こんにちは、Yutoです。
カメラを始める時やカメラを買った後に考える2つ
- カメラが欲しい!でもどれにしたらいいかわからない。
- カメラを買った!カメラ以外にあると便利なものって何かな
僕が初心者時代に感じたことと、実際にあってよかったものをまとめて紹介します。
カメラの選び方
はじめてのカメラの選び方
カメラを選ぶ時に見るべき”7つ”の基準
カメラを楽しむきっかけになるのは… …
- 良い写真が撮れた(写真)
- 撮影している感じが楽しい(撮影)
この2つが大きいです。
今回注目したいのは「撮影している感じが楽しい」のほうです。
正直なところカメラの基本性能としてメーカーごとに大きな差はありません。ほとんど一緒です。
しかし大きさや重たさ、シャッター音などは同じメーカーでも機種事によって違います。そこでカメラの選び方のポイントをご紹介します。
- 大きさ
- 重たさ
- 持ちやすさ
- シャッター音
- 見た目
- 背面モニターが可動させられる
- 水準器がついている
この6つのことに気をつけるといいです。平たくいえば自分との相性ですね。
大きさや重たさ、持ちやすさはカメラを持って外に出るためのモチベーションを保つために重要です。
シャッター音は撮影中のモチベーションですね。カッコイイ音がするシャッター音はやっぱり撮っていて気持ち良いです。
こんな感じで基本的には自分との相性・フィーリングで選びます。ただし機能的な部分で「背面モニターが可動させられる」だけはおさえておいてください!カメラを買って後悔する人の多くは「背面モニターが動かなくて思うような写真が撮れない」と言います。僕もそう思います。
さらに「水準器」が搭載されていることも必須です。
特に初心者は写真を水平に撮ることは難しいです。
水準器がついていれば誰もが簡単に水平でピシッと整った写真が撮れるようになります。
カメラは見た目が100% といっても過言ではない
撮影だけでなくオシャレとして持ち歩くのも楽しいです。
例えば見た目がオシャレなFUJIFILMのX-T100。
クラシカルなデザインでかわいい見た目です。FUJIFILMのカメラは見た目が良いものが多く、ちょっとした散歩にも持ち歩きたくなるカメラが多いです。もちろん老舗カメラメーカーなのでカメラの性能もしっかりしています。
実は写真をはじめる意気込みによってオススメのカメラが変わる
写真をはじめる時の意気込みって3段階あるんですよ。
- 写真を始めたいけど、続くかどうかわからない
- デジタル一眼カメラが欲しいけど、何を買えばいいのかわからない
- 最初から上手い!と言われる写真が撮りたい
この3つですね!
1.写真を始めたいけど、続くかどうかわからない
まずは、一眼レフやミラーレス一眼より安いコンデジを買ってみるのが良いです。
一眼レフやミラーレス一眼を検討される場合は、やや良いクラスのコンデジを使うと自分がカメラが欲しくなるかどうか判断できるでしょう。
このクラスのカメラであれば綺麗な写真は撮れます。
夕方のシルエット撮影なんかもできますよ!
また、散歩中の撮影も手軽にできます。
身近な被写体を撮るのが楽しくなるでしょう。
しばらくコンデジで撮ってみて、撮るの楽しいなって思ったら一眼レフを買うと良いです。
カメラのお試しといえば1100円ちょっとで買える「写ルンです」もいいですね!
