こんにちは、Yutoです。三重県在住の写真家です。
ようこそ三重県へ。来て頂いて嬉しいです。
三重県に出張や引っ越してきた人にオススメなグルメ・観光地・交通手段など、三重で滞在するならちょっと知っておくと便利なことをたくさん載せる記事にします。
長い記事なので、忙しい方は下の目次から必要な情報まで飛ばれることをオススメします。
グルメ
食べ物が美味しいことが自慢な三重県
三重県といえば食べ物が美味しいことが自慢です。意外と知られているようで知られていないそう。
代表的なのは…
- 松阪牛
- 伊勢海老
だったりしますが、このへんは高級料理なのでなかなか手出しすることはできません。
松阪牛ブランドがついている牛肉自体はお店や部位によっては安くで提供しているところもあるので、THE 高級肉でなくとも良いという方はオススメです。
ズバリおすすめのグルメとは
- 焼きハマグリ(桑名)
- 四日市とんてき(四日市)
- 伊賀牛(伊賀)
- 伊賀米(伊賀)
- 亀山ラーメン(亀山)
- 津ぎょうざ(津)
- うなぎ(津)
- あまご(松阪)
- てこね寿司(伊勢)
- 伊勢うどん(伊勢)
- とばーがー(鳥羽)
- 的矢牡蠣(志摩)
- 大内山牛乳(大紀町)
- さんまの丸干し(熊野)
- 南紀みかん(熊野)
- 熊野地鶏(熊野)
- etc…
三重県は南北250kmほどあって非常に広いです。そのため地域によって様々な郷土料理があります。
また、海鮮系は全対的に新鮮で美味しいですね。特に太平洋や熊野灘に面している伊勢志摩地方・三重県南部は美味しいです。
さらに日本一の清流と呼ばれる宮川(伊勢)や透明度が高いといわれる銚子川(尾鷲)など綺麗な川も多いため、川魚も美味しく食べられるところが多いです。
特にオススメなグルメ
僕がよくオススメしているのは、
- うなぎ(津)
- てこね寿し(伊勢)
- とんてき(四日市)
以上の3点です。近隣の市町村でも美味しく楽しめます。県外から訪れた人にはこの3つのうちのどれかをオススメすれば間違いないです。
うなぎはどんぶりが美味しいです。三重はこしひかりというお米が美味しい地域なので、うなぎの味付けとこしひかりのしっかりした匂いと食感の相性が抜群なんです。
てこね寿しも新鮮なカツオやマグロのさしみが乗っかったどんぶりです。基本的に米と相性の良いものが郷土料理になっていることが多いですね。
四日市に行った時はとんてきが好きなのでよく食べているのですが、にんにくが入っているので翌日誰かと会う予定がある時はあまり食べられないのが残念なところ。でも正直僕がにんにくを食べられるようになったのは四日市とんてきのおかげというぐらい美味しいので、一度は食べてみてください。
体調が優れない時の食事は伊勢うどん
伊勢うどんはネチネチした麺が特長的です。人によって好き嫌いがはっきりわかれます。
消化がとても良く、病院でも普通にオススメされるぐらいの食事です。実際に入院中の食事メニューとして提供されることもあるのだとか。
風邪をひいた時などは伊勢うどんを食べると良いですね。
三重県内のスーパーにタレ付きで売っているので、機会があれば食べてみてください。熱湯でゆでて麺をほぐし、水を切ったら完成です。
濃いめの牛乳が好きなら大内山牛乳
こちらはスーパーだけでなくコンビニでも手に入る地元の名産品です。三重県内のコンビニなら比較的どこにでも売っています。濃い牛乳が好きな人にオススメ。牛乳の後味が嫌いな人はやめといたほうがいいかもしれません 笑
米が美味しい
- 三重のコシヒカリ
- 伊賀米
三重県内には水田が多く、たくさん米が生産されます。
