こんにちは、Yutoです。
ソニーのレンズの中でもかなり人気なのが「FE 24-105mm F4 G OSS」です。銘玉と評価される方も多いですね。
僕もソニーのカメラを手に入れて一番最初に使ったレンズはFE 24-105mm F4 G OSSでした。
とても使い勝手が良いだけでなく、描写もシャープで綺麗なのが良いですね。
GMレンズと比べてもヒケをとらないレベルといえます。
本格的な風景撮影から気軽な散歩撮影まで幅広く使えるレンズです。
24mmから105mmという、広角〜望遠域まで1本でカバーできるので本当に便利です。
その幅広い画角を活かしてどのような写真が撮れるのかということを、実際の作例を出して紹介していきます。
- 広角〜望遠までカバーしているのでどこでも使える
- 便利ズームだが描写性能も悪くない
- 逆光耐性がある
- ピント合わせが速い
- ボケが意外と綺麗
- BEST CSC STANDARD ZOOM LENS 受賞
作例:なんでも撮れる
風景
広角〜望遠まで色々な画角の写真を撮ることができます。
だいたいこのレンズ1本あれば事足りてしまうかも。
特に旅行にはうってつけのレンズですね。
散歩
これはレンズというかミラーレスカメラのマウントだからこそですが、撮影機材が軽いので散歩しながらの撮影に向いています。ミラーレスカメラのレンズの中では重たいほうでしょう。
とはいうものの基本的にミラーレスの撮影機材であれば、ちょっと気軽に撮りたいな〜という時にオススメです。
ポートレート
実際にこのレンズを使ってポートレート撮影してきた作例は▼の記事にまとめています。
【大阪撮影記#021】便利ズームレンズを使ってポートレートしてきた
花衣団体ルナフルージュ http://luna-fleuge.jp
ポートレートを撮ることも大丈夫です。
さすがに、とろけるようなボケを味わうことはできませんが、絞りが開放付近でもしっかりとした解像感を得ることができます。
開放付近だとピントが思ったところにあってないことがあるので、そのあたりは気をつけたいですね。
開放から1〜2段絞って撮ると、よりシャープな解像度とそれなりのボケの両方をバランス良く得ることができます。
手ぶれもしっかり効くので悪天候でも明るく撮りやすいのが良いです!
夜スナップ
手ぶれ補正がしっかり効きます。もちろんカメラの手ぶれ補正も強力に効いています。
そのため、暗い中での手持ち撮影でも案外大丈夫なことが多いです。
三脚がなくても手すりや壁など半固定できるものがあれば、それを活用すると良いです。
撮影した後は再生画面を拡大して手ぶれしていないかしっかり確認しておくと良いでしょう。
逆光の被写体
日の出
ナノARコーティングを施しているため、逆光になってもコントラストが保たれ、黒が締まりクリアな描写を得ることができます。
逆光 太陽と合わせて撮ってみた
多少のフレアは出るものの、逆光耐性は強く感じられます。
ちなみにF14まで絞っています。ただし、いくら逆光耐性が強くてもレンズに指紋やほこりがついていると、乱反射によるフレアやゴーストが出てしまいますので注意しましょう。
太陽の光条はウニのような感じで出てきます。
絞り羽根は9枚です。
工場夜景
明るい光源(電灯や太陽など)の周りにできる光条はレンズの絞り羽根の枚数や形状によって変わります。
FE 24-105mm F4 G OSSは光条の形が綺麗なので、工場夜景の撮影に適しています。
この写真はF13まで絞っています。かなり明るい工場で、絞り込んでいますが、ゴーストやフレアがほとんど目立っていない点も良いです。
24mmと105mmはどれくらい画角が違うのか
24mmと105mmまでの焦点距離による違いが、どれくらいのものなのか、1枚の写真に示してみました。
写真を見るとわかりますがかなり寄れることがわかります。
実際に105mmで撮った写真です。
24mmではあんなに遠かった富士山にかなり寄ることができました。
この違いを駆使すればレンズ1本で色々な表現ができます。
解像度の検証
この写真をもとにどの程度の解像度なのかを実際に検証してみました。
一般的にもっとも高い解像度を得られやすいF8で撮影。焦点距離は24mmです。
等倍で見てみるとレンガの1枚1枚が改造されていますし、窓の金具などもしっかり見えています。
周辺部の流れは等倍にしたら多少見えるものの全体としてはほとんど目立っていません。
レンズの描写性能は優れており、大きくプリントしても問題ないです。
感じたことを箇条書き
- なんでも撮れる
- 解像感がしっかりしている
- F4なのでボケに硬さは感じるものの綺麗
- ピント合わせが速い
なんでも撮れるので、ミラーレス入門レンズとしてオススメです。
ピントを合わせるのも速いです。
まとめ
- 便利で高性能 本格的な風景〜旅行まで使える
- 工場夜景の撮影でライトのウニウニを楽しめる
- 逆光でもクリアな描写を得られる
僕個人の意見としては持ってて良かったなという思いと、実際にこのレンズはよく使っています。
逆光撮影をした時、レンズの前面はピカピカなのに、変なフレアやゴーストが出るといった場合は、レンズの背面もクリーニングすると良いでしょう。
自分で掃除するのが億劫な場合は、ソニーストアやカメラ販売店などでレンズクリーニングサービスを受けることができます。
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