実際に撮影してみて「どんな風に撮れているかドキドキする楽しみ!」という人はカメラにハマる傾向度90%ぐらいなので、写ルンですを撮りきったら早く一眼レフを買って写真を楽しみましょう。
2.デジタル一眼カメラが欲しいけど、何がいいのかわからない
このタイプの人はレンズ交換式のカメラを買いましょう。
先述しましたが、カメラの性能はどこのメーカーを選んでもどっこいどっこいなので、見た目で選んでしまって良いです。店頭で実際に触ってみてしっくり来たなと思ったら購入でいいです。その場での判断ができなかったら、家に帰ってゆっくり悩んでネット通販で買うのも全然ありですね。
3.最初から上手い!と言われる写真が撮りたい
僕とかはこのタイプだったのですが、このタイプは最初から10万〜20万円程度のハイエンドモデルといわれるグレードのカメラがおすすめです。
最初に入門用といわれるいわゆるエントリーモデルを買うと後悔します 笑
具体的にオススメなカメラ
〜ライトに楽しみたいならAPS-CレンズキットでOK〜
とにかく写ればいいやという場合はレンズキットでOKです。
ソニー・ニコン・キヤノンのカメラはユーザーが多いので、カメラに関する情報も多く、何か調べ物やトラブルがあった時に助かります。
- 安いからといって一番下のグレードを選ぶと後悔します。
- 最初に紹介した7つの要素を含むカメラを選びましょう。
7つの要素は以下の通り。
- 大きさ
- 重たさ
- 持ちやすさ
- シャッター音
- 見た目
- 背面モニターが可動させられる
- 水準器がついている
おすすめの3つのレンズキットをご紹介します。
SONY ミラーレス一眼 α6400 パワーズームレンズキット
レンズキットとしてついてくるE PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSSが画角的にすごくオススメです。16mmという広角域がめちゃくちゃ使いやすいです。
Nikon Z50 16-50 VR レンズキット
秒間約11コマの素早い連写機能と、20種類にも及ぶフィルターがあるので、自分の理想イメージの写真を撮りやすいです。
ニコンは光学機器メーカーということでレンズ性能が良いものが多く、このキットレンズも写りが良いと評判です。
EOS Kiss M レンズキット
軽さがいいなと思えます。
カメラが軽いって本当に重要なことです。持ち運ぶ時に億劫にならないので。
ダブルズームレンズキットは不要だった
カメラを探していると、レンズが2本ついているダブルズームレンズキットというのがあります。
カメラ本体に対して最初からついてくるキットレンズにもう一本望遠レンズがついてくるセットです。
ぱっと見、魅力的に感じるのですが、実は初心者時代はレンズ交換がもたついたり、望遠で撮るものがよくわからなかったり、結局使わなくなることが多いです。
欲しいな、と思うころにはキットについてきた望遠レンズより魅力的なレンズの存在に気づいていて、そっちのレンズを買ってしまうようになります 笑
ただし、それらのことを踏まえてでもコスパ重視でいきたいという人はダブルズームレンズキットでも良いでしょう。
具体的にオススメなカメラ
〜最初から上手く写真を撮りたい人向け〜
- 高額ですが個人的にはこっちがオススメ
僕はこのタイプでした。ただ、始めは上で紹介していた入門機(エントリーモデル)を使っていましたが、やはり機材に満足できなくなってしまって、結局今から紹介するような高い機材(ハイエンドモデル)を買いました。
どうせなら最初から買っておけばよかったなぁと思ってます。
高いカメラというのは、高級車と同じで扱いやすいんですね。自動運転みたいなのもついているし。基本的にカメラの性能が良いですし、操作もシンプルで覚えやすいです。
案外、エントリーモデルよりハイエンドモデルのほうが扱いやすかったりします。
SONY Sony α7C +レンズ:FE 24-105mm F4 G OSS
カメラ本体とレンズをセットにすると30万円以上かかりますが、後悔しない組み合わせです。当分買い換える必要はないので、とてもオススメです。
α7CはSONYのフルサイズミラーレス一眼の中で唯一のバリアングル搭載機種です。
低い視点や高い視点からの撮影、自撮り、縦構図の写真の撮影がものすごくやりやすいです。
SONYの撮影機材に関してはいくつか記事をまとめているので、こちらも合わせてご覧ください。
Nikon D750 24-120 VR レンズキット
Nikon D750は2014年に発売された、やや古いカメラなのですが、実は全然現役で使えてしまいます。
一眼レフならではのテンポ良い撮影と、暗いところでも正確にピントを合わせてくれます。しかもバッテリーの持ちも良く、1日中撮り歩いてもバッテリーがなくなるということは滅多にありません。後、防塵防滴でかなり頑丈です。何回も大雨でびしょ濡れにしてしまいましたが、まったく壊れることがなかったです。Nikonは昔、軍事産業に携わっていた歴史があるため、その時の名残を感じられます。
値段もかなり安く、本体とレンズセットで15万円代に落ち着いています。
SNSなどで見てまわってみると「最近カメラはじめました!」という人がNikon D750とAF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VRのセットで購入しているケースは結構多いです。ちなみに僕もこの機材の組み合わせは持っていて、今でも使う時があります。オススメですよ。
今だからこそ、オススメしたいのがD750ですね。
Nikon Z6 + レンズNIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S
ニコンのミラーレス一眼です。ニコンは実は光学器メーカー、つまりレンズを専門に作っていた会社なんですね。だからニコンのレンズは基本的に銘玉とよばれるものが多いです。
24-70 F2.8のレンズというのはフルサイズカメラ界隈ではいわば万能な標準ズームレンズです。ボケるしズームできるしよく解像するという三拍子そろっています。Z6と24-70 F2.8の組み合わせであれば、風景やポートレートはもちろんブライダルなどにも対応することができます。
背面ディスプレイにタッチパネルもついているので、ピント位置が調整しやすいのも良いですね。
【おまけ】カメラの画質を左右するセンサーサイズってなに? 紛らわしい35mm換算って?
