2023年【ソニーのフルサイズミラーレス一眼カメラ】全機種の中から値段と使用用途に合わせておすすめカメラを紹介

こんにちは、Yutoです。

ソニーのミラーレス一眼にすごく興味があるのだけど、どのカメラを選んで良いのかよくわからないとか、無印とRとSの違いって何とかあると思います。

僕自身は写真歴は13年、ソニーのカメラを使い始めて5年経つとともに、周りの写真仲間や僕の教室の生徒も使っています。そんな環境なのでソニーのカメラに関してはかなり詳しくなることができました。
ちなみに普段はα9とα7RIIIを使っていて、ソニー・イメージング・プロサポート会員にも登録させていただいております。

この記事では趣味として写真を始める人がソニーのフルサイズミラーレス一眼のカメラを使うなら何がおすすめだろうかという観点に基づいて解説を入れていきます。

趣味(風景・建築物・スナップ・ポートレート・花)の写真撮影で使うカメラを探している人に向けての記事です。

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▼この先、記事が続きます。
目次

2023年 ソニーのフルサイズミラーレス一眼カメラ一覧

2023年6月現在のソニーのフルサイズミラーレス一眼カメラ

前提としてオススメは第3世代以降のカメラから

ソニーのフルサイズミラーレス一眼(以下ソニーのカメラ)は今のところ第3世代以降のカメラがオススメです。
理由としてはバッテリーの持ち具合ですね。実際に使用してみた感覚だと3倍ぐらいの持ちになったと思います。

第2世代以前は値段もかなり安く、安価でフルサイズデビューしやすいですが、それ以外の理由であえて選ぶことはないと考えます。

ソニーのカメラは撮りたいものと予算で決める

カメラを選ぶ基準
・撮ってみたい写真がどんなものかでカメラのラインナップを決める
・予算で決める

ソニーのカメラは見た目はどれを選んでもほとんど同じなので、撮りたいものは何か、予算はどれくらい出せるのかで、カメラを選ぶと良いです。

予算に限りがない人はα1一択

カメラを買う予算に限りがない方はα1一択です。
高性能、高解像でパーフェクトヒューマン。いやパーフェクトカメラ。現在のフルサイズ機の限界点に挑戦しているようなカメラです。

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ソニー(SONY)
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ポートレートやスナップを撮りたい人はα9シリーズかα7IV

愛知県一宮市

ポートレートやスナップを撮りたい人はオートフォーカス(AF)が速いカメラを使うことをオススメします。

ポートレートでは自分やモデルが動く中で、素早く正確にピントを合わせる必要があります。同じくスナップも瞬間的なおもしろいシーンが訪れた時にやはり素早く正確にピントを合わせる必要があります。

α9シリーズはα7シリーズよりも演算処理回数が多いので、AF-C(追尾オートフォーカス)にすると被写体をくらいついて離しません。
一方でα7IVはα9シリーズに比べて演算処理回数は劣るものの、α9と同程度のAF速度がある上に精度も良いのでピントを合わせる手間がだいぶ省けます。

スナップも瞬発力が必要なシーンではカメラの性能に頼る必要が出てきます。AFが速いことで瞬間的なシーンを逃さずにおさめることができる可能性が上がります。一期一会なシャッターチャンスも多いので逃したくないですね。

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描写力や高解像度で風景や建築物を撮りたい人はRシリーズ

大阪府大阪市 天王寺 あべのハルカス

風景写真や建築写真など、高画素や解像度を求められるジャンルについてはRシリーズがオススメです。
α7RIIIは約4240万画素、α7RIVとα7RVは約6100万画素と巨大サイズです。

経験談としては2400万画素(α9やα7IIIなど)でも十分満足する解像度を得られますが、4240万画素(α7RIII)ではもっと精密に描写されているのでやはり画素数の差は感じられました。
写真展などでA1サイズぐらいまで引き伸ばすとこの差は歴然となります。2400万画素でもA1サイズで鑑賞は十分なのですが、4240万画素ではより精密にプリントされているので近くに寄っても綺麗なのがわかります。

6100万画素になると4240万画素の時よりもさらに差があらわれるわけですが、自分が開催している教室の生徒さんの写真をレタッチする際にパソコンの処理が遅くなったりするので、高画素機になればなるほど周辺機器も整えていく必要性があるなと感じられます。
レンズも2400万画素であればGレンズや無印レンズでも十分な画質を得られますが、4240万画素以上になるとGMレンズを使ってはじめて高画素機ならではの高解像度を楽しむことができます。

解像度の高さも魅力ですが、トリミングしても十分な解像度がまだあるというのも良いですね。建築写真などは水平を撮影時に得る時にトリミング前提の撮り方をすることがあるので、高画素機であることがメリットになります。