米といえば魚沼産の米(新潟)やあきたこまち(秋田)などが取り上げられがちですが、三重県はコシヒカリの生産量が西日本で1位となるほどさかんに行われています。
郷土料理が米と相性の良いものが多く、食べる機会も多いと思います。
お菓子
三重県はかつて宿場町や伊勢神宮の門前町があったことから、旅人をねぎらうためのお菓子が数多く作られてきました。
ここでは自分が他県の人にオススメしたりお土産に持っていくお菓子を紹介します。
赤福餅
三重県のお菓子で定番なのは赤福餅です。
どういうわけか名古屋や大阪でも買えてしまいます 笑
毎月1日には朔日餅とよばれる赤福の直営店で買える特別な餅があります。開店前から行列ができるほどの人気っぷりです。
へんば餅
薄い餅の皮にこしあんが包まれています。
個人的にはもっとも好きな三重県のお菓子の1つですね。
天輪焼
松阪駅前にある小さなお店で販売されています。地元のお菓子の中でもリーズナブルな値段で素朴な味わいが楽しめます。
最初は自分が買い食いして美味しいと思ってただけなのですが、お土産として持っていっても好評でした。
お土産のことは別記事にもまとめました。
観光地
ここに上げている観光地は基本的に有名どころがほとんどです。
もちろんここ以外の観光地もたくさんありますが、三重に来たばかりならまずは定番スポットを巡ってみるのも良いのではないでしょうか。
三重県の有名観光地
- ナガシマスパーランド(桑名)
- なばなの里(桑名)
- 鈴鹿サーキット
- 伊勢神宮(伊勢)
- おかげ横丁(伊勢)
- 夫婦岩(伊勢)
- 鳥羽水族館(鳥羽)
- 伊賀上野城(伊賀)
- 鬼ヶ城(熊野)
季節の絶景を楽しみたい観光地
梅(春)
- いなべ梅林公園
- 鈴鹿の森庭園
- 結城神社
桜(春)
- 鍋田川堤防
- 九華公園
- 十四川
- 海蔵川
- 石垣池公園
- 偕楽公園
- 松坂城
- 宮川堤
- 東邦石油横
- 鬼ヶ城桜の道
花火(夏)
- 桑名水郷花火大会
- 津花火大会
- 鳥羽みなとまつり
- きほく燈籠祭
- 熊野大花火大会
紅葉(秋)
- 御在所ロープウェイ
- 水沢もみじ谷
- 赤目四十八滝
- 香落渓
樹氷(冬)
- 御在所ロープウェイ
三重県で季節を感じられる絶景は、春夏に集中しています。
特に梅と花火は全国から人がたくさん来るほど魅力があるものも多いです。梅は鈴鹿の森庭園がものすごい人気が出てきました。
花火は桑名水郷花火・津花火大会・熊野大花火大会が人気どころです。海上で打ち上げるのでとにかく規模が大きいですね。大都市から近いところでこれだけの規模で打ち上げるのは珍しいそうで、アクセスのしやすさも含めて人気が出る要因となっているようです。
一方で紅葉や冬景色は他県に比べてもちょっと楽しめる場所が少ないです。紅葉が綺麗に色づいたり、雪がたくさん降ったりする場所は少ないです。林業がさかんであったため紅葉する木が山に少ない、気候が温暖なため葉っぱが綺麗に色づかない、雪が降らないといった理由で秋〜冬の景色はちょっと少ないですね。
三重県の風景を楽しみたいという方はこちらの記事も参考にしてみてください。
遊園地・テーマパーク
- ナガシマスパーランド
- なばなの里
- 鈴鹿サーキット
- ベビースター工場一体型おやつタウン
- 伊賀の里モクモク手づくりファーム
- 伊賀流忍者博物館
- 鳥羽水族館
- 二見シーパラダイス
- 志摩マリンランド
- 志摩スペイン村
- 地中海村
- 伊勢忍者キングダム
三重県は人気のテーマパークが多いです。
ナガシマスパーランドや鈴鹿サーキットはメジャーどころ。ナガシマスパーランドを中心とした長島リゾートは年間来場者数が1500万人をこえるなど東京ディズニーランド・シーやユニバーサルスタジオジャパンに続いて日本国内で4番目に多いほどの人気っぷりだそうです。
