こんにちは、Yutoです。
奥日光の紅葉を撮影する時にあれば良いものや、おすすめの撮影スポットなどをまとめました。
撮影したのは8年前で、写真歴がまだそれほど長くない時期でした。
しかし、自分自身が初心者だったころの視点や、プロフォトグラファーとなった今ならこうするべきだったという視点の両方で見れるなと感じたので、まとめました。
- 本格的な自然風景をまだ撮ったことがない
- はじめて奥日光に撮影にいく
- 10月上旬〜中旬の奥日光の紅葉の様子を知りたい
今回はこの本をもとにして、実際に奥日光を回ってみました。
春夏秋冬それぞれの季節におすすめな撮影スポットが網羅的に紹介されています。
奥日光に行く機会がある人はぜひ持っておくと良いです。
10月中旬 奥日光のおすすめ撮影スポット
焦点距離の記載について
ここから紹介する写真にはデータが残っている写真のみ焦点距離を記載しています。
(例)焦点距離:18mm(27mm相当)
というふうに記載しています。
この表記の意味は
APS-Cのレンズで撮った焦点距離(フルサイズのレンズで撮った時の焦点距離)
となっており、APS-Cのカメラで18mmで撮った写真は、フルサイズのカメラで撮ると27mmで撮ったときの同じ画角となります。
撮影ルート
0日目:行くだけ
1日目:戦場ヶ原→小田代ヶ原→華厳の滝
2日目:小田代ヶ原→湯ノ湖→湯滝 上→湯滝 下→菖蒲ヶ浜レストハウス→中禅寺湖
3日目:小田代ヶ原→戦場ヶ原→華厳の滝→日光東照宮→帰り
小田代ヶ原 / 毎日通う価値のある朝霧の聖地
霧は風の弱い日に出る
焦点距離:18mm(27mm相当)
小田代ヶ原は広いのですが、山に囲まれた地形なのか風が吹きにくいです。
さらに湿地帯であることから霧が出やすく、早朝にいくと地面の近くに霧がたゆたっています。
晴れた日には基本的に必ず朝霧が出るスポットとしてフォトグラファーから人気があります。
数年に1度、湿原が広がっている場所が湖になっていることがあります。
貴婦人とよばれる木がランドマーク
焦点距離:120mm(180mm相当)
小田代ヶ原の貴婦人とは、1本だけ生えているカラマツの木です。
この写真だとやや右側にある大きな木ですね。
草紅葉が綺麗
10月上旬〜中旬は草紅葉が綺麗です。
黄色くなった草と霧氷のついた低木のコラボがとても魅力的です。
星空も綺麗
焦点距離:18mm(27mm相当)
小田代ヶ原は星空が綺麗です。
そして北のほうを向けば大きな都市がないため、光害もなくクリアな星空が楽しめます。
戦場ヶ原 / 広い大地が魅力的
焦点距離:30mm(45mm相当)
戦場ヶ原も小田代ヶ原と同じく、朝霧が出やすいところです。
撮影した日は、強風が吹いていたので霧は出ていませんでした。
手前の草が激しく揺れているので、強い風が吹いているということが伝わるかなと思います。
風速は5mほどでした。
この後小田代ヶ原にも行きましたが、やはり強風のため朝霧が出ていた様子はありませんでした。
華厳の滝 / 午前中に行くと虹がかかっている 広角・望遠で撮り比べ
広角 8:30頃の撮影だと滝に虹がかかっている
焦点距離:18mm(27mm相当)
華厳の滝は日本三大瀑布と呼ばれる大きな滝です。
落差は97mあります。
特徴的なのは午前中に行くと滝のぶぶんに虹がかかっています。
焦点距離は18mm(フルサイズ換算27mm)で撮影しています。
望遠 焦点距離400mm相当だとこんな感じ
焦点距離:270mm(405mm相当)
焦点距離270mm(フルサイズ換算405mm)で撮った華厳の滝です。
18mm(フルサイズ換算27mm)で撮った虹にかなり近寄れるのがわかります。
湯の湖 / 穏やかな水面が広がる湖
焦点距離:18mm(27mm相当)
湯の湖は水面が穏やかで、水面のリフレクションが非常に綺麗です。
周囲が3kmほどある広い湖です。
湯滝 / ドレスのようなフォルムが魅力的
滝の下
湯滝は華厳の滝・竜頭ノ滝と並んで、奥日光三名瀑とよばれています。
滝のフォルムが、ドレスのようになっていて優雅な雰囲気になっています。
まわりの紅葉も鮮やかで、秋らしい風景が楽しめます。
滝の上
焦点距離:18mm(27mm相当)
滝の上にも行くことができます。
上から下までは遊歩道があるので、徒歩でいくこともできます。
滝の落差は75mあります。
中禅寺湖 / バリエーション豊富な湖畔の風景
焦点距離:18mm(27mm相当)
男体山のふもとにある湖です。
約2万年ほど前に男体山の噴火によってできた湖です。