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ちなみにα7IVも約3300万画素あります。4000万や6000万画素に比べるとやや小さくはなるものの、2400万画素と比較するとやっぱり大きいなぁと感じられます。
実際高画素の性能をフルで発揮する場面はそれほど多くないため、もう少しライトに高画素を楽しんで、そのかわり高速性能を得るというのもありです。α7IVはバランス良いスペックのカメラだといえます。

花は「花のある風景」か、「花単体」を撮りたいのかで変わる

花のある風景は高画素で撮りたくなる

花のある風景はもはや風景写真と同じなので、Rシリーズがオススメです。

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三重県度会町 宮リバー度会パーク 2020/6/16
花単体はAFの速さや精度が求められる

花単体の場合は高画素、高解像度よりもオートフォーカスの速さや精度が求められます。風が吹くと花は結構揺れるので、追尾フォーカスなどでぐいぐい喰らいついてくれるカメラとかだとストレスが少ないです。

α9シリーズやα7IVがオススメですね。

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できるだけ低予算で買いたい人はα7IV ・α7III・α9・α7RIII

α1・9・Rシリーズの最新機種なんて高くて無理!という人はスタンダードモデルであるα7IVがオススメです。スタンダードモデルといってもスペック的にはなんでも撮れる万能機種と考えて問題ありません。良いカメラです。
また、デジタルカメラは古い物は安価になりやすい傾向があります。例えばα9・α7RIII・α7IIIなどがこれに該当します。α9はかつてのフラッグシップモデルでしたが、α9IIという後継機やさらに上位モデルであるα1が出てきたために比較的安価になりました。

ネックなのはα9は現在ソニーストアでは買えないというところです。ソニーストアで買うことでワイド保証がつけられるので、万が一機材にトラブルがあっても無償修理や交換などができるのです。そのためソニーのカメラはソニーストアで買うのが安心して撮影することができます。修理代が今後発生する可能性のことを考えると、ソニーストアで買うことは最もコスパの良い買い方ともいえるでしょう。

その他のα7IV ・α7III・α7RIIIは現在でもソニーストアで取扱があります。

特に高画素機を検討している方はカメラを買った先でのレンズやパソコンなどの周辺機器への投資も必要となるので、そのあたりも加味すると良いかもしれませんね。

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ソニーストアでカメラ・レンズを買うほうが良い理由

My SONY IDに登録すると10%オフ

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My Sony IDは簡単です。
登録してしまえばアプリで管理もできるので、スマホで管理もらくらくです。

クーポンが使える回数がありますが、ソニーストアで50000円以上の買い物をしていれば何回でも使えるので、カメラかレンズを買えば実質ずっと使える状態になります。

これ、何が良いかって他のソニー製品も10%オフで買えたり、長期保証が無料でつけられるという点です。

ソニー株を保有していると15%オフ

ソニー株を100株持っていると、株主優待として15%オフのクーポンがついてきます。
何を買うかにもよりますが、カメラなどの購入をする場合は利回りとしても純粋に良いので、かなりお得な優待といえるでしょう。

ちなみに僕は1600円のソニー株を買って、2000円ぐらいで売っています。
α7の発売ぐらいの時にフルサイズミラーレス一眼なんて革新的!これは伸びると思って買いました。

あれから10年経ちましたが、今は13015円(2023年6月28日現在)です。なぜ当時のソニー株を持ち続けていないのでしょうか。

長期保証ワイドで故障・水没など幅広いトラブルに対応してもらえる

3年~5年の長期保証ワイドに加入すると、故障以外でも対応してもらえます。

正直なところカメラ・レンズで多いトラブルは水没なので、これが保証されているだけでかなり安心です。
修理が不可能なら新品交換という対応もしてもらえます。
ただし、新品交換した場合はその時点で、ワイド保証が失効します。

α あんしんプログラムで様々なサービスを割引

αオーナーが入れるαあんしんプログラムに入ると、割引サービスが多いです。

  • レンズ長期保証3年<ワイド>無料/5年<ワイド>50%OFF
  • 清掃・点検サービス最大50%OFF
  • 下取サービス5%増額

長期保証の大幅な割引や、清掃・点検サービスが半額になることがあるのはとてもありがたいです。

清掃は、カメラをよく使っていると結構ほこりとか気になるので定期的にやってもらうことをオススメします。

月々の費用をおさえる残価設定クレジットが便利

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購入して24回払った後に、25回目の支払い時に残っている価格でもって下取りとするか、一括払いして自分のものにするかというのを選択できます。

たとえばα7IIIなら下のような感じです。

月々8100円の支払いを24回やって、25回目で残りの58,000円を全て支払うか、カメラを返却する代わりに58,000を手許に戻すかのいずれかです。
新しいモデルや上位モデルに買い換えたい場合は、下取り価格として使えるので次の購入は安く抑えられます。

レンズキットの場合も同じですね。
月々8800円の支払いを24回やって、25回目で残りの63000円を全て支払うか、支払わずに返却するかです。
ボディのみ返却するという選択もあります。その場合はレンズ相当分は支払います。

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