こんにちは、Yutoです。
2012年5月21日は金環日食が日本本州の大部分で見ることができました。
幸運なことに自分も金環日食を見ることができたうえ、写真をはじめていたので撮影することもできました。
そんな10年前の写真ですが、過去写真を整理していたらJPGもRAWデータも出てきたので、再現像してブログに掲載することにしました。
定期的に外付けHDDでバックアップをしていますが、自分の方法で10年前のデータをそのまま残しておくことができました。
写真のバックアップにおすすめの外付けHDDを紹介【写真歴・バックアップ歴11年が語る】
今後も20年、30年ずっと先まで残していくことと、できたらその方法を紹介していきます。
金環日食撮影記
有給をとって行った
当時、勤めていたところで有給をとっていきました。
それは行ってこい行ってこいと送り出してくれました。
当日は晴れていました。
とはいうものの一部雲が出ていたので、ちょっと怪しい雰囲気もあったのを覚えています。
金環日食の撮影
6:00すぎから日食がはじまります。
7:00前になるとかなり太陽がかけてきているのがわかるようになってきました。
実はアストロソーラーシート 眼視用 ND-5っていうのを使って撮影しています。
ND100000相当の光をカットしてくれるものです。
NDフィルターはレンズ径が大きすぎて対応サイズがなかったのと、角形フィルターの存在も知らなかったゆえに、こちらシートを使って撮影しました。
シートを丸く切って、厚紙で円柱を作ってレンズに密着させたのかな。
見た目は購入したところのイメージ画像みたいなようになっています。
金環日食は7:30頃に見ることができました。
日食全体はおおよそ2時間半強で、金環日食となっている時間は3分間ほどです。
太陽の大部分が隠れると気温が下がり、風が強くなります。
さらに雲も出てきて薄暗くなりました。
太陽光は地球への影響がめちゃくちゃ大きいんだなというのがわかります。
なんだか絞り込みすぎて回折現象が起きてたり、ピントが地味に合ってなかったりてんやわんやでした 笑
3分ぐらいしか続いていないし、撮影に関する知識が不完全だったことで失敗写真も多かったです。
すべて失敗じゃなかったのでめでたしめでたし。
引きで撮るとこんな感じ。
実はこの時はフィルターをつけていません。
これだけ隠れていると太陽といえどもまぶしくないのです。さらに雲がNDフィルターの役割を果たしてくれています。
たまに薄曇りの日に太陽を見てもまぶしくない時がありますが、あれがもっとまぶしくないバージョンです。
金環日食が終わると普通の状態に戻り始めます。
この時は上がフィルターなしで下はフィルターをつけています。
フィルター有りだと黒点がよく見えますね。
ふと影をみるとおもしろい形になっていました。
どうやら光源の形で影の形が変わるようです。これすごい。
次回の金環日食
本州では129年ぶりの金環日食
前回の金環日食は1883年10月31日に東北地方を中心に見られたものでした。
2012年から129年前になります。
日本全体では沖縄県で1987年9月23日に観測できました。
2012年の金環日食は東京・大阪・名古屋など日本の主要都市で見られたほか、香港・台湾・グランドキャニオンなどからも観測できました。
次回 日本で観測できる金環日食は2030年6月1日
金環日食は2030年6月1日です。北海道全域で見られるそうです。
本州では2041年10月25日です。北陸〜東海地方で見られるそうです。
一方、皆既日食は2035年9月2日です。北陸〜関東北部で見られるそうです。
撮影に使った機材
同じグレードの新しいモデルです。