こんにちは、Yutoです。
ツツジは4月末〜5月上旬にかけて見頃になる花です。
吸うと甘いやつです🤤
咲く時期が場所によってバラけており、見頃期間も短い(実は桜より短い?)ので、綺麗なツツジを撮ろうと思うと、狙った場所の開花状況をしっかり把握しておくことが大事です。
たぶん開花状況を把握するという一番大事なことを冒頭で書いてしまいましたが、この記事ではツツジ(特にヤマツツジ)の撮り方の紹介をしていきます。
撮影の基本
基本的には順光で撮ってます
基本的にヤマツツジの色は鮮やかなので、順光で撮って花の色を綺麗に出しています。
逆光で撮影するシチュエーションはあまりないのと、花が太陽光を通すような要素もそれほどないので、基本的に逆光では撮影することはないです。
太陽光がギラついてツツジの花が乱反射してしまう場合はPLフィルターを使って乱反射を防ぐという方法もあります。
また、基本的にツツジの密度が高いところを手前にして、地面を写さないようにして撮っています。
シチュエーションに合わせて撮る
晴れ
青空と一緒に撮影
色をよく出したいので順光で撮影することが基本ですが、ツツジと青空との組み合わせは鉄板です。
三分割で撮る
画面を三分割にして構成する三分割構図は優秀です。
ファインダーのガイドラインも三分割に敷かれていることが多いぐらい優秀です。
この場合は上:空 中:森 下:ツツジというふうに分けています。
この写真は典型的な三分割構図ですが、僕の写真は基本的に。
壮大な背景と組み合わせる
絶景の名所に来たらやっぱり絶景を絶景とするものと一緒に撮りたいですね!
ちなみにこの写真も三分割構図を意識して作っています。
ツツジが続く道
ツツジと道は相性の良い被写体です。
だいたいツツジの名所になるようなところは道と組み合わせることができます。
やや逆光気味で撮っています。太陽がほぼ真上にある時間帯だったので嬉しいことに青空の色は地平線に近くても綺麗に出ていました。
光の当たっているところとそうでない部分の違い
手前は太陽光が当たっていて、奥は雲の陰ができていて暗くなっています。
わかりやすい分かれかたをしたので光が当たっている時とそうでない時の比較用として貼っておきます。
色の違いや明るさなど、結構変わるので参考程度に見ていただければ幸いです。
曇り
曇りの時はできるだけ空を入れたくない
曇りの日は空が単調になりがちです。また色も少ないことから、あまり入れたいものではありません。
そのかわり光加減がマットになって安定するので、乱反射や白飛びを防ぐことができます。花のディティールは曇りのほうが出しやすかったりします。
望遠でツツジの群生だけを撮る
空を写したくないので、画面いっぱいにツツジを写しています。
またツツジが群生している全貌を入れないことで、群生がどれほど大きいのか想像に任せられます。
雲が湧き出てきた時はシャッターチャンス
雲が湧き出て来た時は、背景に面白みが出るチャンスです。
この場合は湧き出た雲の形や隠れていた山がチラ見しているのが面白要素になります。
水墨画のような雰囲気を出せるのも雲が湧いて来たタイミングが多いです。
雲がはけていく時もシャッターチャンス
天気予報が雨のち晴れになっていたりすると起こりやすい現象です。
雲の形がよく出て、花には太陽光が当たったり、背景がはっきり見えるようになってきたり、色々なことが短い間に起こります。
曇りと晴れのおいしいところを両方まとめて得られるのもこのタイミングです。
森の中でしっとりツツジを撮る
山の上などといった標高の高いところでは、曇りや雨の日であれば雲の中にいることも少なくありません。
ツツジの咲いている時期は基本的に山や森の中は緑一色になっているので、ツツジのような色鮮やかな花は非常に映える被写体です。
おわりに
以上がツツジの撮り方レシピでした。
基本的に風景として撮っていることがほとんどです。
ツツジの名所は葛城高原(奈良県)三室戸寺(京都府)旧浅香山浄水場(大阪府)などといったところがあります。