こんにちは、Yutoです。
田舎の日常風景って撮影ジャンルとしてはどマイナーなものかと思います。
調べても田舎の日常風景とか田舎スナップの撮りかたなんてまず出てきません。
まぁ、田舎でカメラぶら下げてると目立つので、撮りにくいというのもありますけどね 笑
そこで、田舎の日常風景を撮る時ってどうしたらいいの?ということをまとめました。
撮影時間帯を考える
日中は順光で色をはっきり出す
順光とは、太陽を自分の背にして撮影します。
空や山の色がはっきり出ます。
アニメのような世界観になるのが魅力的ですね。
早朝や夕方に逆光で撮る
早朝や夕方は太陽の位置が低いので影がよく伸びるのも特徴です。
光と影を感じられる写真はドラマチックになります。
田舎の日常風景を撮るのにオススメな場所や被写体
漁港
漁港は田舎の日常風景の中でもドラマチックな写真が撮れる場所No.1だと個人的には感じています。
漁船や桟橋は漁港を代表する要素ですが、漁港の周りにある漁村も含めて、ドラマチックで味のある写真が撮れます。
道
田畑の真ん中を一直線に抜ける道や、舗装されていない道、どこへ通じているのかわからないちょっと懐かしい雰囲気すら感じられる道がいたるところにあります。
線路沿い
線路沿いもドラマチックな写真が撮れます。
漁港と線路沿いは田舎の日常風景を撮るうえで大きな味方です。
線路は身近なものではあるのですが、自分の足では歩けなかったり、レールを触れるほど近づけないこともあって、日常でありながら日常から少し離れた雰囲気を味わえるのが魅力的です。
バス停
桜とバス停の相性はものすごく良いです。
このようにバス停の近くには象徴的なものが植えられていることがあります。
まさにドラマチックなワンシーンに出会うことができます。
【応用】映画のワンシーンのように切り取る
田舎の日常風景を、映画のワンシーンのように切り取るのは、ものすごくオススメです。
見慣れた日常風景だからこそ、演出を加えることで新しい発見があるかもしれません。
映画のワンシーンのように切り取るコツ「最初から映画アスペクト比で構図を考える」
写真の縦横比のことをアスペクト比といいます。
通常、アスペクト比は3:2ですが、映画のアスペクト比(シネマスコープ)は2.35:1です。
小数点なんか使いやがってと思われた方は12:5で覚えると良いです。どちらも比率は同じになります。
映画風写真を撮りたい時は、撮影する時から2.35:1のアスペクト比で構図を組み立てることがコツです。
写真の上下がざっくりと切り取られる前提で撮影します。
具体的には画像の点線が入っている部分まで切り取られることを想像しながら写真を撮ります。
カメラにはこの部分のガイドラインがないので、自分が想定しているラインが2.35:1の場所からちょっとずれていても大丈夫です。
何もないだだっぴろい空間は上下の余白が大きくなってしまうので、シネマスコープとの相性はめちゃくちゃ良いです。
例えば実際のシネマスコープの比率よりも、ちょっと広めのラインを想定して切り取っていても大丈夫です。
現地の人とトラブルを防ぐために
挨拶をする
写真を撮っていて現地の人に会ったら会釈でも良いからとにかく挨拶をしましょう。
人口が少ない地域はだいたいその場所を行き交う人同士で顔見知りだったりするので、知らない人が来ると多少なりとも警戒感は出してきます。
そこで大事なのはやはり挨拶です。
挨拶をするだけで印象は大きく変わります。
話すのが得意な人は現地の人から良い場所を教えてもらったり、特別にその土地へ入れてもらったりすることもあるかもしれません。
デザインは自分で作るのも良いですし、外注でやってもらうことができます。コクリ名刺は名刺のデザインだけでなく、自分だけのオリジナルロゴを作ってもらうこともできるので、名刺に個性を出したいなぁという方はロゴを作ってもらうのも良いですね。
デザインは担当者の方ときちんと打ち合わせして、いくつかデザイン案を持ってきてくれるので、納得いくものであれば実際に発注してデータを納品してもらいます。
名刺デザインの相場としては1万円〜5万円ほどなので、コクリ名刺では比較的リーズナブルに作ってもらえます。
■名刺良品
僕は名刺をプリントする時は、ここにお願いしています。100枚であれば送料込みで1000円ぐらいで発行できてしまいます。詳しくは公式ホームページから価格表を参照ください。割引を結構してます。
むやみにカメラを向けない
田舎はカメラ人口が少ないため、観光地でもない限りカメラを向けられることに慣れていない人が多いです。
そのためカメラを向けると不信感を抱く人の割合は高いでしょう。実際自分も田舎に住んでいますが、知らない人が自分に向けてカメラを構えてくるなど不審者以外の何者でもありません 笑
それでも、挨拶をしていくらか会話を交わしていると、写真に撮らせてくれたりします。
そういう時は表情もにこやかで、自然に写るのでとても味のある写真が撮れるんですね。写りたがりの人は「撮ってくれ」と言ってくることもあります。
また、普段からどんな写真を撮っているのかわかりやすいように、ポートフォリオ・SNS・ブログなどを用意しておくことも有効です。