センサーサイズはカメラの画質を決める
カメラの画質ってなにで違いが出るんですか?という疑問がわくと思いますが、画質の違いは「カメラのイメージセンサー」によるものが大きいです。イメージセンサーは撮像素子やセンサーと呼ばれたりします。
- レンズ交換式一眼レフ・レンズ交換式ミラーレス一眼:フルサイズ, APS-C
- コンデジ:マイクロフォーサーズ・1.0型
- スマートフォン:1/2.3型
センサーのサイズが大きいほど画質は良くなります。
近年のスマホはかなり綺麗な写真を撮ることができるようになりましたが、本格的に写真を撮るとなると一眼レフやミラーレス一眼の大きなセンサーに対しては太刀打ちできるものではありません。
入門機と呼ばれる機種はほとんどがAPS-C、一部がマイクロフォーサーズです。
最近では初心者向けのフルサイズ機も出てきたので、予算に余裕がある人はそちらを買うのも良いでしょう。
35mm換算って何? APS-Cで標準レンズを買う時に間違えないで
カメラやレンズを探していると「35mm換算」という単語が出てきます。
35mm換算は「フルサイズ換算」「35mm相当」「フルサイズ相当」とも呼ばれます。ややこしいですね。
ややこしいのでこのブログでは基本的に「フルサイズ換算」「フルサイズ相当」って言うようにしています。
〜mm相当という表記はフルサイズ相当の略式表示です。写真のデータ表示など「フルサイズ換算〜mm相当」と書いていると長くなる時に使います。
実は、センサーサイズが違うと同じ画角でもレンズの焦点距離が変わるんです。
こんな感じですね。
フルサイズ相当というのは、APS-Cだと35mmが標準ですが、フルサイズでは50mmに相当するよという意味です。
標準レンズを買う時にこのトリックに注意してください
この説明をなんでするかっていうと、カメラを買ってしばらくするとレンズが欲しくなる人が多いです。
その時に「標準の単焦点レンズ」を買う人が多いんですよ。でも調べてみると標準の焦点距離は50mmとか35mmとかたくさんの情報が出てきます。そのうえ35mm換算なんてややこしい言葉まで出てくるので、混乱してしまいます。
この文を書いている僕もちょっと混乱しながら書いています。
一番ありがちなミスはAPS-Cのカメラを持っていながら、50mmのレンズを買ってしまったという人です。
実はそのレンズ70mm相当になって中望遠のレンズになるんです。僕もやらかしましたけど。
このミスを防ぐにはこうします。
① 自分のカメラのセンサーサイズを調べる(APS-Cかフルサイズのいずれか)
② APS-Cなら焦点距離が35mmの単焦点レンズを買う(フルサイズ相当50mmの単焦点レンズを買う)
③ フルサイズなら焦点距離が50mmの単焦点レンズを買う
②か③にたどりつけばOKです。
とにかくAPS-Cの人はフルサイズ換算が50mmであるということをしっかり確認してから買ってください。
わからなかったら店員さんに「50mm”相当”の標準単焦点レンズ探しています」といえば問題ないです。
フルサイズやミラーレスに変える時は違うメーカーへ乗り換えられるチャンス
カメラに慣れてくるともっと高い機種に乗り換えたくなってくることがあります。
ここまでで紹介していたカメラよりもっと描写力が高いカメラです。具体的には写真を撮るために光を受容するセンサーサイズというものが大きいサイズのカメラです。
ここまでで紹介したカメラのセンサーサイズはAPS-Cと呼ばれ、それより1サイズ大きいものにフルサイズというセンサーサイズがあります。
センサーサイズが大きいと、ボケが綺麗・クリアな色合い・暗いところでも綺麗に撮れる などカメラの基本的な性能が大幅にアップします。
このタイミングは他メーカーのカメラに乗り換えられる絶好のチャンスです。
カメラには全てのレンズが取り付けられるわけではなく、マウントというくくりで取り付けられるレンズが決まっています。
基本的にはAPS-C・フルサイズに対応するレンズや一眼レフとミラーレス一眼で使えるレンズは同じメーカーであっても異なります。
そのため、センサーサイズが違うカメラを買う時や、一眼レフからミラーレス一眼に買い換える時は、他のメーカーに乗り換えるタイミングとなります。
