こんにちは、Yutoです。
- 20mm F1.8と24mm F1.4ならどっちがいいですかね?
これ本当によくある質問なんですよ。
というか僕自身もこの2つでどっちにすべきか悩んでいました。
僕はさんざん悩んだあげくFE 24mm F1.4 GMを選びました。
結論から言うとどっちを選んでも後悔はしてなかっただろうな、と思ってます。
- FE 24mm F1.4 GMにした理由
- FE 20mm F1.8 G / ワクワクする構図が楽しめる
- FE 24mm F1.4 GM / ボケが綺麗、被写体に近寄れる
- 2つのレンズを比較
このような内容で解説していきます。
目次
「FE 24mm F1.4 GM」を選んだ理由
24mmという画角が扱いやすかった
僕にとって24mmという画角は非常に扱いやすかったです。
撮影している写真の7割以上が24mmで撮影しているものだったりします。
24mmからはじまるズームレンズって多いじゃないですか。
24-70mmとか、24-105mmとか、そういった具合に写真を撮っている人たちにとって扱いやすく、馴染み深い画角でもあります。
ボケが綺麗な写真を撮りたかった

このレンズ、ボケが綺麗なんですよ。
広角レンズなのでボケる印象が弱いですが、F1.4で撮影するとかなりボケます。
絞り羽根も11枚と多めなので、比較的丸に近い綺麗な玉ボケになるのも特徴ですね。
被写体に近づける

最短撮影距離が0.24mつまり24cmまで近づくことができます。
24cmまで被写体に寄れるというのはかなり便利です。
通常、24mmというと風景写真を撮る画角として思われがちですが、被写体に近寄ることができるので、なにげない足元の貝殻も綺麗に撮ることができます。
しかもF1.4でよくボケるので、手前にものがあってもあまり邪魔に感じることはなく、しっかり被写体を浮かびあがらせることができます。
なんでも撮れる




風景、ポートレート、食事、花などオールマイティーに撮ることができます。
本格的な撮影から気軽な撮影までどんな撮影にも対応できます。
被写体に近づけるからこそ、なんでも撮れるというメリットがあります。
この寄れるというのは想像以上に撮影の自由幅を広げてくれます。
ズームレンズとかだと、小さい花はズームして撮ることが多いですが、FE 24mm F1.4 GMの場合は24cmまで近づけるので、24mmだけどまるで中望遠で撮ったかのような写真を撮ることができます。
GM(G Master)レンズだった
最後は、レンズ性能というよりファッション要素が強いのですが、GMレンズがほしかったんです。
レンズに赤背景に銀でGって書いてある刻印がその証です。

GMレンズのメリットは3つ。
1, 純粋にかっこいい
2, 機材マウントをとられることがなくなる
3, 撮影モチベーションが上がる
性能は直接関係ないのですが、これらの要素って実はめちゃくちゃ重要だなと感じています。
愛着がわきます。
愛着わく機材って大切に扱いますし、どこにでも持ち出したくなりますよね。
FE 20mm F1.8
レンズスペック
FE 20mm F1.8 G | |
---|---|
最大径 x 長さ | 73.5mm x 84.7mm |
質量 | 373g |
絞り羽根 | 9枚 |
円形絞り | ○ |
最短撮影距離 | 0.19m(AF) 0.18m(MF) |
フィルター径 | 67mm |
手ぶれ補正 | – (ボディ側対応) |
SONY STORE価格 | ¥116,273+税 |
迫力いっぱいダイナミックな風景写真が撮れる
風景写真で前景をいれる時に、24mmだと入らないことが多いです。
しかし、20mmという画角なら前景をいれて撮影することができるでしょう。
そして被写体に寄ることができるので、小さな花を前景に入れた風景写真を撮影することも可能です。
また、広い画角と明るさをいかして星空を撮影することにも向いています。
ただし、注意したいのは被写体によってしまうと、最小まで絞り込んでピントを合わせても奥はボケているということです。
そのため、被写体にがっつり寄って、かつ手前から奥までピントを合わせたい場合は被写界深度合成が必要となってくるでしょう。
値段が安い
FE 24mm F1.4 GMに比べると6〜7万円ほど安くなっています。
比較するべきは、下のイメージのとおりです。

