[common_content id=”11814″]
こんにちは、Yutoです。
このレンズを購入して2年たったのですが、めっちゃ良いので作例もつけてレビューしますね。
ソニーの単焦点レンズ「FE 24mm F1.4 GM」はG MasterシリーズというソニーEマウントレンズの中でも最上位のグレードのレンズです。
購入を検討した時に考えたこと
・F1.4って必要なのか
・24mmはズームレンズでも使えるけど単焦点が必要か
・値段が高い
買った理由
・天の川を撮りたい
・手持ちで夜景を撮りたい
・広角でもボケる写真を撮りたい
買ってから気付いた魅力
・想像以上に被写体に寄れるから使いやすい
・花を撮りやすい
・GMっていいな🤤
基本情報
主なレンズスペック
最短撮影距離 | 0.24m(★寄れる!これがポイント) |
手振れ補正 | -(ボディ側対応) |
フィルター径 | 67mm |
絞り羽根 | 11枚 |
円形絞り | ○ |
質量 | 445g |
買った理由
広角でボケる写真を撮りたい
24mmは広角ですが、F1.4ともなるとボカすことができます。
ボケも大きくて綺麗なので、夕方の砂浜で太陽のほうを向けば簡単に玉ボケが作れます。
手持ち夜景を撮影したい
日没から30分ぐらいたっています。
この時だと今まで使っていたF4レンズではシャッタースピードが1/10とかになっていて、手ぶれに気遣って撮影していなければなりませんでした。
しかし、F1.4でたくさんの光を取り込めるようになると、この時間帯でも1/100秒で撮影することができます。
手持ちで気楽に夕方〜夜の撮影ができるのはF1.4まで開放できるレンズならではのメリットです。
被写体の近くに寄って撮影したい
最短撮影距離は24cmです。
かなり被写体に近づいて撮影することができます。
広角ですが、まるで広角レンズではないような写真も撮れるのです。
そしてF1.4だからこそこの距離感でも花を浮かび上がらせ、葉っぱをボカすといったことができるのです。
料理を撮る時も近づいて撮れます。
画角も広いので、セットメニューでも撮りやすいのが良いですよね。
ポートレート撮影したい
24mmは意外にもポートレートでも使えます。
モデルとはかなり距離感が近くなるので、親しい人を撮るのに向いています。
恋人や友人との旅行で大活躍するレンズです。
明るいレンズということもあり、夜のポートレート撮影でも手持ちで対応できます。
風景と一緒にモデルを撮ることもできる万能レンズです。
スナップ撮影したい
オートフォーカスも爆速です。
そのためとっさのシーンでも見逃さずに撮影することができます。
*α7IIとは相性が悪く、α7III以降(第三世代以降)のカメラでオートフォーカスの速さを実感できます。
星を撮影したい
レンズの解像度が優れており、周辺部の歪みは気になるレベルではなく、星空を撮るのにも向いています。
また、たくさんの光を取り込めるため、低いISO感度・短いシャッタースピードで撮影することが可能です。
この写真は夏の天の川を撮影したものです。
機材が軽いので、撮影準備も楽チンでいいなと感じましたね。
魅力ポイントをざっくり紹介
・軽い
・案外なんでも撮れる
・被写体に近寄れて使いやすい
・F1.4ならではのとろけるようなボケが楽しい
・カメラグランプリ2019 レンズ賞 受賞
・ソニーストアで買うとワイド保証がつけられて安心
レビュー
携帯性 / 軽くてコンパクト かさばらない
軽い 445g
使ってみた第一印象は「軽い」ということ。
片手で撮影できます。
普段「FE 24-105mm F4 G OSS」「FE 12-24mm F4 G」など、ズームレンズを使っているのですが、やっぱりそれに比べると単焦点レンズは作りがシンプルということもあって軽いです。
フルサイズのレンズとして445gはかなり軽いですね。
持ち運びしやすいです。
表現力 / 優れた解像度 綺麗なボケ
解像度が素晴らしい
