こんにちは、Yutoです。
三重県は平野部と山間部で雰囲気が変わります。
今回は旧伊勢国と紀伊国の境に位置する多気町のスナップをしてきました。
旧国が変わると雰囲気や文化が変わります。
同じ県内だけどなんとなく雰囲気が違うなと思ったら、旧国が違うところだったりします。
例えば三重県なら「伊勢・伊賀・紀伊」京都なら「山城・丹波・丹後」岐阜なら「美濃・飛騨」などそれぞれで結構雰囲気や文化が変わります。
多気には昔ながらの街並が残っており、いかにも日本の里山という風景があります。
アニメの舞台になりそうなところで、何回も通っている場所でもあります。
撮影時期は9月。天候は雨のち晴れ。時間は16:30〜18:00ぐらいです。
佐奈駅周辺で撮影
午後 雨上がりのサイド光が美しい
国道42号線にある歩道橋から撮った1枚。
雨上がりで湿気が残る中、横から照らされる太陽光が綺麗でした。
手前の家や車にだけでなく山にも光と影が綺麗にできてて立体感があります。
こちらは歩道橋から降りて撮った写真。
同じ場所でも視点の高さが違うと構図が大きく変わります。
多気は低めの山が点々としており、なんともいえないかわいらしさがあります。
多気の風景がどこかほのぼのしているのは、これらの山のおかげだと思ってます。
JRの線路沿いまで来ました。
単線というのがローカル感あって良いですね。
ここもサイド光が綺麗でした。
逆光と線路の組み合わせはドラマチック
少し視界が開けた場所に出ました。
太陽が山の向こうに沈む直前です。
逆光で照らされた線路や草が輝いている様子は、日常風景といえどもドラマチックです。
こちらは太陽を正面にして、手前の線路を撮影しました。
太陽と線路の組み合わせは、旅先に来たという感じが出ていいですね。
列車が走っていきます。
非電化区域なのでディーゼルエンジンで動く機動車です。ディーゼル独特の音を出しながら走っていくのが特徴です。
かつての車両はこちら。
レトロな車両は、まわりの風景とマッチしていました。
一般的な感覚だと新しい車両のほうが、利便性やコスト面のことを考えるとより良くなっているとは思うのですが、こういう車両って外観だけでも復活させられないんですかね?
天気が安定しないので晴れたり曇ったりを繰り返しています。
アニメのような夕焼けに出会えた
夕焼けが綺麗になりそうだったので、ちょっと場所を変えて開けた場所に来ました。
予想通り、日没直後の空に残る雲がオレンジに染まりました。
オレンジから青色へのグラデーションはまるでアニメの世界のように綺麗でした。
夕焼けといえば高いところにある雲がオレンジや赤に染まることが多いですが、この日は低い雲が綺麗に染まりました。
やはり線路と夕焼けは相性が良いですね。
オレンジ色に染まっていた雲はだんだん赤くなっていきます。空の色はだんだん濃くなり夜の雰囲気が近づいてきました。
いかにも夏の1日の終わりなシーンを切り取ることができて満足です。
撮影に使った機材
まとめ
今回は多気町に広がる日常風景を切り取ってきました。
雨上がりの後に広がる夕焼けはドラマチックですね。
単線の線路とも相性が良く、アニメのワンシーンのような写真がたくさん撮れました。
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