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こんにちは、Yutoです。
- フルサイズに興味があるけど高くて手が出せない
- 型落ちのカメラって大丈夫?
- 安くでフルサイズデビューできるならそうしたい
はじめてカメラを買うけど、フルサイズカメラって評判はいいけど値段が高いし、扱いが難しそう。
そんな悩みを持っている人はたくさんいると思います。
僕自身がそうでした。
結論から言うと、安くて型落ちのカメラでもいいから最初からフルサイズカメラを買っておくべきだったなぁ。
と僕自身は思ってます。
理由としては
- 写真が綺麗
- ボケが綺麗
- 35mm換算という謎の言葉に惑わされなくて済む
- 世に溢れている素晴らしい写真はフルサイズカメラで撮影のものが多い
- 現像、レタッチの自由度が大きい
- 夜でも写真が撮りやすい
- 視野率100%が当たり前
- 基本的に撮影レスポンスが良い
- レンズ1本だけでもかなり長く楽しめる
とまぁ、理由を挙げていくとキリがないので代表的なものだけ出しました。
簡単に言うと、フルサイズカメラで撮影するということは写真が綺麗で、操作が楽で、レンズ1本だけでもまぁなんでも撮れるという感じです。
この記事では
- カメラ初心者が
- できるだけ安く
- フルサイズデビューできる
- カメラとレンズ
というのをご紹介します。
結論:SONY α7IIがオススメ
はじめにオススメのカメラとレンズをサクッと紹介しますね。
実は中古で買うと20万円以内
カメラ:Sony α7II
(中古¥76,700)2021/7/5 Amazon価格
レンズ:FE 24-105mm F4 G OSS
(中古¥112,800)2021/7/5 Amazon価格
合計:¥189,500
カメラとレンズを中古で買うと20万円以下で買えてしまいます。
注目すべきはカメラですね。
10万円以下でフルサイズミラーレス一眼を買えるのです。
正直この組み合わせであれば不満がない限りは、当分機材の買い替えは必要ないですし、僕も未だに現役で使う組み合わせですね。
フルサイズミラーレス一眼デビューは30万円をこえることも少なくないので、それに比べると非常にコスパが良い組み合わせといえるでしょう。
新品で買うと30万円以内
Sony α7IIとFE 24-105mm F4 G OSSは新品価格で26万ほどです。
新卒なら手取り2ヶ月分、ボーナスが出たタイミングとかは買い時かなぁという感じですね。
ちなみに僕がカメラを買ったタイミングは初任給が出た時で、フルサイズデビューした時はボーナスが出た時でしたね。
最初のカメラとして26万円も出すのは少々厳しく感じるかもしれません。
ちょっとアンケートを用意しましたので、回答していただければ幸いです。
選んで送信ボタンを押すだけなので、お気軽にご回答ください。
回答内容は今後、よりよい記事更新のために参考にさせていただきます。
最初からフルサイズカメラを買っておけば良かったという声が多数ある
フルサイズカメラを買った人たちはこのような意見の方も多いです。
僕自身もこのツイートのように感じたので、他の人はどうなんだろうと思って聞いてみました。
結果は300いいね以上。このツイートを見た1700人に対して、いいね数が20%ほどと結構高い反応です。
ツイートを見た人の中にはフルサイズをそもそも使ったことがない人もたくさんいると思うので、今フルサイズを使っている人だけの中からこのように思ってる人の割合はもっと高くなるでしょう。
という感じでですね、カメラにハマる人は最初からフルサイズを買っておけば良かったという意見の人が多いです。
理由としては
- APS-Cの描写力に満足しなくなってきた
- フルサイズのボケ味を味わってみたくなった
- 店頭で触ったらサクサク撮影できる快感がすごかった
- カメラがかっこいい
- 機材マウントされたくない
- もっと本格的に撮りたい
などといったことがあります。
僕自身もフルサイズデビューした時は、これらすべての理由にあてはまっていました。
Sony α7IIのメリット・デメリット
実際にα7IIを使っていて感じたメリットとデメリットを紹介します。
メリット
- コスパ最強
- 2020年現在でも通用する画質
- 氷点下でも案外長く使える
- USB充電ができる
なんといっても型落ちなので価格が安いです。
しかしながら、今でも通用する画質の写真が撮れます。
また、α7IIはバッテリーが弱いのが欠点ですが、氷点下でも200枚以上撮影できたので、致命的な弱さではありません。
趣味程度で使うぶんならまったく問題はないでしょう。
さらにUSB充電が可能なので、モバイルバッテリーや車のシガーソケットを使って移動中に充電することができます。
デメリット
- バッテリーの劣化が早い
- シャッター音がいかにも電子音
- サイレントシャッターがない
- シングルスロットである
- USB接続中は撮影できない
α7IIのバッテリーは劣化が早いように感じます。
そのため、バッテリーは複数個買って順番で使うことで、それぞれのバッテリーの劣化を防ぐことができるでしょう。
1個のバッテリーだけで頑張っていると、かなり劣化していきます。
その他、シャッター音がいまいち、サイレントシャッターがないなど細かい部分で欠点がありますね。
ミラーレス一眼の黎明期の終わり頃に出てきたカメラなので、このあたりはまだ不便に感じられる部分があります。
しかしながら致命的な欠点はないので、今でもじゅうぶん満足して使えます。
後継機α7IIIと比べてどうか?