解像度はやっぱり単焦点であり、汎用的な画角ということもあって細かいところまでしっかり描写されています。
風景にも十分使えますね。
開放絞りは1.4 最小絞りは16です。
1.4ってやっぱりすごくボケますよ。
で、1.4にしても描写力はそれほど甘くならなかったのが良いですね。フリンジがあんまり気にならなかったです。
近くまで寄ってボカせるってすばらしい
このレンズは最短撮影距離が0.24mとめっちゃ近くまで寄って撮影することができます。
広角レンズでここまでボカせるんですよ。すばらしいと思います。
0.24mまで寄れるので花を撮ることもできますね。
目の前にあるもの全てを撮れる感じ
基本的になんでも撮れます。
人と出かけている時も使いやすいですね。風景・スナップ・一緒に行った人・食事などなど…。とにかく目の前にあるものは全部撮れます。
ラフに使うことができる、けれどもちゃんとした描写力はあるので本格的な撮影にも使える、というのは大きいです。
別記事ではFE 24mm F1.4 GMを使って、浅草を撮り歩いた様子を紹介しています。
花衣団体ルナフルージュ http://luna-fleuge.jp
24mmでここまで寄って撮れるってすごいです。
まるで中望遠レンズで撮影したみたいになっていますよね。
室内で撮影しているのですが、通常室内ポートレートで24mmなんて背景がごちゃついて難しいじゃないですか。
でもFE 24mm F1.4 GMは最短撮影距離が0.24mなのでモデルさんのすぐ側まで近寄れるんですよ。
だから室内でも背景がすっきりしているところを選びやすいんですね。
24mmという画角はあまりポートレートでオススメはされないですが、F1.4まで開放できることにより、広角でもボケさせることができます。
つまりポートレートを撮った時に、背景をボカして人物を浮かび上がらせることができるんですね。
また、開放していると短いシャッタースピードでもたくさんの光を取り込めるため、暗い時間帯でも手持ちで撮ることができます。
夕暮れにじっくりポートレートを楽しむことができる、というのも魅力的です。
スナップは特にオススメ
スナップ撮影をよくするんですが、24mmってスナップでは結構安定しているんですよ。
だから画角が変えられなくて「ああもう」って思ったシーンはほとんどないですね。
個人的には24,35,70,135mmの画角はめちゃくちゃ使いやすいと思ってます。
機能性 / ピント精度がすごくいい
ピント精度がすごくいい
F1.4というとピント面はすごく薄いのですが、FE 24mm F1.4 GMのピント精度はすごく良くて、狙ったところにちゃんとAFが効いています。
ピント面がなかなか思うような場所に来ない時はMFに切り替えればOKです。
その時はピントを拡大表示するようにしておけば合わせやすいです。
ピントの拡大表示設定方法
機種:α7III・α7RIII・α7RIV・α9・α9II
メニュー>撮影設定1>MFアシスト:入
メニュー>撮影設定1>ピント拡大時間:無制限
機種:α7II・α7RII・α7SII・α7・α7R・α7S
メニュー>歯車のマーク>MFアシスト:入
メニュー>歯車のマーク>ピント拡大時間:無制限
この写真も貝殻の上のキワにピントを合わせたかったのですが、ちゃんと狙ったところにピントを合わせてくれました。
唯一のデメリット
FE 24mm F1.4 GMの唯一のデメリットですが、開放で撮影するとパープルフリンジが出てしまいます。
パープルフリンジはF2.8ぐらいまで絞れば解消します。
このフリンジが気になる場面は星撮影の時ですね。
そのほかの時はほとんど気になりません。
感じたことを箇条書き
- スナップ・風景はめちゃくちゃ使いやすい
- ポートレートも撮りやすい
- ボケがすごく綺麗
- 解像感もすごくある
24mmF1.4お世辞なしにオススメできる良レンズです。
[common_content id=”9594″]
[common_content id=”9422″]