2020年【ソニー APS-Cミラーレス一眼】はじめてソニーのカメラを使う人にオススメカメラを紹介

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こんにちは、Yutoです。

ミラーレス一眼、使いやすいです。
なんといっても軽くてコンパクトなのが魅力的です。

カメラ選びの悩み
  • ミラーレス一眼って良いの?一眼レフと比べてどう?
  • 操作が難しそう
  • こどもをかわいく撮ってあげたい
  • ぶっちゃけおすすめのカメラどれ?

ざっくり答え
・一眼レフに比べてミラーレスは軽くてコンパクトです
・意外に思うかもしれませんが、グレードが高いカメラほど操作しやすいです
・α6000シリーズはピント合わせが速いので撮りやすいです
・α6400がおすすめです

はじめに悩みとそれに対する答えをざっくり書きました。
この記事では写真歴10年以上で、写真を撮って生活している自分自身が、ソニーのAPS-Cカメラならどれがオススメというのを他の機種と比較しながら解説していきます。

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目次

ミラーレス一眼の選び方

カメラを選ぶ時に見るポイント

  1. 見た目
  2. 大きさ
  3. 質量
  4. 持ちやすさ
  5. シャッター音
  6. 可動式の背面ディスプレイ
  7. 水準器がついている

これら7つのことを基準に選べば、失敗することはありません。
カメラは画素数とか連写性能とかいろいろな要素がありますが、まず見るべきポイントはこの7つです。

ミラーレス一眼のメリット
  • 大きさ→コンパクト
  • 質量→軽い

このようにミラーレス一眼は軽量・小型化がされており、持ち運びやすい・撮影しやすいというメリットがあります。

持ち出したくなる / モチベーションが上がるのは超大事

持ち出したくなる要素は、見た目・大きさ・質量・持ちやすさ・シャッター音です。
たとえばカッコイイ/カワイイから使いたくなるものとかありますよね。
シャッター音がカッコいいから使おうみたいな。
これ結構大事なんですよ。
実は性能よりも、モチベーションが上がるカメラというのが大事だったりします。

出かけたくなるカメラさいこー!

モチベーション維持に必要な機能性がある

モチベーションを上げるのは大事なのですが、実用的な部分が欠けているとせっかく上がったモチベーションが下がってしまいます。

欠けているとマズい要素が
可動式の背面ディスプレイ・水準器がついている
この2つです。
これらがないと構図を組み立てる時に苦労します。
たとえば低い視点で写真を撮るときは、背面ディスプレイが動かせることで、はいつくばらずに撮ることができます。
水準器がついていると、写真の傾きがなくせます。

残念ながらα6100・α6000には水準器がついていません。
他の機種は全て搭載しているので安心してください。
カメラを買ったら水準器の出し方は、取扱説明書を読んで出せるようにしておきましょう。

この2つができるだけで撮影がスムーズになる

デジタルカメラ全体の傾向

  • 発売日が新しいものほど優れている
  • グレードが高いものほど扱いやすい

デジタルカメラの世界は日進月歩です。
それぞれのカメラに特徴はあるのですが、全体的な傾向としては新しいものほど高性能・グレードの高いものほど扱いやすいという法則があります。

APS-Cならではの魅力

  • 軽い
  • 小さい

ソニーのミラーレス一眼はAPS-Cとフルサイズという2つのセンサーサイズがあります。
大きいセンサーサイズは画質が良くなりますが、カメラやレンズが重たくなり、大きくなってしまいます。
APS-Cはフルサイズほど画質は良くないものの、十分綺麗な画質ではありますし、カメラやレンズがコンパクトで軽量です。

「APS-C?フルサイズ?センサーサイズって何?よくわからん」
っていう人はこちらの記事もお読みください。

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ソニーのカメラならではの魅力

  • AF(オートフォーカス)がめちゃくちゃ速い

ソニーのミラーレス一眼の特徴は、オートフォーカス(自動でピントを合わせる)がめちゃくちゃ速いです。
α6400は世界最速の0.02秒でピントを合わせるほどの速さです。
すばやくピントを合わせることで、一瞬のシャッターチャンスや、運動会、走り回るこども、スポーツなど色々なシーンに対応できます。

  • USB給電できる

USB端子にさえ接続すればカメラの充電ができます。
これの何が良いかっていうと、スマホのモバイルバッテリーや、車のシガーソケットを使って充電できることです。
出先でカメラの充電が切れた時に、予備バッテリーを持っていれば良いのですが、そういう時ばかりではありません。
しかし、コンセントを使うために充電カフェやマンガ喫茶に入ると、そのぶん時間と費用がかかってしまいます。
モバイルバッテリーやシガーソケットなら目的地までの移動中に充電できますし、費用もかかりません。

