こんにちは、Yutoです。
ポートレートといえば基本的に単焦点を使うイメージですし、僕もそうしているわけですが…
便利ズームで撮ったらどんな感じなのでしょうか。
ということで、半日ぐらい使って散歩に行くイメージで撮影してきました。
今回使ったのはSonyのFE 24-105mm F4 G OSSです。
どんな時でも使える万能レンズとして以前記事にまとめたこともあります。
その時の記事はこちら▼
それでは写真とともに紹介していきます。
ズームレンズでポートレート
階段で元気なイメージを撮影
アニメや映画のワンシーンでありそうな場所だったこともあり、階段を少し足速に降りてきてもらいました。
自分が動ける範囲が限られているところですが、ズームを使えば良い角度から削りたい要素を削れるので、構図の組み立てがしやすかったです。
顔に当たる光が綺麗だったので撮影。
24-35mmの広角だと空が入って目線がそっちに持ってかれるので、しっくりくる背景までズームしました。
こちらは街が下に見える階段。
映えです。映え。こんな素晴らしい風景が日常的にあるのは羨ましいですね。こういう日常風景がある中で学生生活を送ってみたかったです。
さきほどの位置からもう少し後ろに下がって、さらにズームすることで圧縮効果を強調して撮ったものです。
階段の奥行き感も強調された感じになりました。
カフェでズームすると距離感がめちゃくちゃ近くなる
いったん休憩です。
この写真は10cmぐらい前に顔があるのかなというぐらい近いですが、このレンズの最短撮影距離は約38cm。つまり38cm以上は離れています。
ちなみに便利ズームにしては最短撮影距離も意外と短いことも魅力ポイントです。
それでも50mm以上までズームすることによって距離感がめちゃくちゃ近い感じで撮ることができます。
手を前に持ってきてもらってスマホを触ってもらうと、ちょっと距離感が出ますね。
画角をひいたことによる距離感の違いもありますが、手前に何があるのかにもよって距離感の違いが表現できました。
桜並木の下で撮影
桜並木があったので、並木の雰囲気も一緒に撮影。
35mmの単焦点レンズがありますが、こちらはそれに近い画角です。
周りの風景と一緒にモデルが撮れるバランスの良い画角だと感じました。
公園のブランコで遊びながら撮影
公園のブランコで少し遊びながら撮影。
モデルの顔に寄って撮る時は60mm前後を使いがち。
実はポートレートは自分が得意とする画角があるのですが、ズームレンズだとそれが検証できるのも良いですね。
ズームレンズを持っていて、単焦点レンズの購入を検討している場合は、自分がどの画角をよく使っているか整理すると良いかもしれません。
ちなみに僕自身は24mmをよく使っていたので、24mmの単焦点レンズを買ったことがあります。
やっぱり日頃から使っていた画角だけあってよく使うレンズですね。
24mm単焦点レンズの記事は下記記事でまとめています。
ふたたびカフェ
ふたたびカフェで休憩。
24mmだと35〜50mmぐらいに比べるとテーブルをはさむと距離感がかなり出ます。
ただ、周りの風景はかなりしっかり写るので、どこで撮ったかというのがよくわかります。
風景の中に人がいるシーンを撮りたいなら24mmはかなり使いやすいです。
24mmでも最短撮影距離の0.38mまで寄ると広角とは思えない距離感になります。
狭いところでもぐっと寄れるレンズだと表現幅が広がります。
夕景〜夜ポートレート
日没30分ほど前になると、太陽の光もだいぶ柔らかくなります。
シルエット撮影が捗る時間帯ですね。
ISO感度を上げないと手持ちではなかなか厳しくなってくる時間でもあります。
焦点距離52mm相当 シャッタースピード1/20秒 F値4 ISO800
日没して30分後ぐらいになると、空のグラデーションが綺麗です。
空と街灯と街の灯りが綺麗だったので、それを利用して撮影しました。
手持ち撮影で焦点距離に対してシャッタスピードも遅くなっていますが、手振れ補正が強烈にきくレンズなので、それほど苦労せずに撮ることができました。
撮影に使った機材
SONY STOREでは取扱が終了しています。
やはり公式のワイド保証などは魅力なので、新しく出たα7IV(SONY STOREへのリンク)がフォーカス性能等もよくα9の代替としてオススメです。
使用勝手の比較は別記事にまとめました。Sonyのカメラ α7IVとα9ってどっちが良い?
まとめ
ズームレンズを使うと、モデルとの距離感を幅広く表現できます。
引く時はがっつり引けますし、寄る時もがっつり寄れます。
F4なのでとろけるほどのボケとまではいきませんが、それなりにボケます。
僕は撮った場所の雰囲気も一緒に写したいので、バランス良いぐらいのボケ感だなと感じました。
家族・恋人・友人など親しい人と旅行に行く時にぴったりのレンズだなと改めて感じました。