西部地域
浜松市
中田島砂丘
中田島砂丘で撮影した日の出です。
遠州灘に面している海岸です。外洋ということもあり、風も強いことが多く、砂紋が綺麗に残っています。
以前に曇りの日中に中田島砂丘に行った時は砂が灰色だったので、ちょっとがっかりした思い出が残っていましたが、よく晴れた日の朝方にいくと太陽に砂が黄金に照らされていて綺麗でした。
このように砂丘は天候条件によってイメージが大きく変わります
寸座駅
浜名湖のほとりにある無人駅です。駅のホームから浜名湖を一望することができます。
写真は寸座駅に来る電車を撮影したものです。
掛川市
掛川大祭
掛川祭は毎年行われています。その中で3年に1度だけ掛川大祭となり、催し物がいつもの掛川祭より多くなります。
写真は掛川大祭でしか見ることのできない「大獅子」です。大きな獅子舞を10人以上で引っ張り街中を駆け巡ります。
関連記事:【静岡撮影記#006】掛川の街を散歩撮影
潮騒橋
砂浜にかかる独特な形状の橋が特徴的です。
すぐ側に風車があるのも良いですね。
風車があるということは普段から風が強い地域です。砂浜には見事な砂紋が残ります。
風の強い砂丘で撮影する時に注意したいのは機材に砂が入り込むことです。
防塵仕様の機材は必須ですね。
三脚を使うと砂がはさまって、使う時にバリバリ音がすることがあります。分解できるタイプであれば分解して内部の砂を取り除かないと三脚がうまく開かなかったり、傷がついたりします。
中部地域
静岡市
薩埵峠
富士山と駿河湾、蒲原の街を望むことができます。さらに奥には富士の街並も望めます。
真下を通っているのは東名高速道路と国道1号線とJR線です。
薩埵峠は複数箇所の展望台があり、場所によって見える景色がかなり違います。
三保の松原
三保の松原はその美しさから日本新三景(大沼、三保の松原、耶馬溪)と、日本三大松原(三保の松原、虹の松原、気比の松原)の1つとされ、国の名勝に指定されています。
写真を撮影した時はちょっと条件が悪く、富士山も霞んでいます。
個人的には富士山にもう少し雪があって、抜けの良い時に行きたいなぁと思います。
午後に抜けの良い日であれば富士山を順光で綺麗に撮影することができます。
清水漁港
日の暮れ時に清水漁港から見える富士山を撮影しました。
日常風景の中に富士山があるだけでずいぶん風光明媚になりますね。
富士山は清水漁港より東側にあるので、夕暮れになると空はオレンジにならず、ビーナスベルトならではの紫〜青のグラデーションになります。
駿府城公園
駿府城は今はもう天守閣はなく、城跡となっていますが、石垣の周りには立派な桜が咲いており、夜になるとライトアップもされます。
掘には見事な桜のリフレクションを見ることができます。
日本平夢テラス
日本平夢テラスからは富士山や駿河湾を望むことができます。
まさに絶景といわんばかりの風景を楽しめるところですが、夢テラスからは案外手前の木が邪魔をしてきます。
個人的には日本平さくら通りから見ることのできる茶畑と富士山が好きです。ただ行った時はすでに富士山がかすんでしまっていて、写真を撮影していません。
島田市
牛代の水目桜
この桜の木は見事な1本桜です。
形も良く、小高い丘の上にあるので、光の当たり方も綺麗。
一見よくありそうなものですが、実は奇跡の条件を満たしていて、とても写真映えするところです。
上から撮影できるポイントがあるというのも良いところの1つですね。
桜に光が当たり始めるのは7:00頃です。
この時期の日の出はもっと早い時間ですが、ここは山に囲まれているので、日が当たる時間が遅くなるのです。茶畑にも光が当たって良い感じの場所でした。
人気スポットということもあって休日は特に混雑します。
東部地域
熱海市
熱海サンビーチ
熱海サンビーチは砂浜全体がライトアップされる素晴らしいスポット。
毎晩ライトアップされています。
ライトアップは石井幹子氏が手がけており、東京タワーやレインボーブリッジなどのライトアップも手がけています。基本的に彼女が手がけているライトアップは綺麗なものばかりで、写真にしてもとても綺麗に写ります。
オススメの時間帯は日が沈んでまだ空に少し青みが残っているタイミングですね。
砂浜の青と夜空の青がシンクロして色のある写真になります。
三島市
三島大社
三嶋大社とも書きます。伊豆国一宮として栄えてきました。
源頼朝が源氏再興を祈願した場所とも言われ、歴史も古い神社です。
今では商売繁盛のパワースポットとして親しまれています。紫陽花や金木犀があり自然と触れ合ったり歴史的建造物が好きな方にはオススメの神社です。
山中城跡
緑豊かな城跡というだけではなく、富士山の眺望やツツジも同時に楽しむことができます。
戦国大名・北条氏が1560年代に小田原城を守る要として築城したところです。
「障子堀」「畝堀」が特徴的でその形も美しいです。
残念ながら豊臣軍の大軍の前に半日で落城してしまった城ですが、歴史的・技術的な面で評価され、「日本百名城」に選定されました。
富士宮市
興徳寺
富士山周りで有名な桜スポットです。
敷地内に立派な桜が何本かあり、色々な形で富士山と絡めて撮影することができます。
参道から本堂の間は石段になっており、その周りにも桜の木があります。
