS:4.3 F:10 ISO:100

この写真はよく合成ですか?と聞かれますが、実は一枚撮りです。
熊野大花火大会の見どころの一つ「彩色千輪」という花火です。
3年越しにしてようやく撮れた記憶に強い1枚です。
無事に撮れた時に込み上げてきた嬉しさは今でも忘れられない強烈な思い出となって残っています。
名前の通りたくさんの花火が一斉に開きます。事前にアナウンスと予告花火が聞こえるのでタイミング良くシャッターを開くことが重要です。
予告花火と彩色千輪の後に強い閃光があるので要注意ですね。

詳細記事:熊野大花火大会 三尺玉海上自爆や彩色千輪など見所・撮り方を紹介

調布市花火大会(東京都調布市)

東京都調布市 調布花火大会 2015/8/22
焦点距離:24mm相当 SS:9.3 F:11 ISO:100

この花火は、僕に花火を近距離で撮影する魅力を知らせてくれた花火です。
花火から近すぎて、画角にまったく収まりきってないのですが、それはそれで迫力があるし、花火の色も綺麗に出ました。

みらいとてらす(東京都千代田区)

東京都千代田区 靖国神社 みらいとてらす 2015/9/27
焦点距離:110mm相当 SS:1/2 F:16 ISO:100

靖国神社で行われた手筒花火です。
うまれてはじめて手筒花火を見ましたが、打上げ花火とはまた違う良さがあって大迫力でした。
手筒花火は打ち上げ花火と違って距離も近く、明るいためシャッター速度が短くても写ります。
そのため手振れ補正がしっかりした機材であれば、手持ちでも撮れるかもしれません。
ただし、それなりに望遠気味で撮影することになるので、三脚あるいは一脚はやっぱり欲しいところですね。

東京湾大華火祭(東京都中央区)

東京都中央区 東京湾大華火祭 2015/8/8
焦点距離:52mm相当※トリミング有 SS:5.7 F:22 ISO:100

東京オリンピック2020の開催で再開発が行われる影響でしばらく中止となる花火大会です。
海上で行われるため都内でも最大級の大きさの花火が打ち上げられます。

写真はフィナーレ。大きくトリミングしてしまうとどうしても画質の低下が目立つようになってきます。
撮影時にこの構図でしっかり撮っていればもっと綺麗になっていたとは思いますが、花火を切り取って撮影するというのはなかなか難しい判断ですね^^;

今までに撮った花火写真 2016〜2017年

上村天王祭奉納煙火(三重県明和町)

三重県明和町 上村天王祭奉納煙火 2016/7/9
焦点距離:24mm相当 SS:33 F:8 ISO:100

三重県明和町で行われる花火大会です。
規模としては小さいので本当に地元の祭りという感じです。
田んぼの真ん中で打ち上げる花火です。
撮影していたら車が花火の方向に向かって走っていたので、一緒に撮影。打ち上げられた花火もちょうど赤色でした。

伊勢神宮奉納全国花火大会(三重県伊勢市)

三重県伊勢市 伊勢神宮奉納花火 2016/7/16
焦点距離:52mm相当 SS:6.7 F:16 ISO:100

伊勢神宮の近くを流れる、宮川というところで開催されます。
競技花火大会なので、全国の煙火店が優れた技術力で花火を競いあいます。単発花火の部とスターマインの部があります。

煙火店によって全然違う花火を打ち上げているんだなということが、よくわかる花火大会です。

海の日名古屋みなと祭花火大会(愛知県名古屋市)

愛知県名古屋市 海の日名古屋みなと祭花火大会 2016/7/18
焦点距離:27mm相当 SS:8.4 F:22 ISO:100

東海地方でもトップクラスの人気を誇る花火大会です。
海上で行われるため、打ち上げられる花火も大きいです。大都市でこれだけの規模の花火を見ることができるのは珍しいかも。

ちなみに名古屋港では冬でも花火大会が行われます。

桑名水郷花火(三重県桑名市)

三重県桑名市 桑名水郷花火大会 2016/7/30
焦点距離:24mm相当 SS:14 F:16 ISO:100

市街地がすぐ側にあるのですが、2尺玉が何発も上げることができる神立地。
花火が開いた時の直径は450m〜500mにもなる2尺玉。やはり迫力ありますね。
仕掛けも大規模な花火大会です。三重県桑名市で行われます。
名古屋からもアクセスが良いので、全国的にも人気が高い花火大会です。

河口にあるので、どこからでも見やすいというのも魅力の1つですね!