カメラと一緒に買いたいグッズ
カメラ・レンズの清掃グッズ
撮影をしていると、思わぬことでレンズが汚れてしまうことがあります。
レンズ面はとてもデリケートで、傷をつけてしまうと写真の画質に影響を与えてしまうことがあるので、専用のグッズでお手入れするのが良いでしょう。
特にブロワーとレンズペンは使用頻度が高いので、この2つだけでも揃えておくと良いです。
ブロワー(ミラーレス一眼は必須)
ブロワーの中でオススメなのはこちら。
しっかり風を出してホコリを吹き飛ばしやすいです。先端の素材が硬いプラスチックなので、空気を出す時にへにゃっと変なところを向かないのが良いですね。
ミラーレス一眼の場合は、レンズ交換の時にセンサーがむき出しになります。センサーに付着したゴミはブロワーで吹き飛ばすのが基本なので、必須用品となります。
レンズペン
基本的なレンズ清掃をすることができます。例えば外出先でちょっとレンズが汚れた場合は応急処置としてレンズペンで清掃しておくと良いでしょう。
ホコリぐらいならレンズペンのホウキでやさしく掃いてやるぐらいで上等です。ブロワーで飛ばしきれなかったホコリの除去に役立ちます。
レンズクロス
レンズクロスはレンズ表面についた指紋や油膜を拭き取ります。
細かい繊維でできているので、レンズ面を傷つける心配も少ないです。レンズクロスでふき取る前にブロワーを使ってあらかじめほこりを吹き飛ばしておくと良いでしょう。
レンズの掃除は
①ブロワーでホコリを吹き飛ばす
②レンズペンで残ったホコリを除去する
③水滴や油膜などをレンズクロスでふき取る
この3段階でやっています。ホコリがある状態でレンズを拭くとホコリでレンズを傷つけてしまうことがあるので、注意してください。
SDカード
SDカードはかなり進化のスピードが早く、どんどん性能が良くなっていき価格も安くなっていっています。
僕も同じSDカードをSONY α7IIやNikon D750で使用していますが、これといった不満はないです。1年以上使っており、5万枚ほど撮影しましたがデータが飛んだり書き込みがうまくできないなどの不具合は起こっていないです。
たまにカメラがカードを認識していないことがありますが、挿しなおせば直ります。
カメラを買った後に揃えておきたいグッズ
カメラバッグ
撮影スタイルに合わせてバッグを選ぶ
カメラバッグを選ぶ基準は自分の「撮影スタイル」に合わせると良いです。
例えば自然風景がメインで、その場所でしか写真を撮らないという人は、たくさんの機材が入るリュック。普段は街中で散歩しながら写真を撮っているという人はメッセンジャーやショルダーバッグなど機材を取り出しやすいものを使うと便利です。
■メッセンジャータイプ
ショルダータイプの中で人気なのは、Amazonベーシックのカメラバッグです。安価なわりに機能性が良いです。
街中スナップの時は本当に便利です。望遠レンズを使わず、それほど荷物が多くない場合は自然風景の撮影時も十分使えます。
ショルダーなので移動中は背中のほうに、レンズを交換する時はそのまま前へスライドさせて持ってこれるので、簡単にレンズを取り出して交換することができます。
とにかく機動力が高いですね。寺社仏閣など観光地で使いやすいです。
- 収納例:レンズ付きのデジタル一眼レフカメラ1台・交換レンズ2本・SDカード など
- 移動中は背中に、取り出す時は前にスライドさせられる
- 観光地で使いやすい 電車や自転車移動メインの人向け
Sony α7II + FE 24-105mm F4 G OSS
公園として整備されているようなところでは、レンズ交換のシーンが多くなります。
比較的ライトな撮り方をする時にメッセンジャータイプは便利です。
■ショルダータイプ
カメラマンにとって定番のアイテムであるドンケのショルダーバッグです。
大容量なので撮影機材は一通り入れることができます。タブレットも裏側のポケットにipadを入れることができます。
ポケットが多くて大きいため、普段機材が少ない人でもスマホ、長財布、飲み物(ペットボトル)などを入れ込んで持ち歩くことができるので便利ですよ。
- 定番カメラバッグとして人気