6〜7万払って
- ボケさせたい
- 24mmという万能画角を使いたい
- G Masterレンズが欲しい
このように思えるかどうかですね。
ちなみに僕は6〜7万払ってボケさせて、使い慣れた24mmを使いたくて、G Master欲しい〜!って思ってFE 24mm F1.4 GMにしてしまいました。
しかし、20mmという広角で18cmまで寄って前景ありの風景を撮ればさぞや壮大だろうなぁという気持ちはあります。
どちらのレンズも良いポイントが違うので、一概に1つを推すことはできませんが、結論を言えばどちらを選んでも後悔はしないと思います。
FE 24mm F1.4
レンズスペック
FE 24mm F1.4 GM | |
---|---|
最大径 x 長さ | 75.4mm x 92.4mm |
質量 | 445g |
絞り羽根 | 11枚 |
円形絞り | ○ |
最短撮影距離 | 0.24m |
フィルター径 | 67mm |
手ぶれ補正 | – (ボディ側対応) |
SONY STORE価格 | ¥179,630+税 |
なんでも撮れる万能レンズ
風景・ポートレート・スナップ・星空ととにかくなんでも撮れる万能レンズです。
20mmがダイナミックに風景を切りとれるレンズであるならば、24mmはバランサーであるといえるでしょう。
広角であるものの、ゆがみが目立つほどの広さではなく、目の前にある情景をそのまま切り取れる最大画角といった感じです。
寄れる!ボケる!
FE 24mm F1.4 GMの人気がある秘訣といえば、被写体に寄れるということと、ボケるということです。
これにより、単焦点でありながらズームレンズのような表現幅の大きい撮影ができます。
絶景の切り取りから、日常の何気ない光景を、素直に切りとれるというのが大きな魅力です。
どっちを選べば良いの?
レンズスペック比較表
FE 20mm F1.8 G | FE 24mm F1.4 GM | |
---|---|---|
最大径 x 長さ | 73.5mm x 84.7mm | 75.4mm x 92.4mm |
質量 | 373g | 445g |
絞り羽根 | 9枚 | 11枚 |
円形絞り | ○ | ○ |
最短撮影距離 | 0.19m(AF) 0.18m(MF) | 0.24m |
フィルター径 | 67mm | 67mm |
手ぶれ補正 | – (ボディ側対応) | – (ボディ側対応) |
SONY STORE価格 | ¥116,273+税 | ¥179,630+税 |
F1.4とF1.8の差
- どちらもボケます
結論、どちらもよくボケるのは間違いありません。
しかし、F1.4はF1.8に比べるとやっぱりボケているなーというのが目に見えてわかります。
だからボケを求めてこれらのレンズを選びにきたのなら、FE 24mm F1.4 GMを選ぶのがオススメです。

20mmと24mmの差
- 20mmは24mmに比べてかなり広い
この画角差は結構大きいです。
24mmに比べて、20mmは明らかに広いです。
もし、建築物や風景をメインで撮影していて、もっと広めで撮りたいなと思った場合は20mmを選択すると良いです。
おそらく24mmというのはフルサイズカメラを持っている人ならほとんどの人が体感している画角ですので、検討はしやすいでしょう。

ボカしたいならFE 24mm F1.4 GM
ボケを求めて、これら2つのレンズで迷っているのなら、24mmを選んだほうが良いです。
また、絞り羽根も24mmのほうが11枚と多いです。
絞り羽根枚数が多いほうが、丸に近い綺麗なボケが得られるようになります。
広角のワクワク感を楽しみたいならFE 20mm F1.8 G
広角ならではの独特の感覚がありますよね。
1枚の中に自分の足元から空まで写せるのかというようなワクワク感です。
自分の視界以上の画角をもっているからこその感覚ですね。
最後に選んだのはFE 24mm F1.4 GMでした
どちらも本当に良いレンズなので、迷いますよね。
そのなかで僕はFE 24mm F1.4 GMを選びました。
その決定打となった理由は、別の広角レンズを持っていたからです。
FE 20mm F1.8 Gの魅力である広角ならではのドキドキ構図は、広角レンズを使えばとりあえず作れてしまいます。
そして、はじめて持つソニーの単焦点レンズだったこともあり、バランス型・綺麗にボケる・被写体に近寄れるFE 24mm F1.4 GMとなったわけです。
ソニーストアでカメラ・レンズを買うほうが良い理由
My SONY IDに登録すると10%オフ