ソニーのAPS-Cカメラ全機種まとめ

全機種共通の性能

約2400万画素:実は大きくプリントしても大丈夫

2400万画素というのは、ほどよい画素数です。

パソコンやスマホで見るのは十分すぎるほどのサイズです。
プリントもA3(42cm × 29.7cm)は300dpi(商用印刷 めっちゃ細かい解像度)で印刷できます。
A1(84.1cm × 59.4cm)は150dpi(普通)で印刷できます。
写真は細かく印刷できるほうが、より綺麗に見えるのですが、A1サイズのような大きなプリントの場合は近くで見ることはほとんどないので、普通ぐらいの解像度でもじゅうぶんです。

平たく言えば大きいプリントもできる
というのが2400万画素です。

子供の写真をちょっとしたアルバムにしたいなぁという方は問題なく使えます。

約11コマ/秒の連写性能

1秒間に11コマなので、0.1秒よりわずかに早くシャッターが切れます。
つまり連写はめちゃくちゃ速いです。
連写の間が短いと一瞬のチャンスも逃しません。
こどもの一瞬の表情、スポーツの一瞬の動きを撮るのに最適です。

可動式液晶モニター:背面モニターが動かせる

全ての機種でチルト可動モニターが搭載されています。
低い視点や、高い視点からの撮影、自撮りや記念写真にも便利です。

個人的にはα6400がおすすめ

ソニーのAPS-Cのミラーレス一眼でどれが一番おすすめかと言われればα6400です。

世界最速のオートフォーカスを搭載していることが理由ですね。
0.02秒というのは驚異的な速さです。
まさに一瞬。
さらに、高密度AF追従テクノロジーをつかえば、動きが予測不可能な被写体でもぐいぐいオートフォーカスがついていきます。
これはどういう時に便利かというと、こども・スポーツなどの撮影です。
電車や飛行機と違って動きが不規則な場合は、ピントをはずしてしまうことも多いのですが、追尾機能がついていればピントがはずれてしまうことが防げます。
まさに世のお父さん、お母さんの心強い味方だといえるでしょう。

α6400の高速オートフォーカスと、速い連写性能は魅力的です。
値段も上位モデルのα6600より5万円ほど安く、コスパも極めて優秀です。

一方でα6600に搭載されている手ぶれ補正がないからダメという意見もありますが、動いている被写体を撮る時は手ぶれの影響より、被写体ぶれの影響のほうが明らかに大きいです。
おそらくα6000シリーズを使う人は、動くものを撮りたい人が多いと考えられるので、手ぶれ補正は削られたのではないかと考えられます。
動くものを撮る人にとっては高速オートフォーカスのほうが圧倒的に大事な性能です。

α6400とα6100の違いは?

スペック上はほとんど違いのない両機種ですが、実は小さな差がいくつかついています。

α6400に搭載されていてα6100にないもの

  1. 電子水準器
  2. 防塵防滴に配慮した設計
  3. クリエイティブスタイルの詳細設定
  4. フォーカスエリアの設定が豊富
  5. 動画ピクチャープロファイル設定
  6. アンチダスト(電源ON/OFF時のほこり除去)
  7. 防塵防滴に配慮した設計

これらの機能の違いがあって、価格差は2万円ほどです。
小さく見える性能差ですが、実はけっこう大きいです。
よく考えて選んでください。

動画メインの人や初心者はα6400にしたほうが良いですね。

値段と発売日

発売日 ソニーストア価格
α6600 2019/11/1 ¥16万前後
α6500 2016/12/2 ¥11万前後
α6400 2019/2/22 ¥11万前後
α6300 2016/3/11 ¥6万前後
α6100 2019/10/25 ¥9万前後
α6000 2014/3/14 ¥5万前後

価格は2020年8月1日現在のもので、変動している可能性があります。
α6300とα6500は生産完了しており、現在ソニーストアでは取り扱いがありません。
新品はAmazonなど他のサイトで在庫がある限り購入可能です。

ソニーのAPS-Cカメラ各機種の紹介

ソニーのAPS-Cミラーレス一眼の選び方

ソニーのAPS-Cミラーレス一眼のラインナップは以下のとおり。

ソニーのAPS-Cのカメラは3グレードあります。
ハイエンドモデル>ミドルモデル>エントリーモデルの順でグレードが高いです。
それぞれ2世代にわかれています。

グレードによる基本的性能の違いはありません。
そのため、性能重視な人は第II世代コスパ重視の人は第I世代か第II世代の一部を選ぶ結果になります。

ボディ内手ぶれ補正というのは、動かない被写体を暗いところや室内で手持ち撮影が多い人にあると良いです。
暗いところで三脚を使って撮影するという人は不要です。
動くものを撮る人は手ぶれよりも被写体ぶれの影響が大きいので手ぶれ補正は不要です。

