こんにちは、Yutoです。
鉢形城は日本100名城の1つです。残念ながら天守閣や建物は現在残っておらず、城跡のみとなっています。ただし城跡の中でも綺麗に整備されており、当時の状態がよく残っています。
基本情報
アクセス
- 駐車場あり:鉢形城歴史館付近(無料)
利用可能時間:9:00〜17:00 - JR八高線・秩父鉄道・東武東上線寄居駅から徒歩約20分
- 入場料:なし 歴史館は大人200円 子供100円
駐車場から氏邦桜までは5分〜10分ぐらい歩きます。城の散策って結構しんどいイメージですが平城のためアップダウンがあまりなく、通常の散歩の感覚でいけます。ご安心ください 笑
例年の見頃
- 見頃時期:3月下旬〜4月上旬
- ライトアップ:17:30〜20:30
氏邦桜の写真 2019/4/2撮影
今回の撮影で使った画角と感じたことは以下の通り。
- 12mm:周りのものも入れて撮る(太陽など)
- 24mm:全体を撮る
- 70mm:桜の一部を切り取る
全体的には24mmで撮影するのがバランス良く撮れるなと感じました。
24mm以下の広角ズームレンズがあると楽しめそうです。
氏邦桜は巨大な一本桜です。品種はエドヒガン桜ですね。
見頃になるタイミングはソメイヨシノよりも数日早い傾向にあります。
氏邦桜とよばれる由来は戦国時代に鉢形城の最後の城主だった北条氏邦の名前からとられています。
時折風が吹くと桜吹雪が舞っていました。
写真を撮るという意味ではこの位置からの撮影が背景も含めてもっともバランスが良かったです。
見事な枝ぶりですね。樹齢は150年をこえると言われています。ちなみにエドヒガン桜の寿命は2000年ほどだといわれています。まだ1800年ぐらいは楽しめるそうな。
角度を変えて見てみるとハート型になっている場所がありました。わりと複雑な形をしているので、いろんな方向から見てみると良いでしょう。
超広角レンズを使って太陽と一緒に撮影。
エドヒガン桜とソメイヨシノの意外な関係
実はソメイヨシノはエドヒガンザクラとオオシマザクラの交配によってできた品種です。
つまりエドヒガンザクラはソメイヨシノの親にあたるわけですね。
エドヒガンザクラはもともと日本にあった在来種ですが、ソメイヨシノは交配で作られた人工種だったんですね。エドヒガンザクラの樹齢は2000年をこえるものもありますが、ソメイヨシノの寿命は50〜60年ほどと言われています。
現在エドヒガンザクラの数は少なくなってしまいましたが、寿命が長いことと15m以上の高さまで育つものが多いことから一本桜として日本各地に点在しています。