My Sony IDは簡単です。
登録してしまえばアプリで管理もできるので、スマホで管理もらくらくです。
クーポンが使える回数がありますが、ソニーストアで50000円以上の買い物をしていれば何回でも使えるので、カメラかレンズを買えば実質ずっと使える状態になります。
これ、何が良いかって他のソニー製品も10%オフで買えたり、長期保証が無料でつけられるという点です。
ソニー株を保有していると15%オフ
ソニー株を100株持っていると、株主優待として15%オフのクーポンがついてきます。
何を買うかにもよりますが、カメラなどの購入をする場合は利回りとしても純粋に良いので、かなりお得な優待といえるでしょう。
ちなみに僕は1600円のソニー株を買って、2000円ぐらいで売っています。
たしかα7の発売ぐらいの時にこれは伸びると思って買いました。
あれから7年経ちましたが、今は7479円(2020年7月1日現在)です。なぜ当時のソニー株を持ち続けていないのでしょうか。
長期保証ワイドで水没に対応してもらえる
3年〜5年の長期保証ワイドに加入すると、故障以外でも対応してもらえます。
ぶっちゃけカメラ・レンズで多いトラブルって水没なので、これが保証されているだけでかなり安心です。
修理が不可能なら新品交換という対応もしてもらえます。
ただし、新品交換した場合はその時点で、ワイド保証が失効します。
α あんしんプログラムで様々なサービスを割引
αオーナーが入れるαあんしんプログラムに入ると、割引サービスが多いです。
- レンズ長期保証3年<ワイド>無料/5年<ワイド>50%OFF
- 清掃・点検サービス最大50%OFF
- 下取サービス5%増額
長期保証の大幅な割引や、清掃・点検サービスが半額になることがあるのはとてもありがたいです。
清掃は、カメラをよく使っていると結構ほこりとか気になるので定期的にやってもらうことをオススメします。
月々の費用をおさえる残価設定クレジットが便利


購入して24回払った後に、25回目の支払い時に残っている価格でもって下取りとするか、一括払いして自分のものにするかというのを選択できます。
たとえばα7IIIなら下のような感じです。
月々8100円の支払いを24回やって、25回目で残りの58,000円を全て支払うか、カメラを返却する代わりに58,000を手許に戻すかのいずれかです。
新しいモデルや上位モデルに買い換えたい場合は、下取り価格として使えるので次の購入は安く抑えられます。
レンズキットの場合も同じですね。
月々8800円の支払いを24回やって、25回目で残りの63000円を全て支払うか、支払わずに返却するかです。
ボディのみ返却するという選択もあります。その場合はレンズ相当分は支払います。
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街中などで事前準備なしで気軽に撮影したい人向けです。
花撮影におすすめなレンズ5選
花の名所・公園・道端などで花を撮影したい人向けです。
ポートレートにおすすめなレンズ8選択
身近な人・子供・モデルなどポートレートを撮影したい人向けです。
レンズレビュー
SONY FE 24-105mm F4 G OSS
なんでも撮れるレンズです。
カメラ始めたばっかで、まだ撮りたい写真もよくわからないという人にオススメです。
特にちょっと出かけるとか、旅行好きの人にオススメ。
SONY FE 24mm F1.4 GM
個人的にもっともオススメなレンズです。
値段は高いですが、これは買って良かったなと思ってます。
SONY FE 135mm F1.8GM
花やポートレートにオススメです。
とにかくボケを楽しみたいという人に超おすすめ。
自分のこどもを撮りたいという人はもはや必須ともいえます。
SONY FE 12-24mm F4 G
都市スナップをする時にオススメです。
深く言及はしていないですが、動画を撮るのも面白いそうだなと感じるレンズでもありますね。
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