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こんにちは、Yutoです。

Lightroomを導入されたばかりの方のための記事を書きました。
どのスライドを調整するとどんな感じの効果が出るのだろうとか、現像のしかたがいまいちわからない人のためのものです。
この記事ではLightroomで現像するための基礎の部分を書いていきます。

Lightroomに写真を取り込む

Lightroomは直接画像ファイルを開くソフトではないので、まず画像を取り込むことが必要です。
だから適当にいじっても上書き保存されて元画像がなくなっていることはないので、安心して触ってくださいね。

①読み込み
②フォルダ選択 ③写真選択 ④読込

ここまで来れたでしょうか?
①〜⑤の手順に沿ってきて3番目の現像画面になれば現像の準備は整いました。

Exif情報1
Exif情報2

現像画面で「i」を押すと写真のExif情報が表示されます。
1回目のiでいつ撮ったか情報。
2回目のiでどんな設定で撮ったか情報。
3回目のiで表示が消えて最初のようになります。基本的にはこのループで表示されます。
撮影状況を確認したい場合に便利です。
現像中はいらないので消しておきます。

実際に現像してみる

いよいよここからは実際に現像してみます。
よく使うコマンドのみ重点的に説明します。

基本補正

色温度

色温度が低いと青っぽくなる
色温度が高いと黄色っぽくなる

おもに色味の調整で使います。
数値を低くすれば青みが増し、高くすれば温かみのある色になります。
写真のイメージを決定しやすいです。

色かぶり補正

紫に寄せる
緑に寄せる

写真全体の色を紫によせるか緑によせるか選択します。
同じく写真全体のイメージを決定しやすいです。

実際にホワイトバランスと色かぶり補正を使ってみた

夜景は色温度と色かぶり補正を使って色味を整えることが多い

こんな風に夜景とかだとビルの明かりが黄色っぽく写ってしまうことがあるので、色温度を下げて、しかも紫に寄せてやることで、ビルの明かりが白くなり都市夜景ならではのクールな色合いにすることができます。

露光量

均等に写真全体を明るくする
均等に写真全体を暗くする

これはわかりやすいですね。
明るさを変えるパラメータです。
RAW撮りの時は基本的に白飛びや黒つぶれ(特に白飛び)をしないように撮っているので、一番最初に触るパラメータは露光量が最も多いです。

コントラスト

明るい部分は明るく、暗い部分は暗くする
明るい部分を暗く、暗い部分を明るくする

コントラストは明暗差の強さをいいます。
コントラストが高いと明暗差が強くなり、明るいところはより明るく、暗いところはより暗くなります。全体的に色味が濃くなります。
コントラストが低いと明暗差が弱くなり、明るいところも暗いところも控えめになります。明るいところも暗いところも被写体のディティールが出てきやすいです。全体的に色味が薄くなります。

ハイライト

写真の明るい部分を明るくする
写真の明るい部分を暗くする

ハイライトは写真の明るい部分を調整するパラメータです。
すぐ下で紹介する白レベルとよく似たところがあるので、詳細はもう少し後で書きます。
太陽周りなどの明るくなりすぎてしまっている部分のディティールを復活させるために調整することが多いです。

白レベル

写真の最も明るい部分を明るくする
写真の最も明るい部分を暗くする

白レベルは写真の最も明るい部分を調整するパラメータです。
そのため、コントラストの調整と似た部分があります。コントラストの明るい部分のみの調整というとイメージしやすいですかね。
たまに明るい部分のコントラストを上げたい時に使います。

白レベルとハイライトのエリアイメージ

ハイライトと白レベルはよく似たパラメータです。
どちらも明るいところのみを調整するパラメータですが、白レベルは一番明るい部分のことをいいます。ハイライトは明るいところですが、白レベルよりわずかに暗い部分のことをいいます。
普段使っているハイライトは最も明るい部分という意味合いが強いですが、Lightroomでは少し意味合いが異なるので注意しましょう。

シャドウ

写真の暗い部分を明るくする
写真の暗い部分を暗くする

写真の暗い部分を調整するパラメータです。
暗い部分のディティールが比較的都合よく明るくなってきてくれるので、よく使うパラメータです。

黒レベル

写真の最も暗い部分を明るくする
写真の最も暗い部分を暗くする

写真の最も暗い部分を調整するパラメータです。
暗い部分のコントラストを調整するといった感じで、白レベルのちょうど反対側の役目ですね。
僕は黒い部分はしっかりと黒くなっているのが好きなので、最後の仕上げとして黒レベルをちょっとマイナス側に振って写真に締まりを出すといった使い方をしています。

黒レベルとシャドウのエリア

シャドウと黒レベルはよく似たパラメータです。
ハイライトと白レベルの関係性とよく似ており、黒レベルのほうがシャドウより暗い部分のことをいいます。

明瞭度

明瞭度を上げて写真をはっきりさせる
明瞭度を下げて写真をふわっとさせる

明瞭度は写真のメリハリを調整するパラメータです。
コントラストの一種ですが、通常のコントラストが写真全体に均一に効果をかけるのに対して、明瞭度は隣接するピクセルに対して効果の強弱が変わります。

