こんにちは、Yutoです。
先日このような記事を書きました。
![](https://nipponphoto.net/wp-content/uploads/t_osakaport_201114_S183-300x200.jpg)
FE 24mm F1.4 GMを買ってから1年ほど使っていますが、本当に万能なレンズです。
風景・スナップ・ポートレート・星空までなんでもいけます。
で、今回は星空(天の川撮影)に関して詳細なレビューをします。
結論:星空は撮れる
![三重県志摩市 大王 2020/8/18](https://nipponphoto.net/wp-content/uploads/daio_200818_S039-683x1024.jpg)
このように天の川撮影はできます。
F1.4という明るいレンズなので、初心者でも天の川撮影が簡単にできます。
一般的に月が出ていなくて、大都市からある程度離れていて、天の川が出ている時間にこのレンズを使って写真を撮れば天の川は写ります。
画質
コマ収差
![三重県志摩市 大王 2020/8/14](https://nipponphoto.net/wp-content/uploads/daiou_200814_S118-1024x683.jpg)
FE 24mm F1.4 GMで天の川だけを写しました。
このサイズで見ると綺麗に写っています。
この時点でSNSに投稿するには十分ということがわかりますね。
それでは等倍で見てみるとどうなっているのか紹介していきます。
中央と左上、右下部分を拡大してみましょう。
![三重県志摩市 大王 2020/8/14](https://nipponphoto.net/wp-content/uploads/daiou_200814_S118center.jpg)
![三重県志摩市 大王 2020/8/14](https://nipponphoto.net/wp-content/uploads/daiou_200814_S118reft.jpg)
![三重県志摩市 大王 2020/8/14](https://nipponphoto.net/wp-content/uploads/daiou_200814_S118light.jpg)
写真の真ん中はちゃんと星が丸いです。
端っこの方にいくと、コマ収差は少しありますね。
コマというよりX字になっているので、星らしくてあんまり気になりません。
開放はそれなりに周辺露光落ちもします。
フリンジ
![三重県志摩市 大王 2020/8/14](https://nipponphoto.net/wp-content/uploads/daiou_200814_S118center.jpg)
![](https://nipponphoto.net/wp-content/uploads/daiou_200814_S116center.jpg)
FE 24mm F1.4 GMの特徴として、F1.4で撮るとフリンジが出てしまう傾向があります。
紫色のぼやーっとしたものがフリンジですね。
解決策としてはF2.0まで絞り込むとやや軽減されます。
F2.8まで絞り込めば、ほとんどフリンジはなくなります。
しかしながら、F2.8まで絞ると元写真が暗くなりすぎてしまう可能性もあります。
フリンジが気になる人は
赤道儀で星の追尾撮影ができる人は、F2.8以上まで絞って撮影することをオススメします。
赤道儀を持っていない人はF2.0まで絞って撮影すると良いでしょう。
まとめ
FE 24mm F1.4 GMは星空を撮るのに向いているレンズです。
しかし、コマ収差やフリンジに対してこだわりがある人は、別のレンズにしたほうが良いかなという感じがします。
具体的にはFE 20mm F1.8 Gですね。
FE 24mm F1.4 GMで星を撮るのであればF2.0以上に絞るのが望ましいでしょう。
理想はF2.8以上まで絞ることです。
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