- 収納例:レンズ付き一眼レフカメラ1台・交換レンズ2本・ストロボ1灯・SDカード・タブレット など
- ちょっとした町歩きで使いやすい
Sony α7II + FE 24-105mm F4 G OSS
街中を歩いている時にスマホや財布がポケットに入っていると、しゃがんだ時に落としてしまう可能性があります。交換レンズも1〜2本持っておきたいという時は全部の荷物をまとめられるショルダーバッグが便利です。
機材用と貴重品,日用品の2バッグで歩くと意外とかさばって大変です。特に電車に乗る時とか。
■リュックタイプ
リュックのデメリットといえば、機材が取り出しにくいことですが、このリュックは荷物が取り出しやすいです。上部、背面、サイドから取り出すことができてしまいます。
色がシンプルなので、服装とも合わせやすいのが良いです。
また、レインカバーがついているので、急な雨にも対処できます。
さらに、三脚ホルダーがついているので、三脚の持ち運びも便利ですね。
安価ですが、機能性やデザイン性が高く、ハイクオリティなのは「K&F Concept」の魅力ですね。僕はこのメーカーのグッズ好きです。
- 機材を取り出しやすい
- レインカバー付き
- 三脚ホルダー付き
- シンプルなデザインで色々な服装と合わせやすい
- 街を長時間歩く時や風景撮影で使いやすい
本格的に撮影を楽しむのであれば、このリュックがオススメ!
とにかく大容量。レンズ付きカメラとレンズ4本+望遠レンズ1本に加えてSDカード・ノートPC・三脚・水筒など基本的に撮影に持っていきたいものは全て収納させることができます。
たくさん入りますが、機材が入るとかなりの重量になるため、リュックを背負って1日中歩くとなると結構疲れます。特に望遠レンズやノートパソコンを入れると重量がずっしりきます。背負う時は肩だけではなくウエストでもがっちり固定できるのでフラつかないので安心です。
重たいので電車移動がメインの人はつらいかも。
車移動が多い場合はたくさんの荷物をひとまとめにできるのでかなり便利です。
- 大容量(レンズ付きのデジタル一眼レフカメラ1台・交換レンズ4本・望遠レンズ1本・SDカード・ノートPC・三脚・水筒など)
- 肩と腰でがっちり固定するので安定した持ち運びができる
- 車移動が多い人にオススメ
- 風景撮影で使いやすい
自然風景、特に海岸のような足場が悪いところは両手が自由になるリュックがオススメ。
で、自然風景だと自分の足で被写体に寄ったりすることができないため、どうしても必要な機材が多くなります。そのため大容量なリュックがあると全ての荷物をまとめられます。便利なうえ安全対策としてもリュックで行きたいですね。
三脚
三脚を選ぶ基準
- 耐荷重
- 高さ
- 雲台のタイプ
この3つです。
耐荷重はどの程度の重たさまで三脚を安定して使えるかという基準です。カメラとレンズをつけた重量以上のものにしてください。耐荷重を超えた機材で三脚を使うとカメラがうまく固定できなかったり、転倒して機材が壊れるなどのリスクがあります。
高さの選び方は自分の目線の高さぐらいまで伸びるものが便利です。ただし、そんな高い視点はいらない、もっと低い視点で撮れるものが欲しいと思う場合は、どこまで低くできるかというのをみてください。
雲台のタイプは3WAYか自由雲台が一般的です。5kg以上の重たい機材をよく使う場合は3WAYのほうが安定します。5kg以下の軽めの機材を使う場合は自由雲台のほうが構図に自由が効い良いです。
まとめると…
耐荷重:機材の重たさ以上に耐えられるもの
高さ:自分の目線ぐらいまで伸ばせる
雲台のタイプ:自由雲台が構図に自由が効く
がオススメです。
おすすめの三脚
先ほど紹介した基準をすべてクリアしている三脚です。対荷重10Kg, 高さは169cmあります。雲台は360度回転させられる自由雲台がデフォルトでついています。
対荷重10kgなのでほとんどの機材に対応できますが、機材が重たくなるほどカメラと三脚の固定をかなりしっかりしておかないとカメラが外れる恐れがあるので、実質5kg強ぐらいまでにしておくのが無難かなというイメージです。