人がいないから映え放題・人がいないから乗り放題と自虐PRの志摩スペイン村ですが、遊園地内部のスペイン感はすごくよく作り込まれているのでオススメです。ただ志摩市へのアクセスは不便ではないものの遠いため、ほかの大型テーマパークに比べると人が少ないということになっているようです。それでも年間来場者数は120万人をこえているそう。
夜景スポット
- 多度山展望台
- 伊勢湾台風記念館
- うみてらす21
- 伊勢志摩スカイライン
三重県は大都市が少ないため、都会のような夜景展望を楽しめるところは少ないです。唯一の屋内展望台であるうみてらす21は四日市コンビナートの工場夜景を楽しむことができます。都市夜景と一味違った眺望です。
また、多度山展望台は駐車場から徒歩1時間ほどの登山となります。
カップルなどで人が少なく、雰囲気の良い場所に行きたい場合は海沿いがオススメです。
観光地巡りをするなら計画的に
三重県の面積は広く、5つのエリアに分かれています。
北勢・伊賀・中勢・南勢・東紀州
そのため、三重県の観光地で北勢エリアと東紀州エリアのものを同時に巡ろうとすると行くだけで200km近くの距離を移動することになります。
例えば鬼ヶ城となばなの里の両方を1日で楽しもうとすると、移動にほとんどの時間を費やすこととなります。
三重県の交通状況
基本的には車社会
基本的には車社会です。よく使われる道路は国道1号線・23号線・25号線・42号線・165号線ですね。
路面状態はわりと整備されているので良いです。走りやすいですね。
市街地以外はそれほど混んでいることもなく、快適に走ることができます。
よく使う高速道路や国道を中心に紹介します。三重県内の移動の参考になれば嬉しいです。
高速道路
新名神高速道路 滋賀・京都方面
亀山JCTから大津JCTまで抜けて行く高速道路です。三重県から滋賀・京都・大阪方面へ行くルートとして使います。関西・北陸へ行くときは便利ですね。道路自体も広いので走り易いです。
ただし、GWや年末年始などは土山〜亀山まで混みやすいです。
東京・名古屋・大阪・広島・博多を結ぶための新しい大動脈として作られました。
また2019年に四日市JCTから亀山西JCTまでをつなぐ新しいルートも開通しました。伊勢湾岸自動車道から直接新名神高速道路へアクセスできるようになったため、東名阪自動車道で起こっていた渋滞がかなり緩和されました。
伊勢湾岸自動車道 静岡・東京方面
四日市JCTから豊田東JCTまでを結びます。
車で東京方面に行くならこのルートがもっとも短い距離です。
ただし名港トリトンを通過する料金がやや高いため尾張東部地方が目的地の場合は名二環を利用する人もいます。
夜の名港トリトンからの景色がものすごく綺麗で、迫力もあるため、アトラクションのような感じで走る楽しさもあります。とはいうものの、交通事故には十分ご注意ください。
東名阪自動車道 名古屋・岐阜方面
伊勢関ICから名古屋西ICまでをつなぐ高速道路です。
以前は亀山〜四日市まで慢性的な渋滞を起こしている区間がありましたが、2019年に新名神高速道路の別ルートができてからはだいぶ渋滞が軽減されました。
伊勢自動車道 三重県主要都市
伊勢関ICから伊勢ICまでをつなぐ高速道路です。
全線を通して比較的直線、そして平坦であるため走りやすいです。わりと交通量が少ないです。ただし年末年始は伊勢神宮への参拝客が増えるため交通量は増えます。
また、伊勢より先は伊勢二見鳥羽ラインとなっています。完成当初は有料でしたが、2017年以降は無料区間となりました。鳥羽・志摩へのアクセスはこの道路がめちゃくちゃ便利です。
東海環状自動車道 これからできる
