こんにちは、Yutoです。
三重県南部〜和歌山県の東側の撮影スポットをまとめました。
実は魅力的なところが数多く存在していますが、大都市から離れているため、それほど多くの人は来ません。
そのためか、ゆったりと撮影できるのがポイントです。
日本の原点といえるべき写真が数多く撮れます。
また、季節や時間帯に左右されない撮影スポットも多く、カメラ初心者でも撮りやすいところが多いというのが魅力ですね。
東紀州・熊野・東牟婁とは
東紀州・熊野・東牟婁地方は三重県大紀町〜和歌山県串本町のあたりのことをさします。
地図の赤円で囲んでいる部分ですね。
世界遺産:熊野古道がある地域として知られており、日本の原点となる名所もたくさん存在します。
神話や歴史が好きな人にとってはたまらない地域でしょう。
東側が開けていることが多く、全体的に日の出スポットとして綺麗なところが多いです。
紀勢道や国道42号線沿いに撮影スポットが集中しているので、巡りやすいのも特徴ですね。
天候によって撮影スポットが選択できるのが良いです。
例えば、晴れなら橋杭岩・多田ヶ瀬海岸。
雨なら那智の滝・大門坂などといった選択が可能です。
丸山千枚田のように晴れでも雨でも撮れる撮影スポットも存在します。
熊野灘に面しており、一番最南端は本州最南端でもあり、かなり南側に位置している地方といえます。
大阪・名古屋からは遠く200kmほどあります。
大都市から離れているものの、アクセスはわりと快適です。
理由は高速道路が開通しているので、かつてのようなアクセス困難地方ということではなくなりました。
撮影スポット一覧(三重県側)
きほく燈籠祭
例年、7月末の週末に開催されます。
きほく燈籠祭の特徴は彩色千輪と、孔雀花火の同時打ち上げです。毎年花火の色が変わります。
詳しいことはこちらの別記事にてまとめております。
多田ヶ瀬海岸
多田ヶ瀬海岸は紀伊長島の近くにあります。
海岸の先端にある穴のあいた岩場が特徴的です。
車を降りてから、ひとつ山をこえていく必要があります。おおよそ30分ほど歩きます。
途中あずまやをこえたすぐのところに、ケモノ道に向かう分岐点があるので、そこを間違えないように進みましょう。
須賀利
昭和30年代の町並みが残る集落です。
瓦で統一された町並みは綺麗です。街のいたるところに階段があり、いろんな角度から街を俯瞰できるのも良いですね。夏は山の向こうに入道雲が見えることが多く、夏らしい風景を楽しめます。
熊野大花火大会
熊野大花火大会はかなり大規模な花火の打ち上げを楽しめます。
彩色千輪・三尺玉海上自爆・鬼ヶ城仕掛けなど、熊野ならではのプログラムが多いです。
絵になりやすい花火大会といえるでしょう。
写真以外で楽しんでほしい点は、花火の音です。
前方は海、後方は山であるため、花火の音が山に跳ね返ってくる壮大さも味わっていただきたいです。
丸山千枚田
丸山千枚田は春〜夏は田んぼの豊かな表情が楽しめます。
春は水を張った田んぼ、夏は稲が育った田んぼですね。
冬の茶色い千枚田も魅力的ですが、ちょっと玄人向き。
撮影スポット一覧(和歌山県側)
那智の滝
日本三大名瀑とされ親しまれています。
国の名勝・世界遺産:熊野古道の一部として登録されています。
大雨の日にいくと谷合から雲が湧き出してきており、幻想的な光景が広がっています。
まさに世界遺産にふさわしいイメージの写真が撮れるでしょう。
大門坂
那智の滝に行く途中にあります。
道沿いにあるので、アクセスもしやすいです。
途中の道の駅に駐車して散策していきます。
橋杭岩
橋杭岩は日の出スポットとして人気があります。
長い侵食によって岩や泥が削り取られ現在のような姿になっています。
日の出はもちろん、朝焼けも綺麗なところなので、天候をよく見ていくと良いです。
すぐそばに駐車場があるので、アクセスしやすいです。
潮岬
本州最南端です。
灯台が良い感じの位置にあるのが良いですね。
絵画的な構図で撮影できます。
日の出・日没とも楽しめる場所です。
写真は夕方撮影のものです。
写真集
熊野古道関連の写真集は多い
世界遺産 熊野古道があり撮れる写真のバリエーションも多いため、写真集が比較的多いです。
いくつかの写真集を紹介します。
Kindle Unlimitedなら無料で読める
AmazonのKindle Unlimitedに登録していると、無料で読める写真集もあります。
こちらで紹介しているのは全日本写真連盟にも登録されている写真家の写真集です。