α7IIで撮っていると
α7IIIだったら良いなと思うシーンはあっても
α7IIIでなくてはならない、というシーンはないですね。
α7IIもα7IIIも撮れる写真はほぼ同じです。
2つのカメラに差を感じる部分は3つ。
- バッテリーの持ち時間
- シャッター音
- サイレントシャッターの有無
- デュアルスロットの有無
- USB接続している時の撮影の可否
α7IIの欠点だった場所が直っているのがα7IIIです。
そのため、予算が許すならα7III、できるだけ安く済ませたいならα7IIで良いと言えるでしょう。
α7II | α7III | |
---|---|---|
イメージセンサー | 35mmフルサイズ CMOS |
35mmフルサイズ 裏面照射型CMOS |
有効画素数 | 2430万画素 | 2420万画素 |
ISO感度 | 100-25600 拡張50-25600 |
100-51200 拡張50-204800 |
AF | ファストハイブリッドAF | ファストハイブリッドAF |
AF点数 | 117(位相差検出方式) 25(コントラスト検出方式) |
693(位相差検出方式) 425(コントラスト検出方式) |
ボディ内手ぶれ補正 | 4.5段/5軸 | 5.0段/5軸 |
ファインダー | 236万ドット EVF (XGA OLED) |
236万ドット EVF (XGA OLED) |
ファインダー視野率 | 100% 0.71倍 | 100% 0.78倍 |
モニターサイズ | 3.0型 | 3.0型 |
背面可動モニター | チルト式 | チルト式 |
タッチパネル | なし | タッチフォーカス タッチパッド |
シャッタースピード | 1/8000秒 | 1/8000秒 |
サイレントシャッター | なし | あり |
連写 | 5コマ/秒 (AF/AE追従) | 10コマ/秒 (AF/AE追従) |
カードスロット | シングルスロット | デュアルスロット |
バッテリー撮影可能枚数 | 350枚 | 710枚 |
外見寸法 幅 × 高さ × 奥行き |
126.9mm × 95.6mm × 62.7mm | 126.9mm × 95.7mm × 59.7mm |
質量 | 556g | 565g |
スペックで見ると結構な差は感じられます。
それは当然のことで、むしろ差がないと困るのですが…笑
α7IIが出た当時はフルサイズミラーレス一眼もここまでできるようになったかというスペックです。
先にも紹介しましたが、写真自体のクオリティに劇的な変化はありません。
コスパ重視ならα7II、予算が許すならα7IIIという選択が良いですね。
価格は2020年8月現在で22万円ほどで、α7IIより10万円ほど高いです。
FE 24-105mm F4 G OSSのメリット・デメリット
基本的に万能な24-105mmのGレンズのメリットとデメリットを紹介します。
メリット
- 広角〜望遠まで1本でカバーできる
- 旅行・風景・散歩撮影に最適
- 手ぶれ補正がしっかり効く
- オートフォーカスが速い
- 24-70GMよりだいぶ軽い
ミラーレス一眼を買うときというのは、だいたい旅行や風景を撮るという目的で買うことが多いと思うので、広角〜望遠までカバーできるズームレンズはかなり便利です。
望遠側が105mmまであるとほとんどのシーンで対応できます。
70mmだと微妙にたらないということはあるのですが、それがほとんどなくなったという感じですね。
また、FE 24-70mm F2.8 GMに比べてかなり軽いので、普段使いでも使いやすいというのもメリットです。
そして初心者にありがちな手ぶれも手ぶれ補正がきいてがっちり守ってくれるので、比較的使いやすいレンズという印象ですね。
また、オートフォーカスがものすごく速いのも嬉しいポイント。
万能レンズです!