桜と富士山だけではなく、色々な撮り方が楽しめます。
大石寺
桜の時期に訪れるととても華やかで綺麗なところです。
大石寺総門東という交差点より北は写真のようなお寺の敷地ゾーンで、南側は桜並木ゾーンです。
とにかく敷地が広いので、どのようにして回るかは事前に決めておいたほうが良いでしょう。
朝霧高原
富士山の麓にある牧場地帯です。富士宮道路沿いに広がっているのでアクセスもしやすいです。
広い牧場と雄大な富士山を眺められ、側を通るだけでも感動するような絶景が広がっています。
時々牧場には放牧されている牛がいます。
あまり富士宮道路沿いで見たことはないのですが、この時は運良く見ることができました。
道の駅朝霧高原があるので、車はそこに停めて散策すると良いでしょう。
田貫湖
田貫湖での夕暮れ時に撮影しました。
富士山より東側にあるので、夕方になると西日が富士山に当たって富士山が紅く染められます。
富士山そのものも赤く染められるのですが、個人的には雪の多い富士山が真っ赤に染められているところを見てみたいものです。
白糸の滝
崖から直接水が流れ出て来るという不思議な滝です。
晴れた日のお昼頃に行くと滝のそばに虹が現れることでも知られています。
写真は曇りの日でしたが、曇りの日ならではの柔らかな光と深い色合いが好きです。滝と緑は曇りの日でも相性の良い被写体といえますね。
富士市
ふじのくに田子の浦みなと公園
静岡県側から望む富士山で代表的なものといえば田子の浦から眺める富士山の姿が挙げられます。
標高0m〜3776mまでを一気に見渡せる田子の浦からの富士山はやっぱり高くて雄大です。
やや望遠側のレンズを持っていくと手前の富士市街と富士山を圧縮効果で写せるので迫力のある1枚になります。
富士山の真南に位置しているので、朝夕に行っても正面から赤く染められた富士山を望むことはできないのですが、片側光線で綺麗に照らされている富士山を望むことができます。
【静岡撮影記#003】田子浦からの富士山と富士市の街並をスナップしてきた
田子ノ浦漁港
ふじのくに田子の浦みなと公園の近くには田子の浦漁港があります。
こちらはより日常風景の中から富士山を楽しむことができます。
後にも記述しますが富士市は日常風景の中に富士山が溶け込んでいるので、街をぶらぶら散歩するのも楽しいところです。
岩本山丘陵
富士市の西側に位置する岩本山丘陵は茶畑が広がっています。
場所によって地形が変わり、写真のイメージが大きく変わるので、自分好みの場所を探して写真を撮るのが良いかなと思います。
富士山とあじさい
富士市にある茶畑や田園地帯の中にはぽつりぽつりと紫陽花が群生しています。
紫陽花と富士山の相性はとても良いです。
紫陽花の群生の近くにはカメラを構えている人がちょこちょこいます。人気の大小はあるものの定番の場所が決まっているわけではなさそうです。例年だと6月上旬が見頃です。
龍巌淵
桜・川・菜の花・富士山と被写体がバランスよく揃った場所で人気の撮影ポイントです。
菜の花は年によって当たり外れが大きいため、撮りにいった時期によってはそれほど重視せずに桜と富士山だけ切り取ることも少なくありません。
組み合わせられる被写体が多いため、色々な撮影パターンがあります。
富士山と富士市の街並
富士市の街並と富士山を撮影しました。
市街地のどこからでも富士山を望むことができるので、街を散策してみるのも楽しいですよ。
【静岡撮影記#004】富士市の街並と富士山×岳南電車と富士山を撮ってきた
賀茂地域
東伊豆町
稲取文化公園 雛の館
静岡県で有名なひな祭りとして伊豆稲取の「文化公園 雛の館」を中心に、あちこちで展示されている「雛のつるし飾り」があります。
日本三大つるし飾りの1つで、他にはさげもん(福岡)傘福(山形)があります。
つるし飾りとは名前の通り上から手作りの人形をひな壇の横につるして飾り付けをすることをいいます。
この写真の左右にもつるし飾りが写り込んでいます。
河津桜まつりの開催地から比較的近くで行われているひな祭り行事なので、河津桜を撮影すると同時に行く人も多いかと思います。
三嶋神社
神社の境内に登っていく階段がひな段になっていて、お雛様が飾り付けられています。
ちなみに階段に飾り付けていることからひな壇ではなく、ひな段なんだそうです。
伊豆稲取では街全体でひな祭りを飾りつけています。
情緒ある街中でひな祭りの華やかさがある様は良い物ですよ。
河津町
河津桜まつり
河津桜の河津はまさにこの地からはじまりました。
毎年2月上旬〜3月上旬にかけて河津桜まつりが開催され、期間中にはピンクの鮮やかな河津桜が町全体を彩ります。タイミングがあえば菜の花と河津桜のコラボレーションも楽しめます。
河津桜まつりのメインになるのは河津川の河口近くになってます。
桜並木は長いので、河津桜の構図を決めるために時間に余裕を持って行くようにすると良いでしょう。
河津桜の原木もこの河津町にあります。看板があって現在も花を咲かしていて人気スポットの1つになっています。
静岡県の市町村一覧
西部地域
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