湖の面積としては日本国内で25番目の大きさです。
焦点距離:18mm(27mm相当)
中禅寺湖は広く、いろいろなところでいろいろなバリエーションの写真を撮ることができます。
湖畔にも降りていけるところが多いです。
面白い形をした木があったのでシルエットにして撮影しました。
そのほか、桟橋などをいれた写真を撮るのもおもしろいです。
日光東照宮
焦点距離:18mm(27mm相当)
日光東照宮は奥日光ではなく、日光市街地にあるのですがおまけで紹介します。
徳川家康がまつられているところとして知られています。
世界文化遺産としても登録されています。
豪華な門が有名ですね。
焦点距離:170mm(255mm相当)
こちらも「聞かず、言わざる、見ざる」で有名な三猿です。
🙉🙊🙈
準備するもの
当時の機材 / カメラ・レンズ・PLフィルター
■カメラ
Nikon D7000
■レンズ
TAMRON AF 18-270mm F/3.5-6.3 Di II VC
APS-Cのミドルクラスモデルを持っていきました。
レンズは高倍率ズームレンズとよばれるもので、18mm〜270mmという広角から超望遠域までカバーするレンズでした。
フルサイズカメラなら「28mm〜419mm」に相当する焦点距離をもっています。
画質としては落ちてしまうのですが、当時は幅広い焦点距離で自分の撮りたい構図を逃さずに撮れたのでOKです。
当時の機材の現行モデル
現在は同じ機材の新しいモデルになっています。
撮影当時よりも基本性能や使い勝手はかなり良くなっています。
APS-Cのカメラですが、視野率は約100%なので、撮像範囲全体の確認ができます。
エントリーモデルとかにありがちな視野率95%で、ファインダーで見えている範囲よりも実際の写真が狭く写る…などといったことは起こりません。
また、背面モニターがチルト式で動くことにより、構図が作りやすくなりました。
広角から望遠までをカバーしています。
実際に使った焦点距離はほとんど18〜200mm(フルサイズ換算27mm〜300mm相当)です。
風景撮影は、自分が動ける範囲が限られているので、このレンズのような高倍率ズームができるものは使いやすいです。
ただし、ひとつだけ欠点があって、画質にこだわっている人には向いていません。
このレンズは焦点距離の幅も広く、値段も安くて最高や〜!買うぞ〜!となるのですが、良いレンズに比べると解像度が低いです。
具体的にどのくらいのレベルかというと、スマホや15インチのディスプレイ(大きめのノートパソコン)で見ても気になりませんが、27インチ(大きいパソコン画面)で見ると気になります。
葉っぱの反射、水面の反射を取り除き、順光の風景はコントラストを上げることができます。
オススメの機材 / 今ならこういう機材を持っていく
フルサイズのカメラ
奥日光で風景写真を撮るなら、フルサイズカメラをオススメします。
機種はSONYのα7シリーズをオススメします。
おすすめの理由は以下のとおり
- ミラーレスは一眼レフより軽くてコンパクト
- 持ち運びの時に軽い
- レンズがコンパクトなのでかさばらない
- USB給電できる
- 車のシガーソケットで充電できる
- 充電しながら撮影できる
まず、ミラーレス一眼の全体に言えるメリットですが、軽くてコンパクトです。
そのため、持ち運ぶときに重たくないし、かさばらないので快適です。
奥日光では、小田代ヶ原のように車から撮影地まで距離があるところもあります。機材が重たいと、このレンズ持っていこうかな?と悩んで持っていかないことがあります。
しかし、そういう時に限って、持ってこなかったレンズがないと撮影できない写真があったりします。
そういうことを防ぐために、軽くてコンパクトというのは実はものすごいメリットだったりします。
また、SONYのミラーレス一眼はUSB給電ができるということもメリットです。
スマホを充電する感覚でカメラを充電できるんですね。
しかもα7シリーズの中でもα7RII・α7SII・α7III・α7RIII・α7RIVは充電したまま撮影ができてしまいます。これが本当に便利です。
通常、充電する時間というのは1時間以上かかることもあり、その間撮影ができないのは非常にもったいないです。
ところが充電しながら撮影できるのであれば、そのような時間は一切ないので好きなだけ撮影を楽しむことができます。
- 予算に余裕のある人はRシリーズの高画素機がおすすめ
- SONYのミラーレス一眼はUSB給電ができる
おすすめのレンズ
基本的にはズームレンズを持っていくべき理由