おわせ港まつり(三重県尾鷲市)

三重県尾鷲市 おわせ港祭 2016/8/6
焦点距離:38mm相当 SS:6 F:13 ISO:100

おわせ港祭りは熊野大花火大会や、紀北燈籠祭りと同じように彩色千輪が上がります。
ちょっと小規模なのかな。
尾鷲の花火のアクセントといえば、写真左にも写っている火力発電所の煙突 笑

津花火大会(三重県津市)

三重県津市 津花火大会 2017/7/29
焦点距離:16mm相当 SS:6.3 F:16 ISO:100

近年、花火プログラム全体が大幅にパワーアップした津花火大会です。
写真のような独特な花火が多いですね。海上なので大きい花火がたくさん上がるのも津花火大会の魅力です。

海上は、海岸線が続いているところなので、わりとたくさんの人が来てもスペースに余裕があります。

名張川納涼花火大会(三重県名張市)

三重県名張市 名張納涼花火大会 2017/7/30
焦点距離:35mm相当 SS:9.2 F:11 ISO:100

本当は2017年の名張納涼花火は津花火大会とかぶっていたのですが、天候の影響で開催にズレが出ました。
そのため急遽名張の花火にも行ってみることにしました。

花火の全体を入れようとすると、絵になる角度ではなかったため、花火の一部を切り取って手前の橋と合わせる感じにしました。
人のシルエットと大きな花火が真近で見える写真となりお気に入りの1枚です。

今までに撮った花火写真 2018〜2019年

鳥羽みなとまつり(三重県鳥羽市)

三重県鳥羽市 鳥羽みなと祭 2018/7/27
焦点距離:50mm相当 SS:8.3 F:18 ISO:100

鳥羽の花火は色が綺麗です。
鮮やかな色の花火がたくさん打ち上がるだけではなく、花が開いている最中にネオンの如く色が次々と変わっていくようなものもあります。最新の花火というイメージでしょうか。
こんな花火も作れるのかと驚くことが多く、見ていて楽しいです。

豊田おいでんまつり(愛知県豊田市)

愛知県豊田市 おいでん祭り 2018/7/29
焦点距離:24mm相当 SS:58 F:16 ISO:100

愛知県の花火といえば、おいでん花火がすぐに思い浮かぶ人も少なくないと思います。
おいでん花火は有料席じゃなくても真近で見ることができます。
写真を撮っている場所もかなり打ち上げ場所から近いです。近くで見る花火は音や衝撃も伝わってきて、迫力があります。

みすぎ夏まつり(三重県津市)

三重県津市 みすぎ夏祭り 2018/8/11
焦点距離:200mm相当 SS:1/400 F:3.2 ISO:320

手筒花火です。
打ち上げ花火とはちょっと撮り方が変わって、望遠手持ちで撮影していきます。
手筒花火のモノによっては結構明るいので、三脚に固定していなくても撮れるんですね。

AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VR IIはピント合わせが正確なので本当に頼りになります。
さすがニコンが誇る大三元レンズの1つといったところでしょうか。ピントが合うって幸せですね🤤

大淀祗園祭(三重県明和町)

三重県明和町 大淀祇園祭 2019/7/20
焦点距離:35mm相当 SS:10 F:13 ISO:100

三重県明和町にある大淀という字が主催となって行う祭りです。
250年ほど続いている祭りで伝統もあります。
字が行う祭りとしては、かなり大規模。

この字に住む友人がいるのですが、この祗園祭は誇りを持っているようでした。
地元にこのような誇りを持てる行事や伝統などがあるのは羨ましいです。
最近、地方復興、地方活性化などと話題になることもありますが、このように地元で誇りを持てる要素を利用したり創り出すと良いのかもしれません。
もちろん仕事がある場所、家がある場所にするというのは前提になるのですが。

おわりに

最後まで見ていただき、ありがとうございました。

ギャラリーは2020年ぶんも追加する予定ですが、今年は花火大会も中止になっていっているため、ギャラリー更新は2021年になりそうです。再び花火大会が楽しめるようになるのが1日でも早く来て欲しいですね。

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