こんにちは、Yutoです。
あじさいは6月〜7月にかけて各地で見頃を迎えます。
雨が多く、じめじめした季節ですが、紫や青、白、様々な色でしっとりとした空間にポッとアクセントになってくれる花です。
清涼感のある色なのも良いですね。
曇り・雨の日が撮影にオススメ
強い影が落ちない
雨や曇りの日は太陽光が直接アジサイに当たらないので、強い影が落ちず、アジサイ本来のディティールや色合いがはっきりと出ます。
逆に太陽光が直接当たると花びらがギラギラしてしまうので、そんなことが起きずに光が安定している曇りや雨の日はアジサイの写真が撮りやすいのです。
雨の日のアジサイはしっとりしていて特にオススメ
雨の日になるとアジサイの色は生き生きしてきます。
これは豊富な水分がアジサイを潤わしているからでしょう。
また、アジサイについた水滴も雨の日ならではの魅力です。
空を写さずに撮る
曇りや雨の日は空は基本的に白くなってしまうので絵にすることは難しいです。
そのため、空を入れずに撮ることが基本となってきます。
それでも晴れの日に撮りたい
日陰にあるアジサイが撮りやすい
晴れの日でも日陰にあるアジサイは影が落ちたり光が乱反射したりすることはなく、落ち着いた光で撮ることができます。
スポットライトを探す
スポットライトは被写体をまるでスタジオで撮ったかのように浮かび上がらせる効果があります。
ちょっと木がしげっている場所や建物の影との隙間などスポットライト効果を得ているアジサイは意外とたくさんあるので、ぜひ探してみてください。
青空と一緒に撮る
風景として撮るならやっぱり晴れの日は良いです。
空が綺麗だからです。
空を入れる時は順光で撮ると青空の色がはっきり出ます。
大正義 順光マン。
ピント位置は一番手前にする
あじさいはたくさんのガクがあり、1つ1つのガクも大きいのでピント位置に迷いますが、基本的に一番手前のガクにピントを合わせればOKです。
この記事書いている時に調べて知ったんですが、花びらだと思っている部分はガクというそうです。アジサイの花びらは真ん中にある小さなツブツブみたいなものなんだそうです。
奥行きの出しかた
視線の誘導
視線の誘導を使って、手前から奥へ広がっていることを見せます。
手前のアジサイから純粋に奥へいくルートと、もう1つは森のほうへ視線をやっても森の流れに沿っていくとまた奥のアジサイに行くような視線誘導です。
また、縦構図で撮ると奥行きが出しやすいです。
前ボケを使う
前ボケを使うことによってアジサイの群生に奥行きを出すことができます。
少しディティールがわかるぐらいのボケが奥行きを出すのにちょうど良いかなと思います。
アジサイの名所
関西地方
- 府民の森 ぬかた園地(大阪府東大阪市)
- 久安寺(大阪府池田市)
- 大野アルプスランド(兵庫県猪名川町)
- あじさい曼荼羅園(和歌山県田辺市)
- 長谷寺(奈良県桜井市)
- 矢田寺(奈良県大和郡山市)
- 丹州觀音寺(京都府福知山市)
- 善峯寺(京都府京都市)
- 楊谷寺(京都府長岡京市)
東海地方
- なばなの里(三重県桑名市)
- かざはやの里(三重県津市)
- 形原温泉(愛知県蒲郡市)
- 性海寺(愛知県稲沢市)