価格は¥15,000程度で、初心者向けの三脚としては高価なほうですが、かなり便利なのでこのぐらいの投資しても損しないと思います。
それだけでなく、三脚の脚が全てネジ式なので素早く伸縮させることができる他、分解・組立しやすいので砂が入り込んだ時の洗浄がめちゃくちゃ楽です。また脚が取り外し可能なため一脚にもできます。
カメラバッグのリュックタイプのところでも述べましたが、K&Fは安価ですが多機能で高性能なものが多く、実用的なグッズが多いです。
シャッターリモコン レリーズ
花火や夜景を撮る時に必要になります。特にバルブ撮影はレリーズシャッターが必須です。
被写体を長時間露光で撮る時はカメラのシャッターボタンを押しながらだと、ブレてしまうことが多いんですね。レリーズを使えばカメラ本体に触ることなくシャッターを切ることができます。
超オススメ コスパ抜群 ロワジャパンのタイマー機能までついている本格的なレリーズ
もう見た目からして本格的ですよね。でも2000円ぐらいで買えるんです 笑
純正のレリーズだと基本的に同じようなものを買うと5桁の値段になるので、破格ですよね。
純正で安価なものを使うとタイマー表示とかがついていないので、バルブの時は自分で秒数をはかる必要があります。ロワジャパンはタイマー機能がついているので、そのへんは心配いらないです。素晴らしい。
カメラのメーカーや機種によってレリーズ端子の差し込み口が違うので、自分のカメラに合ったものを選んでください。
レリーズで圧倒的オススメなのはロワジャパンのレリーズです。
レンズを守る・水をさらさらにする・鮮やかな写真を撮るためのレンズフィルター
レンズプロテクター レンズの破損・汚れを防ぐ
レンズプロテクターをつけておくと、レンズの前面に水滴やホコリ、指紋がつくのを防ぐことができます。
実はレンズの前面にそれらがついても撮影にあまり影響はないのですが、逆光撮影の時にいらないフレアが出てしまうことがあります。
でもレンズをヘタに拭いてしまうとムラがついたり細かい傷がついたり、できればあまり拭きたくないですよね。
レンズプロテクターがあれば、ほこりや水滴・指紋がついても拭きやすいですし、逆光撮影で邪魔に感じた時ははずせばOKです。うっかりレンズの前玉を何かにぶつけてレンズが割れるという事故も防ぐことができます。
逆光撮影はレンズが汚れているといらないフレアが出てしまいがちです。
レンズプロテクターはレンズの前面を綺麗に保つだけでなく、レンズをぶつけた時にレンズの破損を防ぐ役割もします。
ちなみにレンズの前面が綺麗なのに、妙なフレアが出る場合は後玉やセンサーが汚れている可能性があります。
NDフィルター 水をさらさらにできる
NDフィルターがあると、水をさらさらにできたり、日中でも長時間露光ができたり、写真の表現幅がかなり広がります。
長時間露光は普段我々がみることのできない写真ならではの世界ができるので楽しいです。
NDフィルターに関しては別記事でまとめましたので、気になる方はそちらも見てみてください。
長時間露光を使うと、普段自分たちの目では見ることのできない水の流れを表現できます。
写真ならではの世界観が広がるので、NDフィルターがあると面白いです。
PLフィルター 鮮やかな写真・反射を消す・色を濃く出す
<PLフィルターの選び方>
■PLフィルターの種類
PLフィルター:安いが、露出やフォーカスに誤差を生じさせる可能性がある
C-PL(サーキュラーPL)フィルター:デジタル一眼レフやミラーレス一眼はこちらがオススメ
PLフィルターのほうが安価で手に入りますが、露出やフォーカスに誤差を生じさせる可能性があります。
そこでC-PLフィルターというものが対策品として出されました。デジタル一眼レフやミラーレス一眼は対策がされておりC-PLフィルターを使うことでフォーカスのズレや画質の低下を抑えることができます。
■レンズ径と同じものを選ぶ
PLフィルターは使用するレンズ径と同じサイズのものを選びます。レンズ径とフィルター径が違うと使用できないので、購入前はよーく確認してください。
■反射率
フィルターをつけるとゴーストやフレアが出やすくなります。
低反射率のフィルターをつけるとゴーストやフレアは出にくくなります。値段はそのぶん高いです。