プラス側にふるとエッジが強調されてシャープな描写になり、マイナス側にふるとエッジが滑らかになってソフトな描写になります。
コントラストと似たようなところがありますが、こちらは明るさが保たれます。
手軽に迫力のある写真に仕上げられます。

かすみ除去

遠くのものをはっきりさせることができる
かすみ除去をマイナスにふるのが有効な時も結構ある

かすみ除去は便利な機能です。
例えば遠景を撮った時ってだいたいボヤボヤしていて霞んでいるのですが、かすみ除去をプラス側にふってやることで、かなりくっきりした描写を得られます。
アルゴリズムが思ったより複雑そうで、詳細にこうなりますというようには説明し辛いパラメータです。
プラス側にふるとクリアになりますし、マイナス側にふるとふわっとした描写になります。
写真によってはHDR風になりますし、霧が出ている写真はさらに霧を増やしたりすることができるなど、色々な表現ができるパラメータです。

基本的にはRAW現像の最後のほうで調整することが多いです。
また、アルゴリズムが複雑なためか、かすみ除去を多用するとLightroomの動作が遅くなってきます。

自然な彩度

地味めな色が鮮やかになります
地味めな色の彩度を落とします

自然な彩度は飽和しにくい色の彩度を重点的に調整してくれます。
飽和しにくい色とは寒色系の色や原色に近くない色などが挙げられます。
反対に赤や黄などといった暖色系の色は飽和しやすく、デジカメが苦手とする色合いです。

色飽和とは

色がベッタリした感じに塗り潰れていて、その場所のディティールが潰れていることを言います。赤色の花やモノ、高層ビルの航空灯を撮るとよく見られる現象です。

彩度

写真全体の色味を鮮やかにします
写真全体の色味を抜きます

色の種類に関係なく写真全体の彩度を均一に調整するパラメータです。
自然な彩度でも解説しましたが、暖色系は寒色系よりも飽和しやすいので、調整する時に注意が必要です。

ここまでのまとめ

ここまで解説したパラメータのみで調整してみました。
それぞれの調整理由をまとめておきます。

●色温度
夕方の暖色を出したいので上げた
●色かぶり補正
色のバランスを調整した
●露光量
もともと暗い写真だったのでベースを明るくした
●コントラスト
色に深みを出したかったので上げた
●ハイライト
露光量を上げると空が明るくなりすぎるのでマイナス補正
●シャドウ
強い日差しではないため、暗い部分がある程度明るくないと不自然だったので明るくした
●白レベル
太陽周りの雲の部分が明るすぎたためハイライトと同じくマイナス補正した
●黒レベル
一番暗い部分は黒くして写真にメリハリをつけた
●明瞭度
もやっとしたディティールをはっきり出すために上げた
●かすみの除去
色温度の上昇によって灰色っぽくなってしまった青空の色に深みを出すために上げた
●自然な彩度
青空の色を出すために上げた
●彩度
太陽周りの暖色系を鮮やかに出すために上げた

調整の順番は特に決まっていません。
Lightroomはパラメータをいじると即反映されて、いつでも戻せるので、自分がこうしたいと思ったパラメータを真っ先に触りに行くのが良いです。
欲望に忠実なほうが現像しやすいです。
一度調整したパラメータを再び大きく調整するということもよくあります。

パラメータの数値を気にするのではなく、写真の状態を気にすることが現像をうまくするコツです。

こんな感じで各パラメータを調整することで暗いところも明るいところもうまい具合に写真の一部に取り込むことができます。

トーンカーブ

トーンカーブは実はめちゃくちゃ重要視しているパラメータなので、基礎的なことは別記事で書いていたりします。
操作をPhotoshopで行なって解説しているので、こちらではLightroomの操作法を書いておこうと思います。

基本的な操作

トーンカーブの操作パネル

基本補正の下にこのような操作パネルがあると思います。
これがトーンカーブの操作パネルです。
非常にシンプルです。

クリック&ドラッグで調整できる

操作も非常にシンプルです。
白い線の好きな場所をクリックして上か下にドラッグするだけです。

トーンカーブ調整1
トーンカーブ調整1のトーンカーブ
トーンカーブ調整2
トーンカーブ調整2のトーンカーブ

こんな感じでトーンカーブを触ると写真の明るさが変わります。
白い線とは別にある灰色の山はヒストグラムといって写真の明るさを示すグラフになります。
詳しくはトーンカーブの記事にて。

コントロールポイントは複数作れる

コントロールポイントはトーンカーブをクリックすることで増やせる

白線をクリックすると先ほど作ったコントロールポイントとは別のコントロールポイントができます。
Lightroomでは1つのトーンカーブに14個のコントロールポイントを作ることができます。
トーンカーブはコントロールポイントを基準に描いていくので、調整したい明るさの部分にコントロールポイントを打つことによってより細かい調整が可能です。