新四日市JCTから養老JCT方面へつながる予定の道路です。これにより三重県から名神高速道路や東海北陸道へのアクセスが便利となります。2020年現在は北勢ICまでの接続となっており、養老まで開通するのは2026年度とされています。
紀勢道 尾鷲・熊野方面
勢和多気JCTから尾鷲北ICまでをつなぐ道路です。
これにより尾鷲・熊野方面へのアクセス時間が劇的に短縮されました。
熊野大花火大会などの混雑時も紀勢道ができてからはだいぶ緩和されました。これまでは花火大会終了後、最寄りの駐車場から出れるのは0:00をすぎるぐらいでしたが、紀勢道開通後は10:00ごろには駐車場を出て、10:30には紀勢道に乗れるという状態です。
国道42号線で明け方まで続いていた渋滞もすっかりなくなりました。
道路が狭く対面通行なので、運転に慣れていない人はちょっと怖いかもしれません。
一般道
国道23号線 名古屋〜伊勢
三重県内の主要道路といえば国道23号線が圧倒的に便利です。基本的にはずっと4車線で津市街や伊勢市街は6車線になります。終点は伊勢神宮前。全体として道がよく整備されており、走りやすいのですが交通量と信号が多いため市街地では慢性的な渋滞が起こっています。
桑名→四日市 30分
四日市→鈴鹿 30分
鈴鹿→津 30分
津→松阪 30分
松阪→伊勢 30分
という感じで隣の市に行くまでに30分ぐらいかかる感じですね。松阪より南はそれほど交通量は多くないです。津ではイオン津南店が国道沿いに開店したことにより、GWや年末年始などイオン付近でとんでもない渋滞が起こることがあるので注意しましょう。
また、松阪から鈴鹿までは中勢バイパスという国道23号線の別ルートがあります。こちらは久居から松阪まではずっと高架線ですが、久居より北はなぜか平面交差点と信号が出てきたりするので、本線よりもむしろバイパスが渋滞してしまうという自体も起こっています。
また、一部は4車線ですが、対面通行の場所も残っているため車線減少の部分と交差点が組み合わさることによる渋滞の影響もあるでしょう。また、中勢バイパスは国道165号線・163号線・306号線と交差しているため、名張・いなべ・奈良方面へ行くのに便利です。
国道1号線 名古屋〜亀山
国道1号線は東京〜大阪を結ぶ日本の主要道路で、三重県には愛知県名古屋市から来て桑名・四日市・鈴鹿・亀山を通って滋賀県甲賀市に抜けていきます。北勢から亀山を結ぶ道路として使われます。
また、愛知県との県境にある伊勢大橋は慢性的に渋滞しています。なばなの里やナガシマスパーランドへの観光客が使うことでも渋滞する道路ですね。隣を並走する国道23号線は比較的スムーズに流れています。橋の途中に交差点が出てきたりする変わった橋です。90年前に出来た橋で見た目がかっこいいです。戦時中に機銃を打ち込まれた後も残っています。
渋滞対策のために建て替えられるのは嬉しいですが、ちょっと名残惜しいですね。
国道25号線(名阪国道) 亀山〜名張
伊勢関ICから天理ICまで続きます。西名阪自動車道として建設されましたが、あまりにもカーブや勾配が多すぎたため、高速道路としては認められず、一般道ととして開通しました。
高速道路と同じ緑の標識で自動車しか通れない高規格な道路ですが、通行料金がかかりません。そのため名古屋〜大阪間を最も安く移動できるルートとしてトラックなど大型車が多く通ります。
国道42号線 鳥羽〜熊野
国道42号線は静岡県浜松市から和歌山県和歌山市までを結ぶ道路です。愛知県の渥美半島から鳥羽まではフェリーを使う海上ルートで鳥羽からは伊勢・松阪を通って、尾鷲・熊野まで紀伊半島の沿岸を通るルートです。熊野以降も紀伊半島沿岸をずっと進み、和歌山市まで通行できます。
