こんにちは、Yutoです。
関西でも人気の但馬安国寺[タジマアンコクジ](兵庫県豊岡市)の紅葉ライトアップを撮ってきました。
紅葉といえばモミジやイチョウのイメージですが、但馬安国寺では「ドウダンツツジ」が赤く染まっています。他では滅多に見られない光景です。見頃の時期になるとライトアップも行われ幻想的な光景が広がります。
撮影時間はものすごく短いので、撮影設定や画角などを紹介します。
基本情報
拝観時間
8:00〜19:00
ライトアップは夕刻からで18:30で入場締切となります。
アクセス
周囲に高速道路はなく、基本的に下道でアクセスすることになります。道中暗いので注意が必要。
大阪からは2〜3時間ほどです。
周辺には竹田城(兵庫)城崎温泉(兵庫)立岩(京都)伊根の舟屋(京都)などがあります。
周囲に鉄道はないので公共交通機関でくる場合はかなり不便そうです。
自家用車がない場合はバスツアーやレンタカーで来るのが良いでしょう。
見頃は11月中旬
但馬安国寺のドウダンツツジの見頃は例年11月中旬です。
撮影日は2019年11月16日で、このタイミングがもっとも見頃のようです。これ以上は色づくことはなくここがピークだったとのこと。
1日4000人の来場者 2時間待ち
撮影した日は4000人ほどの来場者があったらしく、2時間待ちでした。
いつもなら行列に並ばないのですが、この日は遠くまで来たこともあって並んでみることに。
拝観料300円を払って最後方に。
とにかく寒いので暖かい格好だけじゃなくてホッカイロがあると良いです。
ちなみにさっと後ろから見るだけなら、拝観料を払ったのちに、列に並ばずそのまま入場すればOKです。
ただし夜はライトアップ以外は暗くて特に見るところはないので、基本的には昼間じっくり見て周るのをおすすめします。
最前列で撮影できるのは1〜2分だけ
最前列で撮影するのは1〜2分と極めて短いです。
ただし、最前列になる前に10〜20分ほど中で座って待っている時間があるのでその間に後ろから撮影することができます。
ライトアップは暗くて撮影しずらいので、撮影設定を決める良い時間です。
Sony α7II + FE 24-105mm F4 G OSS
■撮影設定
画角:35mm相当
画質:RAW
フォーカス:マニュアル
シャッター速度(SS):1/50秒 *手ぶれ補正ON
絞り(F):4
ISO感度:1000
ホワイトバランス:日陰(7200K)
レタッチ:Adobe Lightroom CC・Adobe Photoshop CS6
待っている間に撮影設定とピントを合わせる位置を決めておくと良いです。
僕はピントは真ん中にあるアンドンに合わせました。
最前列になると1分ぐらい誰もいない撮影タイムがあります。
Sony α7II + FE 24-105mm F4 G OSS
■撮影設定
画角:35mm相当
画質:RAW
フォーカス:マニュアル
シャッター速度(SS):1/20秒 *手ぶれ補正ON
絞り(F):4
ISO感度:400
ホワイトバランス:日陰(7200K)
レタッチ:Adobe Lightroom CC・Adobe Photoshop CS6
暗いですが、このぐらいの設定で問題ないです。
シャッター速度がやや遅めなので手ブレに注意しましょう。
Sony α7II + FE 24-105mm F4 G OSS
レタッチするならこういうところではRAW撮影がおすすめ。JPGだとここまで階調を表現することは難しいです。
RAWが何かよくわからないという人は今後のためにRAW+JPGで撮ってとりあえずRAWを残しておくことをおすすめします。
今は興味・知識がなかったとしても何年か先に興味を持った時にRAWを残してて良かったと思うはずです。
記念写真も撮ってもらえる
撮影は和尚さんが仕切ってくれていて、すごい混雑なのにめちゃくちゃスムーズに進行していきます。手慣れた捌きです。時々見せるリアクションも関西ならではの面白い感じが良いですね。
列待ち→人いない環境で撮影1分ほど→記念撮影1組30秒ほど→次の列へ
という感じで流れていきます。
この記念撮影というのは紅葉ライトアップで自分たちがシルエットになって撮るものです。
写真は待っている間に撮影設定がてら撮ったものです。
記念撮影は撮るかどうか聞かれるので、その時に返答したらOKです。
3カットぐらい撮ってもらえますが、並んでいる時にポーズを決めておいたほうが良いかも。自分も1カットだけ撮ってもらいました。
記念撮影をしてくれるといってもカメラマンの方ではないので撮影設定は全てやっておいて、後はシャッターを押せばOKという状態で渡しましょう。
ただ、慣れていらっしゃるのか、すごく良い感じに記念写真を撮ってもらえます。
おすすめの機材
この記事に掲載されているような写真を撮る場合は、以下にまとめました。
フルサイズの場合
・24-70mmのような標準域をカバーしているズームレンズ
・35mm前後の単焦点レンズ
APS-Cの場合
・18-55mmのような標準域をカバーしているズームレンズ
・24mm前後の単焦点レンズ
標準域の画角をカバーしているレンズが使いやすいでしょう。
それでは、また。