こんにちは、Yutoです。
大阪のあちこちを撮り歩いているとレトロな街並が広がっているところが多いなと感じます。そのようなところにオシャレな喫茶店や雑貨屋があったりして街並風景を撮りながら、ちょっと休憩したりお店を覗いたりするのが楽しいです。
これまでの自分は大阪で撮影というと梅田や難波でストリートスナップ、中之島で夜景撮影ということが多かったですが、せっかく大阪メインで撮影活動をするのであればそれ以外のエリアのことも知りたいということもあってさまざまなエリアを探索してレトロなところが多いという発見をしました。
ツイッターでもレトロな街並を切り取った写真をアップロードしてみたら、多くの反響をいただきました。自分の写真で街の魅力が少しでも伝わるといいなと思います。
というわけで、この記事では大阪でレトロな街並が広がっているエリアを紹介していきます。
中崎町
大阪レトロスポットといえば中崎町ははずせないでしょう。
梅田から徒歩で行ける距離でありながら、古い建物が数多く残っており、レトロでかわいらしい雑貨屋やカフェが多数あります。
観光客も多くカメラを持ってぶらぶら散歩するのが楽しいエリアです。
中津
大阪メトロ御堂筋線の中津駅周辺は、高層マンションが立ち並び近代的な街並が広がっていますが、阪急中津駅周辺は、薄暗い高架下や古い商店街があったりレトロな雰囲気を感じられます。
中津も梅田から徒歩で行ける距離にあります。
中津は別記事で写真をまとめました。こちらも合わせてご覧ください。
天満
JR天満駅の北側は昭和レトロな建物が多く、細い路地の両脇にぎっしりと並ぶ飲食店街が広がり、半屋外でも飲めるお店が多いというのが天満の特徴です。安いお店が多いのも特徴ですね。
なんと驚くことに天満も梅田から歩いていける距離になります。先に紹介した中崎町とも近いです。
上本町
近鉄の大阪上本町駅のすぐ側にある「うえほんまちハイハイタウン」がレトロです。戦後の再開発でできたんだろうなという商業施設の典型的な空気感を感じられます。暖色系のタイル貼りや電球がたくさん付いているところとか。
うえほんまちハイハイタウンの周りにある建物もこころなしかレトロに感じます。
新世界
1912年(明治45年)に通天閣を中心とした遊園地が作られました。この頃は産業が発達し西洋文化がどんどん入ってきて世の中が大きく変わっていた時代で、パリとニューヨークの風景を模範して開発し「新世界」というのが名前の由来だそうです。
たしかに通天閣を中心に道が放射状に広がっているのはパリの凱旋門と似ていますね。
第二次世界大戦時に通天閣の解体や空襲などの影響により、一度はなくなりかけそうになりましたが、戦後に再開発され、今では昭和の雰囲気が色濃く残るレトロな街として親しまれています。
谷町六丁目
谷町六丁目は「谷六」という名称で親しまれています。昔ながらの長屋や町屋を活用したお店が数多くあるのが魅力です。若い人による個性的なお店が多いのが特徴です。かつては印刷所が多くあったそうです。
第二次世界大戦時に甚大な被害を受けた大阪市ですが、このあたりは奇跡的に焼け残っていたことからレトロな街並が現代まで残っています。
夕陽ケ丘
四天王寺の北側には、天王寺七坂と呼ばれる7つの坂があります。沿道には寺社が多く安土桃山時代〜江戸時代にかけて整理されたそうです。坂の上は西日が綺麗なことから夕陽ケ丘と呼ばれるようになりました。
昔ながらの坂道や周辺は少し古い建物が多く、レトロな雰囲気が味わえます。
海老江
戦災を免れた地域であり、大正〜昭和初期ぐらいの古い町屋や長屋が多く残っています。海老江7丁目には石畳が残っており両脇に古い建物が連なっています。
現役のお店や住宅が多いことから生活感も残っており、古い街並みがリアルに残っています。
古い建物で魅力があるものの住宅も多いため、あまり騒いだりせず撮影する時は速やかに撮影し、地元の方に迷惑がかからないようにしましょう。
石切
生駒山の中腹に広がる街です。大阪平野全体を見渡すことができる隠れた絶景スポットでもあります。
石切神社の参道は石切参道商店街として賑わっており、昭和20年ごろからお店が増えてきたそうです。
やたら占い屋さんが多いのが特徴 笑 石切神社は病気治癒の御利益があるそうです。
まとめ
このように大阪は昭和レトロなものが数多く残っていることがわかります。
多くは昭和中期〜後期のものですが、先の大戦で戦火を逃れたエリアもあるので昭和前期のものも残っています。
じわじわと昭和のものも少なくなっていくので、今のうちに自分自身で触れ合っておきたいものです。
ここに紹介したもの以外でもレトロなものは点在しています。街歩きやスナップが好きな方はあちこち歩いてみるとおもしろい発見がたくさんあるかもしれません。