紀勢道ができるまでは尾鷲・熊野方面に行くには国道42号線を使用していましたが、完成後はほとんど使わなくなりました。ほとんど直線の紀勢道に対して国道42号線は峠道が多く、松阪〜熊野間の所要時間は2倍違います。
国道306号線 津〜いなべ
中勢バイパスからアクセスがしやすい道です。いなべは山奥にあるため、主要な国道1号線や23号線からはちょっと離れています。306号線は中勢から北勢の山間部に行きやすくしてくれますね。市街地から離れたところを走るため、渋滞は少なくずっと快適な状態です。
また、滋賀県彦根市や北陸方面へ抜けやすい道でもあります。
国道258号線 桑名〜岐阜
三重県から岐阜へ抜ける道として国道258号線はよく使われます。大垣まで接続されています。
愛知県内に入るとどうしても渋滞が多くなるため、その手前にある258号線を使って北上すれば愛知県内の渋滞を回避することができるわけです。
国道306号線と同じく、北陸方面へのアクセスもしやすいです。
国道163号線 津〜伊賀
国道23号線の岩田橋北交差点から大阪市まで続く国道です。
伊賀上野の市街地へのアクセスが便利ですね。国道といってもコンビニを含むお店が少ないです。特に市街地以外はほとんどお店がないため、その間で食事・トイレ休憩はほとんどできません。渋滞が少なくストレスがない道ですが、孤独感がすごいです。
国道165号線 津〜名張
国道23号線の雲出本郷町交差点から大阪市まで続きます。
名張市街地を経由した後に奈良県の榛原・橿原などを通過していきます。国道165号線は奈良へのアクセスが便利なので観光目的としてよく使います。特に長谷寺や室生寺などはすぐ側を通ります。
名張市街地での渋滞が慢性的に起こっています。そのほかは比較的すいています。
津から名張に行く途中に青山高原を通る山道がカーブが多いのとアップダウンが激しいです。
国道166号線 松阪〜吉野
これまで紹介してきた国道の中で最もストレスフリーで走れる国道です。
交通量が少ないわりによく整備された道路です。主に飯高へ行く時や奈良県の吉野に抜ける道として使います。しかしながら松阪より北に住んでいる場合はほとんど使うことはないです。
鉄道は近鉄がメイン
三重県内で鉄道を使うといえばほとんどが近鉄です。近鉄に比べて電車の本数が少ないです。ただし、伊勢〜名古屋間をはやく安く移動するのにはJRの「快速みえ」がおすすめ。また亀山など近鉄が通っていない地域はJRがメインとなります。
その他、伊勢鉄道・三岐鉄道・伊賀鉄道・養老鉄道・四日市あすなろう鉄道、地域のローカル鉄道が存在しています。
交通の便が良いと思う場所
三重県内の中でも交通の便が良いと思う場所を紹介します。今後引っ越しの予定がある場合にはどのあたりが良いかの検討材料になると思います。
大阪と名古屋にバランス良くアクセスができる
津
なんだかんだで三重県内でもっとも交通の便が良いのは津ではないかなぁと思います。
まず名古屋までは鉄道で1時間圏内であることと、伊勢湾フェリーを使えば中部国際空港までも1時間。大阪は1時間30分で京都も2時間弱です。
また津より南はそれほど渋滞もしていないので、車移動で少々離れていてもそれほどストレスに感じる部分ありません。
亀山
高速道路をバンバン使うという人は亀山は超便利な場所の1つです。
なんといっても新名神高速道路と東名阪自動車道をつなぐジャンクションの位置で、大阪と名古屋のちょうど中間地点でどちらも1時間程度でいけてしまいます。京都にいたっては50分かからないぐらいです。
名古屋へのアクセスが便利
桑名・四日市・鈴鹿
いずれも名古屋へのアクセスが1時間以内と便利な場所です。三重県内でも産業が発達しており、給与水準も高く、全国的にも生活水準レベルが高い地域です。