風景写真を撮るとき、基本的にズームレンズを持っていくほうがいいです。
その理由は、風景写真を撮影する場合、自分が動くことによる構図の調整があまりできないからです。
よく単焦点レンズを使って自分の立ち位置を調整するからこそ最高の写真が撮れるという意見がありますが、あれはポートレートやスナップなど、自分が自由に動ける撮影スタイルであることが条件です。
自由に動けない風景写真では、限られた位置から焦点距離を変えて構図が調整できるズームレンズであることが望ましいのです。
標準ズームレンズ / 風景を切り取りたい
近くの風景〜遠くの風景まで自分の視界に広がってる風景をそのまま切り取りたい時に使います。
もっとも使用頻度が高いレンズになるでしょう。
望遠ズームレンズ / 遠くにある風景を切り取りたい
遠くにある被写体を切り取りたい、抽象的な風景を切り取りたい時に使います。
奥日光の場合、遠くにある木を撮りたいけどそこに近寄れないといったときに望遠レンズを使います。
高倍率ズームレンズ / 画質はやや落ちるものの万能
標準から望遠までを1本でカバーしているレンズです。
焦点距離の幅をむりやり広げているので、画質(解像度・コントラスト)の低下をまねくことがあります。
とはいえ最近のレンズであれば、大きな画面で画質の写真と並べない限りは気にならないレベルにはなっています。
撮影に役立つもの
ガイドブック / まずはこの本に従うと良い
まだ、自然風景の本格的な撮影をしたことがない自分が、撮れ高が多い撮影となったのはこの本のおかげといっても過言ではないです。
奥日光の撮影スポット情報を網羅的に解説しています。
撮影スポット・実際の写真・駐車場・駐車場から撮影地までの行き方 など、奥日光の撮影スポットを網羅的に書いてあるこちらのガイドブックが超おすすめ。
特に初心者ほど、一度はこの本のとおりに撮影しにいったほうがいいですというレベルです。
現地での移動に役立つもの
- 折り畳み自転車
- 懐中電灯
- 沢靴
折り畳み自転車
赤沼駐車場から小田代ヶ原は徒歩30分以上かかります。
そのため、早朝の小田代ヶ原に行こうとするのはけっこうな負担がかかります。
そこで役立つのが折り畳み自転車。
なんと赤沼駐車場から折り畳み自転車なら10分程度で小田代ヶ原に行くことができます。
早朝の20分差はかなりの大差です。
めちゃくちゃ便利だったので、小田代ヶ原の早朝撮影には折り畳み自転車で行くことをぜひともオススメしたいです。
折り畳み自転車を選ぶには3つの条件があります。
- ギア付き
- 車体・ハンドルがしっかり収納できる
- ライトがついている
折り畳み自転車は、ギア付きのものが良いです。
コンパクトにするためペダルが短いのですが、それゆえにちょっとでも上り坂があると、足腰への負担が大きいです。
それを軽減するためにギアがついている折り畳み自転車がオススメとなっています。
折りたたみ自転車は、車体・ハンドルがしっかり収納できるタイプにしましょう。
車に積み込むときはここまで収納できるものでないと、かなりスペースを使ってしまいます。
また、前かごを使わない場合は、はずしてしまってもかまいません。
また、ライトがついているということも重要です。
早朝撮影、夕方撮影の時に使う時は道が暗いためライトがついているものが必要です。
すべての条件を満たしている折り畳み自転車がこちら。
懐中電灯
薄暗い中や、夜寝るときに使用します。
あると便利で、ないと不便です。
スマホでも代用は可能ですが、スマホのライトは弱いうえにバッテリー消耗するのでオススメできません。
懐中電灯はヘッドライトがオススメです。
その理由は暗い時間帯にカメラを操作する時に、通常の懐中電灯だと片手がふさがってしまいます。
よくありがちなのは三脚をセットする時に、片手がふさがっているとカメラを三脚から落下させて破損させてしまうなどのトラブルがあります。
■重量:198g
■点灯時間:High8時間、Mid 20時間、Low60時間、点滅18時間
■明るさ:High230ルーメン(50mほど先が見える)、Mid120ルーメン(普段使い)、Low25ルーメン(足元確認)
沢靴
奥日光の撮影スポットはほとんどがよく整備されており、普通のシューズでも問題はないのですが、沢靴のほうが自由に動けます。
整備されているといってもなんだかんだ自然の中を歩きますし、早朝は霜や氷で滑ることも考えられるのでグリップがきく靴がおすすめです。
初心者でも安心して使える沢登り用の靴です。