トーンカーブ複数調整1
トーンカーブ複数調整1のトーンカーブ

実際にトーンカーブを使って調整してみた

今回トーンカーブで調整する写真

トーンカーブを調整する前にある程度の明るさ調整はしておきます。
露光量+2.00 ハイライト-80 シャドウ+60です。

トーンカーブ調整A
トーンカーブ調整Aのトーンカーブ

トーンカーブに2つコントロールポイントを作って、空の部分を明るく、地上を暗くしました。これでコントラストがつきます。

トーンカーブは基本以外にもRGBをもととした調整が可能

次は色味の調整をしたいと思います。
トーンカーブは明るさだけではなく、色味も調整できてしまう万能ツールなのです。
操作パネルの下にあるRGBの部分をクリックするとRGB・レッド・グリーン・ブルーの選択肢が出てくると思います。
RGBは先ほどまで触っていた明るさを調整するものです。
レッド・グリーン・ブルーというのはディスプレイの色は基本的にこの三色で構成されているため、三色の階調をどうするかというカーブになります。
まぁ、難しいことは考えずに直感できるのがLightroomの良いところなので触ってみましょう。

トーンカーブRを調整
トーンカーブRを調整したトーンカーブ

これはレッドを調整したものです。
空の赤みを増したかったので明るいところにコントロールポイントを置いています。真ん中やや左に置いているコントロールポイントは触るためのものではなく、暗いところの赤みが変わってしまわないように釘を打ってあります。
コントロールポイントのカーブが反映されるのは対象のコントロールポイントの隣までです。

トーンカーブBを調整
トーンカーブBを調整したトーンカーブ

レッドを調整すると青みが強く残ってしまったので、今度はブルーを使って青みを抜きます。
青の対色は黄色なので、カーブをマイナス側にふってやると青が減って黄色味が増します。
明るい部分のブルーを多く減らしてやることで、雲が焼けているような色味になりましたね。

グリーンは調整する必要がなさそうだったので、今回はここで完了とします。

ここまでのまとめ

トーンカーブはちょっとクセのある操作になりますが、トーンカーブのみで明るさ・コントラスト・色味の調整ができるので、覚えておくと非常に便利です。
本格的に現像・レタッチをしてみたいという方にはぜひトーンカーブの使用をオススメします。

HSL/カラー

色相

色相を調整
調整した色相スライダー

色相とは色の三要素の一つで、色の様相の相違を表すものです。
説明と操作パネルの色味を見てもらうとわかりやすいのですが、今回調整するオレンジは赤か黄に変色させることができます。
夕焼けの色に深みをもたせたいので今回は赤色に変えてみました。

ちなみに写真のどの部分の色が何色系の色になるのかは、操作パネル左側の「◎」を選択して、知りたい色の場所でクリックすると自動的にその色相を選択してくれます。

彩度

彩度を調整
彩度調整スライダー

彩度は今までも出てきたとおりの内容で、色が鮮やかになります。
オレンジ系の色のみ彩度が増されています。

輝度

輝度を調整
輝度の調整スライダー

色の明るさを調整するパラメータです。
ちょっとクセのあるパラメータなので、使い所に迷う時があります。
夜景で街灯の明るさ調整などで使うことが多いですね。

ここまでのまとめ

色相・彩度・輝度は夕焼けなどの色味をドラマチックにするだけではなく、色かぶりを取り除いたりする時にも使います。特に夜景とか。

と、まぁ普段Lightroom現像で使用するのはここまでなことが多いです。
後の項目は使うことはあるものの、使用頻度は低いので、また機会あれば新しい記事で紹介したいと思います。

書き出し

現像した写真はファイル→書き出しをすることによって、画像ファイルとして出力できます。

書き出し時に入力する項目は以下の通り

●書き出し場所
ファイルを出力するフォルダの場所を指定します。
●ファイルの名前
RAWの時点で名前を変えていることが多いので、同じファイル名でそのまま書き出していることが多いです。
●ファイル設定
SNSにアップロードやWeb上での使用ならJPGでOKです。
印刷するなら劣化しないTIFFでOKです。
ただしTIFFはかなりファイルサイズが大きいため、プリントにめちゃくちゃこだわりがあるとか、大きなサイズでプリントしない場合はJPGでも問題ないです。近年ではJPGでもかなりの画質を得られるようになっています。
●画像のサイズ調整
チェックせずに最大サイズ出力か、長辺の長さを指定して出力することが多いです。
●メタデータ
次を含める「全てのメタデータ」を選択したうえで人物情報と場所情報は削除するにチェックを入れています。
こうすることで撮影時間や撮影設定は記録されますが、位置情報と人物情報は記録されていません。

以上、Lightroomで現像の基礎はここまでとなります。
最後までお読みいただきありがとうございました。

わからないことや修正・指摘点などあればお気軽にご連絡ください。
それでは、また。

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