デメリット
- 単焦点レンズに比べるとボケない
- 星空・花撮影には向いていない
単焦点レンズに比べるとボケません。
とはいえフルサイズカメラで撮っているので、そこそこはボケます。
フルサイズミラーレス一眼を使ったことのない初心者なら、よくボケていると感じます。
ただし、いま巷にあふれている背景がとろけるようにボケた写真はズームレンズでは作りにくいので、ボケを活かした写真を撮りたい人は、べつのレンズをご紹介します。
それがこちら。
「FE 35mm F1.8」こちらがオススメです。
これはいわゆる単焦点レンズとよばれるもので、ズームして構図を変えることはできません。自分で動いて構図を変えましょう。
ポートレートや花を撮りたいという人は、単焦点レンズと呼ばれるものがオススメです。
単焦点レンズはズームレンズに比べて、綺麗なボケを作りやすいです。
F値が小さくできるレンズほどよくボケさせることができるというのを覚えておいてください。
実はFE 24-105mm F4 G OSSよりも安いです。
後半で、安いけど使えるレンズも紹介しますが、先に紹介しておきますね。
Sony α7IIとFE 24-105mm F4 G OSSを使って実際に撮った写真とレビュー
それでは、α7IIとFE 24-105mm F4 G OSSを使って、実際に撮った写真と撮影時の使用感をレビューします。
FE 24-105mm F4 G OSSは手ぶれ補正が強力で、ピントもめちゃくちゃ速いことで人気です。
このレンズが出始めたころは在庫がなくて、取り寄せで1ヶ月待ちというケースが普通にありました。
広いダイナミックレンジを活かして空と地面のディティールを再現
フルサイズのメリットといえばダイナミックレンジが広いことです。
ダイナミックレンジとは、明るいところと暗いところを写真1枚でどこまで表現できるかという指標です。
APS-Cとフルサイズの一番の差はダイナミックレンジの差であるとも感じます。
よくフルサイズカメラのキャッチに「豊かな階調を表現」とありますが、これはダイナミックレンジが広いから明るいところと暗いところを写真1枚で表現できるよ〜ということです。
夏の強い日差しでもダイナミックレンジが広いため、それぞれの雲や砂地の階調がちゃんと表現されています。
アニメっぽい写真をイメージして仕上げているので、雲の明るい部分は真っ白になるぐらいまで明るくしているのですが、元データはちゃんと雲の形がはっきり見えるように残っています。
写真の中で真っ白になっている部分のことを白飛びといいます。
逆光耐性もあるので朝日と雲海も撮れる
逆光耐性もしっかり施されているので、朝日と雲海などといったシーンもばっちり撮影することができます。
極端にフレアやゴーストが発生するといったことはありません。
基本的にミラーレス一眼のレンズは設計が新しいものなので、どのレンズを選んでも逆光耐性は優秀です。
フルサイズならではの微妙な光の階調も美しい
フルサイズは光を受け取るセンサーが大きいので、繊細な光を表現することが得意です。
たとえば薄い色の桜の光が当たっている部分と影になるまでのグラデーションが綺麗に表現できます。
軽いので桜吹雪のような突発的なシーンも対応できる
フルサイズミラーレス一眼の一番の魅力はなんといってもコンパクトで軽いことでしょう。
そのため、カメラをぶら下げていることも負担にならず、撮りたいシーンですぐに撮ることが可能です。
ちなみに軽くて持ち運びやすいということは、撮影モチベーションの維持につながるので、すごく大事な要素であると言えます。
ポートレート
花衣団体 ルナフルージュ http://luna-fleuge.jp/
花衣団体 ルナフルージュ http://luna-fleuge.jp/
ズームレンズでもポートレートは撮れます。
コツはシンプルな背景の場所で撮ることです。そのような場所であれば単焦点レンズほどのボケがなくても画面がすっきりします。
また、ボケないということはピントの合う面(被写界深度)が深いのでピントをはずしてしまうということが少ないです。
改めてポートレートのコツを紹介すると
- 目にピントを合わせる
- 背景がシンプルな場所を選ぶ
- モデルとのコミュニケーションをしっかりとる
技術的なことは2つだけ守ればポートレートは撮影することができます。
コミュニケーションは自分が撮りたいイメージをしっかりモデルに伝えることです。
うまく言葉にできなければ、自分が撮りたいイメージに近い写真を見せるのも良いでしょう。
まとめ:α7IIでフルサイズデビューする時に必要なグッズ
本体とレンズですね。
この2つは必須です。