奥日光の撮影地はよく整備されていて、トレッキングシューズが必要なところはそれほどないのですが、早朝の小田代ヶ原などは気温が低く、遊歩道が滑りやすくなっていたりします。
また、自然風景を撮る時は基本的にしっかりした靴をはいていくほうが良いので、今後のためにもトレッキングシューズは持っておくと良いです。
キャラバンのKR_3XFは沢登りの初心者向けに作られている靴です。
足の幅が広い人のためにワイドサイズもあります。
快適な車中泊をするためのグッズ
- 歯ブラシ
- 歯磨き粉
- コップ
- 飲用水
- 水
- パジャマ
- 寝袋
- 枕
- スリッパ
- ホッカイロ
- 懐中電灯
基本的にはこれらのものがあればOKです。
寝袋・枕・スリッパ・パジャマ以外のものはコンビニで買えることも多いです。
おすすめの寝袋
寝袋にはマミー型と封筒型(レクタングラー)の2タイプがあります。
紅葉の奥日光・日光は気温が低く、寒いので体に密着するタイプのマミー型のものを選ぶと暖かくて良いです。
最低使用温度の+5度ぐらいの気温で使用することを考えてください。
対応温度が2度だったら実際は7度ぐらいで使用すると良いです。
最低使用温度の+10度ぐらいだと快適に寝られます。
暑い場合はファスナーを開けるなどして対応しましょう。
寝袋は暑いぶんにはファスナーを開けたりして対応できますが、寒い場合はどうしようもありません。
気をつけましょう。
基本的に10〜11月の日光は気温が1桁になることも珍しくありません。
いちばん気温が下がるのは夜明け前です。本当に冷えます。
寝てると自分の体温も下がってるので、そこに冷え込みがギンギンくるとロクに眠れなくなってしまいます。
おすすめの車中泊スポット「道の駅 日光」
寝る場所は「道の駅」がおすすめです。
ただし、道の駅によっては車中泊や、長時間駐車ができないところもあるので、それぞれの利用規約に従ってください。
また、奥日光は標高が1200mをこえており、秋になると夜の気温が氷点下になるなど寒いです。
一方で日光市街地の標高は600mほどで、奥日光に比べるとかなり暖かいです。
そのため、夜は奥日光から降りてくるほうが快適でしょう。
2015年に日光市街地に道の駅がオープンしました。
その名は「道の駅 日光」愛称は「日光街道ニコニコ本陣」です。
普通車が52台収容可能です。
公式情報だと71台収容可能ですが、夜間閉鎖されるぶんも含めての数字です。
華厳の滝までは27km
戦場ヶ原までは35km
ほどです。
近くにコンビニもあり最高の立地ですが、それゆえに混雑します。
特に行楽シーズンは平日でも大混雑という日が少なくないです。
- 足を伸ばして寝る
- しっかり水分補給する
- 車のエンジンを切る
- サイドブレーキをひいておく
- 窓を閉め、ロックをかける
車中泊は手軽にできるぶん、これらのことに気をつけておかないと健康・防犯・迷惑など様々なリスクがひそんでいます。
思わぬトラブルでせっかくの撮影旅が台無しにならないように気をつけましょう。
前日夜から日帰りで行くならレンタカーでいいかも
- 免許はあるけど車を持っていない
- 車はあるけど燃費が悪い
- 走行距離をむやみに伸ばしたくない
- 撮影に行くのに適した車にのっていない
- たくさんの人を乗せることができない
実際に撮影に行くとなったら車に関する悩みが色々出てくることもあります。
そんなときはレンタカーで行くのが良いですね。
実は僕自身も車は持っていますが、けっこうレンタカーを使って遠出するということはあります。
車種の決め方
奥日光に日帰りで撮影に行く時はレンタカーで良いでしょう。
レンタカーを借りる時に悩むことといえば
- どの車種にすればいいかわからない
これに対する答えとしては
予算・撮影人数・行く場所によって車種が決まる
では、順番に解説していきます。
撮影人数に合わせてどのタイプの車を使うか選ぶ
撮影に行く場合に選ぶ車種としては
- コンパクトカー
- ファミリカー
- SUV
のどれかになります。
1〜4人までで、安く抑えたいならコンパクトカーやSUVがオススメです。
5人以上あるいは、4人以下でも余裕をもって車中泊をしたい場合はファミリカーが良いです。
また、コンパクトカーやSUVで3人以上で行くときは後部座席が広いかということも検討材料としていれてください。
例えば「アクア(トヨタ)」「CX-30(マツダ)」などは燃費も良く、運転もしやすく、女性からも好評の車ですが、後ろは狭いという欠点があります。逆に同じコンパクトカーでも「フィット(ホンダ)」「パッソ(トヨタ)」「ノート(日産)」などは後部座席が広いです。