KenkoのC-PLフィルターです。
反射率は1%未満です。一般的なものはだいたいこのぐらいの反射率ですね。
もっと反射率をおさえたものに0.6%未満や0.3%のものがあります。
PLフィルターは消耗品と考えるほうが良いでしょう。熱や紫外線に弱くだいたい7〜8年で寿命がくるといわれています。よく使う場合は2〜3年でダメになってしまうのだとか…。
PLフィルターは葉っぱの乱反射や、水面の反射を取り除くことができます。
写真のコントラストを上げたり、青空の青を濃くできたり、パリッとした写真を撮影することができます。
使い方にはコツがあって、逆光環境下ではあまり効果がなく、順光に近づけるほどPLフィルターの効果がよく出ます。
写真編集ソフト 加工ソフト
写真を撮ったらそのままにしておくのも良いですが、加工や編集ができると、もっともっと楽しくなります。写真を加工することによって自分が見せたいものを見せることができます。ビックリするほど楽しくなるので、ぜひ導入してみましょう。
Adobe フォトプランが超オススメ
こちらは月額980円でPhotoshopとLightroomが使えるようになるという優れものです。
カメラを買うとメーカーの純正現像ソフトもついてきますが、Adobeの現像ソフトを使うと表現幅が広がる他、情報量も多いためわからないことはすぐに調べることが可能です。
星のような繊細な被写体は現像やレタッチをしないと表現しにくいです。
カメラだけではできない表現もたくさんあるので、現像ソフトを使って思い通りの写真に仕上げてみてはいかがでしょうか。
まとめ
何から買えばいいですか
- カメラ・レンズ
- ブロワー・レンズペン
- 三脚
- レリーズ
- カメラバッグ
- レンズフィルター
- 予備バッテリー
僕はこの順番で揃えていきました。このセットがあればとりあえず風景とスナップは問題なく撮れています。
自分の撮影スタイルにあった買い方で、欲しいなと思ったタイミングで買うと良いです。
また、ポートレートをする場合、屋外でポートレートをする場合はストロボはほとんど使わずに、自然光のみで撮ってることが多いです。反対に室内はストロボがないと綺麗な光を作ることが難しいこともあるので、室内メインでポートレートをしたい場合はストロボの購入も早いうちに検討すると良いです。
実際に出かけてみよう
どこかに出かけるところがないかな?と思ったら…こちらから探すことができます。
カメラを楽しくできるテクニックを紹介しています。
誰でも簡単にできるテクニック集です。
コメント
コメント一覧 (4件)
やっぱりカメラで綺麗な写真を撮ろうとすると、初心者向けでも10万円超えるんですね…
YOSHI-Pさん
どうしても条件を揃えると超える機種が多くなってしまいますね…。
値段をおさえたいのであれば、型落ちの機種を使うとか中古品を買うという選択肢も良いです。
カメラを使ってる友人が、フルサイズ以外はあり得ないと言っておりました(APS-Cやフォーサーズでも画質は十分だと言う人は多くいるが、それは建前で、ほぼ100%メインはフルサイズを使っているとも…)。
友人からハードオフとかで買うよりはいいよということで勧められた「マップカメラ」というサイトを見ると、Yutoさんが記事内でオススメされたレンズを含めると中古であっても10万円を超えてしまうようなので、ちょっと手が出せませんでした;
たぶん私が持っても宝の持ち腐れだと思って、スマホのカメラで写真を撮りたいと思います。
丁寧に返信してくださり、ありがとうございました…!
YOSHI-Pさん
記事中にも記載しておりますが、自分がどのくらい写真を楽しみたいかでそこの価値観が変わります。
・写真をライトに楽しむ:APS-C、マイクロフォーサーズでも十分。
・写真を本格的に楽しむ:フルサイズでないとやがて満足できなくなってくる人が多い 笑
現状はこんな感じです。
近年はスマホもかなり綺麗に撮れるようになってきています。
スマホで楽しんでみて、満足できなくなったらまた検討という形でもいいのかなと思います。
ゆっくり検討してくださいね。
今後ともよろしくお願いいたします。
ありがとうございました!