その他、別のレンズが気になる場合は別記事にてまとめているので、そちらをご参照ください。
α7IIはバッテリーが弱いため、複数個のバッテリーがあると良いです。
とりあえず予備バッテリーとして1つ保持しておくことで、撮影中に電池が切れて帰らなければならないなどといったことは、ほぼなくなります。
また、最初からあるバッテリーとあとで買ったバッテリーを順番に使うことで、バッテリーの劣化を遅らせることができます。
本体とレンズと同時に1つ予備を手にいれておくと良いでしょう。
Cheero(チーロ)のモバイルバッテリーは国産で良質だということで好評です。
おもに移動が公共交通機関の人はモバイルバッテリーを持っておくと良いです。
そうすることで、移動中にカメラのバッテリーを充電することができます。
2ポートあるので、カメラと同時にスマホを充電することも可能です。
フルサイズカメラを検討している人は、おそらく三脚も検討していると思われるので、おすすめのものを紹介します。
K&F コンセプトというメーカーのカメラグッズは性能が良いわりに安いという特徴があります。
こちらの三脚は日本人の平均身長よりやや高いところまで伸ばすことができます。
三脚足も回転させて伸ばすタイプなので速やかに伸縮が可能なのが良いですね。
自由雲台なので構図が作りやすいです。
ただし、3WAY雲台のほうが構図が作りやすいと感じる人もいるので、これが何言ってるかわからないとか、どっちが自分に向いているかわからないという人はお店に行って別の三脚でも良いので、雲台を触って比べてみたほうが良いです。
ソニーストアでカメラ・レンズを買うほうが良い理由
My SONY IDに登録すると10%オフ
My Sony IDは簡単です。
登録してしまえばアプリで管理もできるので、スマホで管理もらくらくです。
クーポンが使える回数がありますが、ソニーストアで50000円以上の買い物をしていれば何回でも使えるので、カメラかレンズを買えば実質ずっと使える状態になります。
これ、何が良いかって他のソニー製品も10%オフで買えたり、長期保証が無料でつけられるという点です。
ソニー株を保有していると15%オフ
ソニー株を100株持っていると、株主優待として15%オフのクーポンがついてきます。
何を買うかにもよりますが、カメラなどの購入をする場合は利回りとしても純粋に良いので、かなりお得な優待といえるでしょう。
ちなみに僕は1600円のソニー株を買って、2000円ぐらいで売っています。
α7の発売ぐらいの時にフルサイズミラーレス一眼なんて革新的!これは伸びると思って買いました。
あれから10年経ちましたが、今は13015円(2023年6月28日現在)です。なぜ当時のソニー株を持ち続けていないのでしょうか。
長期保証ワイドで故障・水没など幅広いトラブルに対応してもらえる
3年~5年の長期保証ワイドに加入すると、故障以外でも対応してもらえます。
正直なところカメラ・レンズで多いトラブルは水没なので、これが保証されているだけでかなり安心です。
修理が不可能なら新品交換という対応もしてもらえます。
ただし、新品交換した場合はその時点で、ワイド保証が失効します。
α あんしんプログラムで様々なサービスを割引
αオーナーが入れるαあんしんプログラムに入ると、割引サービスが多いです。
- レンズ長期保証3年<ワイド>無料/5年<ワイド>50%OFF
- 清掃・点検サービス最大50%OFF
- 下取サービス5%増額
長期保証の大幅な割引や、清掃・点検サービスが半額になることがあるのはとてもありがたいです。
清掃は、カメラをよく使っていると結構ほこりとか気になるので定期的にやってもらうことをオススメします。
月々の費用をおさえる残価設定クレジットが便利
購入して24回払った後に、25回目の支払い時に残っている価格でもって下取りとするか、一括払いして自分のものにするかというのを選択できます。
たとえばα7IIIなら下のような感じです。
月々8100円の支払いを24回やって、25回目で残りの58,000円を全て支払うか、カメラを返却する代わりに58,000を手許に戻すかのいずれかです。
新しいモデルや上位モデルに買い換えたい場合は、下取り価格として使えるので次の購入は安く抑えられます。
レンズキットの場合も同じですね。
月々8800円の支払いを24回やって、25回目で残りの63000円を全て支払うか、支払わずに返却するかです。
ボディのみ返却するという選択もあります。その場合はレンズ相当分は支払います。
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