こんにちは、Yutoです。
コスモスは秋になったばかりの9月〜10月にかけて見頃になります。
綺麗で特徴的な形の花が様々な色になって咲き誇るのが本当に綺麗です。風景としても花単体としても撮りやすく、はじめて花を撮るという方にもおすすめです!
明るく撮っても暗く撮っても絵になるので、色々な作風で楽しめるのが特徴です。
晴れの日に撮るコスモス
逆光のコスモス:花びらを透き通る光が綺麗
コスモスは逆光で撮影すると花びらが綺麗に輝きます。
花びらが太陽の光を透き通すからです。
個人的には一番好きなシチュエーションのコスモスですね。
太陽が最も明るいのですが、花びらもかなり明るいので、白飛びをさせず花の色を出そうと思うと元の写真はだいぶ暗めのものとなり、レタッチで色を整えることが必要となります。
順光のコスモス:コスモスと青空の色をはっきり出す
順光で撮影しました。
キバナコスモスといって一般的に言うコスモスよりもちょっと早い時期に見頃となります。
順光で撮影する場合はコスモスの花以外も明るく写り、色もはっきりと出るので情報量が多くなりすぎてしまうことがあります。
また、空が綺麗な日に撮影すると良い写真になりやすいでしょう。
曇り・雨の日に撮るコスモス
水滴が輝くコスモス
一眼レフ・ミラーレスの魅力はなんといってもボケの綺麗さにあるでしょう。
そのボケを活かせるのが水滴です。
ボケ方はレンズや絞り具合によって変わります。
玉ボケ・バブルボケ・グルグルボケなど色々なボケ方があります。
水滴がつくのは雨上がりや早朝です。
雲の切れ目から太陽の光が漏れてきたらシャッターチャンス
曇りの日はどんよりしていてコントラストが低いです。
光が均等になっている平地ではトーンが単調で撮影しにくいのですが、雲の切れ目がある場合はシャッターチャンスが訪れる可能性があります。
シャッターチャンスとなる瞬間は雲の切れ目から太陽が顔をのぞかせた時です。
太陽光にコスモスが照らされて明るく輝きます。
こういう時はスポットライト的に光が当たることが多いので、ドラマチックな光になりやすいです。
地面と一緒に撮る
地面に倒れているコスモスを撮影する場合は、曇りや雨の日のマットな光環境が適しているでしょう。
周辺露光落ちなどを利用すると写真の中に明暗差が生まれ、見せたいものを見せやすくなります。
周辺露光落ちは絞りを開放付近にすると出やすいです。
また、最近のレンズでは周辺露光落ちは出にくく、オールドレンズを使って出すなどといった手段もあります。レタッチでも出せるので得られやすい効果です。
コスモスの背景にウッドデッキを置いています。
濡れた木は反射しやすく、光のグラデーションも綺麗に出るので背景にはもってこいの素材といえるでしょう。
ドリーミーフォト
大阪万博公園で撮影したキバナコスモスです。
ドリーミーフォトとは、夢を見ているかのような幻想的な写真として北村佑介氏(Instagram)が撮り始めた写真です。コスモスに限らず色々な花がドリーミーフォトとして撮られています。
彼は普段は東京で写真教室を開催していて、大阪へ来た時に特別ゲストとして参加した時に撮ったものです。
撮り方は文字で書くとものすごく長くなりますし、実際にその場所に行って実践することが最もわかりやすいでしょう。
僕もハッとさせられることがたくさんありました。
花の選び方とか、光の使い方とか、意外と撮る場所が選ばれるとか。あんまり言うとアレなんでこのへんで。
気になる方は一度参加してみてはいかがでしょうか?オススメです。
コスモスの名所
コスモスの名所を箇条書きで書いておきます。
行ってみたい場所とオススメの場所です。
- 東員町のコスモス(三重県)
- 菰野町田光(三重県)
- 伊賀 市部駅(三重県)
- なばなの里(三重県)
- 藤原宮(奈良県)
- 般若寺(奈良県)
- 法起寺(奈良県)
- 鷲ヶ峰コスモスパーク(和歌山県)
- 野田町コスモス畑(滋賀県)
- 万博記念公園(大阪府)
- 宮ノ下コスモス広苑(福井県)
- 吹上コスモス畑(埼玉県)
- あけぼの山農業公園(千葉県)
- 国営昭和記念公園(東京都)
などなど、ほんの一部を書きました。
個人的には東北や長野に広がる広大なコスモス畑も気になります。実はリストに入れた「鷲ヶ峰コスモスパーク」はまだ行ったことがないのですが、山の上にあってコスモス畑と絶景が一緒に撮れる場所として注目しています。
それでは、また。