こんにちは、Yutoです。
今回は、自分が写真に関する本を買って、よく読んだ本を紹介したいと思います。
ナショナル ジオグラフィック プロの撮り方 完全マスター
解説本で一番読んだ本はこれですね。
読むというか作例写真が良いのでついつい見てしまう感じ。
撮影に関しては具体的なテクニックは載っていないです。良い写真を撮る考え方や心構えみたいなことが載っています。
幅広いジャンルが載っているので1つ1つの密度は残念ながら薄め。プロの撮り方シリーズは他にも出ている(プロの撮り方 風景を極める・プロの撮り方 構図を極めるなど)のでより具体的なことを知りたいという場合はそっちを買ったほうが良いかも。
シリーズ以外にもたくさんの専門書があります。
ちょっと高かったですが、参考書として買って良かったです。
TOKYO 異形
TOKYO異形は僕のスナップに大きな影響を与えてくれました。
都市風景まで行かないスケール、人間目線ぐらいの切り取り方と言うべきですかね。
ファインアートな写真が多くて、めちゃくちゃ読み漁ってました。
SNSをはじめとしたネット上でも都市風景やスナップをたくさん見ますが、写真をはじめたころはまだ少なくてずっと参考にしていました。
タイトルやキャプションが良いのも特徴的。
今でも時々見返しています。
おすすめの写真集です。
花をながめて大切なことに気づく100の言葉
これは、僕の友人の本です。
身内の宣伝になってしまうのですが、身近な人の写真を見ることは勉強になります。
身近だからこそ、参考になったり、より深く知れるとこがあるからかもしれません。
柔らかい花の写真は彼独特のものです。
本の中にはいくつか一緒に出かけた時に撮ったものもあるのですが、あの時撮ってたのがこうなるのかと驚きます。撮り方も被写体もまったく違いますが、写真に対する考え方のベースはわりと似ているかな。
関東メインで写真教室もやっているので、気になる方はぜひ参加してみてはいかがでしょうか。
記事のサムネイルは彼の写真教室に参加した時に撮った1枚です。
四季彩歳―前田真三写真集
僕は自分の写真に透明感や臨場感を求めていますが、その原因はこの写真集を見たからでしょう。
カメラをはじめて一番最初に買った写真集がこの本でした。
買った動機は、日本国内のいろいろな場所で撮影した写真がたくさん載ってて、三重・奈良・岐阜と僕の住んでいる場所からわりと近い地域の写真も数多くあったからです。具体的に参考にできそうだったから買ったというやつですね。
だいたい日本の自然風景といえば北海道や長野、富士山の写真が多かったので、近場の写真がたくさん載っている写真集は見ていて身近に感じました。
写真は実際の景色に近い色合いやトーンでまとめられていました。
風景だけではなく、自然現象の一部を切り取った抽象的な写真も多いです。渚だけしか写ってない写真とか。黄金に輝いていて綺麗なんですよ。僕が時々撮っている抽象的な自然写真はこの写真集からの影響が大きいです。
おわりに
今回、おすすめの写真書籍を紹介しました。興味があれば手にとって見てみてください。
記事を書くにあたって改めて見返したのですが、自分の写真や撮影スタイルは、この記事で紹介した本に影響を受けているものが多いです。
もちろん、これらの本以外にもおすすめの本はあるのですが、それはまた追々紹介していきたいなと思います。
とりあえず今回は僕の写真に大きく影響を与えているなと感じたものを紹介しました。
今はブログやSNSなどインターネット上でたくさんの写真と触れ合うことができます。
撮影のテクニックや撮影スポットもインターネットで知ることができます。このブログもですが 笑。
ただし、本とインターネットはやっぱり媒体が違います。
どちらが優れているかではなく、それぞれ違うものとして良し悪しがあります。
インターネットは自分が求めている答えにすぐ辿りつくことができます。
また、情報量も膨大なため、ほとんどのことは調べたら答えが出てくるでしょう。
膨大な情報量なので本では得られなかった超身近で具体的なテクニックや撮影スポットを知ることも可能です。なんなら発信者に直接聞くこともできてしまいます。
本はインターネットよりも落ち着いた状態で触れ合えることが多いです。そのため深いインプットができます。
本はその道のプロ集団が作り上げた一流のコンテンツです。それをインプットすれば自分の武器になることは間違いありません。
また、自分が求めていなかった情報も入ってくるのでおまけとして知れることも多いです。意外とそれが良い情報だったりするので本は楽しいです。
インターネットと本、それぞれまったく違う性質を持っています。
普段写真の本なんて読まないなぁとか、ちょっと写真に飽きてきたなぁとか、そういった方は本を読んでみるとインターネットとはまったく違う世界が広がっていて面白いと思います。
それでは、また。