このあたりは北勢と呼ばれていますが、都会すぎず田舎すぎず恵まれた地域です。
大阪へのアクセスが便利
名張
名張は大阪から鉄道で1時間ほどしかかかりません。実際大阪のベッドタウンの役割も果たしています。
車でいくと1時間30分ほどで到着します。
奈良まで出やすいのも魅力的ですね。
一方で、名古屋や京都までは鉄道でも車でも2時間ほどかかります。大阪のみに出ることを考えれば便利な場所です。
三重県の方言
三重県の方言は古くから交流のあった滋賀・奈良・京都の言葉と似ています。
発音は全対的に京阪系です。ただ使う単語は岐阜・愛知のものも多く、東西の方言が入り混ざった感じになります。また、四日市から名古屋よりの地方では発音も東京系に近くなる喋り方の人もいますが、基本的には京阪系の発音がメインです。
また京阪系の中でも京都よりに近い方言に分類されます。
三重弁の分類
- 伊勢弁
- 伊賀弁
- 志摩弁
- 紀州弁
大きく分けて4つに分類されます。
いずれも京阪系の発音ですが、名古屋弁と共通することも多いです。特に志摩弁は古くから伊勢湾を通して尾張・三河とのつながりが強かったため、その傾向が強くなっています。
また、伊賀は三重県の中でもさらに関西よりの方言となっています。
紀州弁は和歌山弁とほぼ同じで、他の方言よりももう少し独特な方言となります。
よく使われる単語
方言の単語で現役でよく使われているものは以下のとおり。
三重県以外の方言も使われます。名古屋・大阪は比較的近いため、少々方言が出ていても通じますが、東京だと通じない単語がちらほら出てきます。いずれにしても関西系の方言はメジャーな言い回しも多いため、言葉が通じないことはあまりないです。
年齢層が高くなるほど方言を使うことが多くなります。
- 机をつる(机を持ち運ぶ)
- ひやかい(冷たい)
- 底にとごる(底に沈殿している)
- ちょんちょん(とんがっている)
- ほったる(捨てる)
- ケッタ(自転車)
- あらへん(ない)
三重県の気候
三重県は平野・山地・盆地など様々な地形があることから、場所によって気候が異なります。
三重県自体がわりと南に位置するので、他県と比べても比較的暖かい気候となってます。
伊勢平野
年間を通して平均気温が15℃と比較的温暖です。
冬は鈴鹿おろしと呼ばれる季節風が北西から吹いてきます。これが結構冷たい風のため気温は高めなものの風が強いため寒いです。
年間降水量は1800〜2000mm程度です。
熊野灘沿岸
伊勢平野よりも暖かく、雨が多くなります。
志摩半島南部や紀伊半島の東側は山地になっている部分が多く、鈴鹿おろしが吹いてこないこともあり県内で気温がもっとも高いエリアです。実際4月の晴れた日に志摩や熊野のほうに行くと暑いですね。
年間降水量は2000〜2500mm程度と多めです。特に大台ヶ原山系がある大台町・尾鷲付近では日本国内でももっとも降水量が多いエリアです。雨粒がめちゃくちゃ大きいのが特長。尾鷲の年間降水量は4000mmです。
山地
三重県北部に位置する鈴鹿山脈は冬の積雪が2mをこえることがあります。
一方南部の大台ヶ原山系は春〜秋にかけて降水量が多いです。地理の授業でもこのあたりは降水量が多いところとしてよくテストに出されがちです。
上野盆地
盆地は夏は暑く、冬は寒くなります。年間降水量は1300〜1500mmと県内で最も少ないです。
盆地は気温差が激しく放射霧が発生しやすいです。特に10〜11月の秋頃はよく霧が発生します。
風は比較的穏やかなので冬は気温が低いといえどもわりと過ごしやすいイメージです。風の強い伊勢平野の冬のほうが寒いイメージがあります。