はじめてカメラを買う人、カメラ初心者α6400がもっともおすすめです。
初心者が撮影するにあたって必要な機能(電子水準器・なめらかなファインダー表示)が搭載されているほか、少し慣れてきた時にあると便利な機能(フォーカスまわりの設定が豊富)が備わっている、もっとも低価格なカメラだからです。
上位モデルのα6600より5万円安く、下位モデルのα6100より2万円高いものの性能はしっかりしているという性能良し!コスパ良し!なカメラです。

ソニーのAPS-Cカメラ性能表

第I世代と第II世代の発売は3年ぐらい間があいています。
性能表を見ると、どのカメラもあまり性能の違いがあるようには見えませんが、見えていないところで画質やオートフォーカス(AF)の基本性能が大幅に変わっています。
デジタルカメラの世界では3年は長いのです。
この間にかなり技術は進歩します。

第I世代と第II世代のちがい
  • 高速オートフォーカス0.05秒から0.02秒に
  • AIを使った被写体の追尾機能が優秀に

0.05秒と0.02秒はあまり違いがないように感じますが、実際に使ってみると結構差があります。
人間の感覚というものはけっこう敏感で、0.0X秒の世界も感じとることができるんですね。
もう、とにかく速いです。0.02秒。

被写体を追尾する機能もかなり進化しました。
AIを使って動きのある被写体に対しても物体認識能力が大幅に向上。
被写体を追いかけ続けるトラッキング性能が大幅パワーアップし、がっつり追尾するようになりました。

α6600

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バッテリーが他の機種より長持ちするようになっています。
前モデルのα6500より倍ぐらい撮れるようになりました。
700枚以上撮影できるので、1日中撮っていることができます。

α6500 α6600
液晶モニター使用時 350枚 810枚
ファインダー使用時 310枚 720枚

そして、ホールド部分が深くなったことにより、持ちやすくなりました。
通常、カメラが小型化するとホールド部分が浅くなってしまって持ちにくかったり、操作がしにくかったりするのですが、その部分をうまく解決しています。

α6500

かつてのα6000シリーズのフラッグシップです。
次世代のミドルクラスになっているα6400とほぼ同等の価格です。
手ぶれ補正がついているので、動く被写体だけではなく、静物を撮る人にも向いています。
静物メインで、この価格帯のカメラを検討する場合は、フルサイズの検討も視野にいれるべきでしょう。

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α6400

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手のひらにのってしまうほど、軽量コンパクト化されています。
APS-Cですが、もはやコンデジの感覚ですね。
α6300と同じような見た目ですが、α6400は画像処理エンジンがα9やα7RIIIと同じものが搭載されたことにより、画質や高感度性能、オートフォーカス性能などの機能全般が向上しています。

入門カメラとして、サブカメラとしておすすめですね。
α6000シリーズの中では性能・コスパ含めてもっともおすすめできるカメラです。

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α6300

α6400の前機種です。
α6000シリーズを安く手に入れたくて、旧機種でもかまわないという人にオススメです。

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α6100

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現在、ソニーのAPS-Cカメラで写真を撮るスタンダード機種になっています。
実は、α6600・α6400・α6100の画像処理エンジンは同じであるため、写真を撮るのであればバッテリーを充電せずにたくさん撮りたいかそうでないか、という選択肢になります。

ところがα6400に比べると多くの機能が使えない、または制限されており、初心者が撮影するにはちょっと難しいかなという気がします。
具体的には

  • 電子水準器がない
  • ファインダーの解像度が144万ドット

電子水準器は初心者にこそあったほうがいいです。
やっぱり水平がうまくトれていないと構図が間抜けになってしまう感がありますし、カメラに慣れていないころは水準器なしで水平を考えながら撮るって難しいんですよ。

ファインダー解像度が144万ドットだと、動くものを撮る時にファインダーをのぞいたときにザラついて見えるとかブレて見えてしまいます。
対してα6400は243万ドットでフレームレート(fps)も高速表示(120fps)にすることができるのでなめらかです。

価格差はありますが、使いやすさという点から考えると、初心者にほどα6400をおすすめします。

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α6000

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α6000シリーズをとにかく安く手に入れたいという人はα6000がおすすめです。
第I世代のカメラは第II世代のカメラに比べて基本性能は劣ってしまいますが、性能自体は良くて今でも現役で使えるカメラです。
ただし、カメラを本格的に楽しみたいという人は少なくともミドルクラス(α6300、α6400)がオススメです。

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