あまり運転に慣れていない人はコンパクトカーや車高の高い車が運転しやすいのでオススメです。
奥日光の場合は、道がすごく整備されているので、どのような車を選んでも問題ないです。
予算・撮影人数・快適さに応じて選ぶと良いでしょう。
車メーカーの選び方
運転者が運転しやすいメーカーの車を選ぶと良いです。
言い方を変えれば普段から運転している車のメーカーですね。
ただし、運転者が途中で変わるなど複数人いることを想定されている場合は、どちらかが乗っている車のメーカーか、トヨタがオススメです。
特にトヨタははじめて運転する車だとしても、比較的なじみやすい車が多いかなぁと感じられます。
具体的には「パッソ」「タンク」「ノア」あたりが運転しやすいと感じました。
トヨタ以外だと「フィット(ホンダ)」「ノート(日産)」「イグニス(スズキ)」などが運転しやすいと感じました。
結論:おすすめ車種
今までレンタカーとして借りた車の中でおすすめ車種をまとめます。
もちろんこれら以外にも運転しやすい車もあります。
小回りがきく、車高が高い、視野が広い、ピラーが狭い(フロントガラスを支えている柱)これら4つの要素が多いほど運転しやすいです。
コンパクトカー
- パッソ(トヨタ)
- フィット(ホンダ)
- タンク(トヨタ)
- ノート(日産)
ファミリカー
- ノア(トヨタ)
SUV
- イグニス(スズキ)
- CX-30(マツダ)
- ヴェゼル(ホンダ)
レンタカーはじゃらんで探すと、ニッポンレンタカーやタイムズレンタカーなどさまざまなレンタカーサービスを展開しているところを比較しながら予約することができるので楽チンです。
カカクコムのレンタカー版みたいなイメージですね。
また、Pontaカードをもっている人はじゃらん経由でレンタカー予約することで、ポイントをためたり、使うこともできます。
さらにそれぞれのレンタカーが個別でやっているキャンペーンもわかるので、お得な場所が探しやすいというのもメリットですね。
3泊4日 奥日光撮影旅でかかった費用
合計
55,800円
三重県から栃木県までの移動があるので、かなり旅費が高くついています。
東京からスタートだったら交通費を半額以下におさえられるでしょう。
交通費
- 高速料金:9,580円(休日割引)
[行き]津IC〜中央道経由〜日光IC - 高速料金:13,340円
[帰り]日光IC〜中央道経由〜津IC - ガソリン代:15,480円
2000km(総走行距離)15.5km/ℓ(燃費)120円(レギュラー価格)
合計:38,400円
食費
- 朝昼夕の食事:12,000円
1食平均:1,000円 3泊4日:12食分 - のみもの おやつ:2400円
1日600円分
合計:14,400円
宿泊費
- 風呂代:3,000円
1回入浴につき1,000円
合計:3,000円
当時は車中泊だけで乗り切りましたが、今なら普通に宿泊します。
撮影する時に注意しておくポイント
- RAWデータで撮っておく
- 長時間露光をする時は手ぶれ補正を切る
- 100mm相当以上の望遠で撮る時はピント位置をしっかり確認する
RAWデータで撮っておくと数年後に使うかもしれない
RAWで撮影しておくことで後でも現像がしやすくなります。
JPGだとあとで現像をしようとしても思うように補正できなかったりします。
撮影当時はまさかこの記事を書くことになるとは思ってもいなかったのですが、撮影から8年たった今、当時のデータをひっぱりだしてきて再現像することになりました。
しかし、RAWデータがないと当時のデータを大きく変えることはできません。
8年もたつと仕上げ方ががらっと変わるんですよ。
当時はその仕上がりで良くても今はこうしたいということができない歯がゆさときたら、もうすごいです。
これから撮影に行く方は、よくわからない・将来使うこともないと思っていても、とりあえずRAWで撮影しておいてほしいなと感じています。
長時間露光をする時は手ぶれ補正を切る
三脚に固定して長時間露光をする時は手ぶれ補正を切って撮影してください。
ONのままだと手ぶれ補正が変に働いてしまって、皮肉なことに写真がブレてしまいます。
100mm相当以上の望遠で撮る時はピント位置をしっかり確認する
望遠になればなるほど、ピントの合う位置が薄くなります。
そのため、ピント位置をしっかり確認しておかないと、オートフォーカスで撮っていてもピントが合っていないという現象が起こってしまいます。