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こんにちは、Yutoです。

今回は滝の写真を仕上げていきます。
テーマは色かぶりを無くすこと。色かぶりをなくすことによって写真に透明感が生まれます。
透明感については海と灯台をレタッチした記事で書いていますので、興味のある方はそちらもご参照ください。

色かぶりをなくす

今回使う滝の写真

今回はスッカン沢で撮った滝の写真を使います。
このスッカン沢はですね、太陽が滝の後ろ側にくると滝の水しぶきによって光芒ができるんですよ。
なんて素敵スポットなんでしょう。

Lightroomで現像

それでは、ここから本格的に写真に手を入れていきます。
Lightroomの詳しい操作法やパラメータの効果は下の記事に書いています。

現像の方向性を決める

撮って出しがこれです。暗すぎィ!
手前の岩に太陽光が当たっていたので、白飛びを警戒したものですが、警戒しすぎました。

とりあえず露出補正だけします。
ここはさすがNikon D750といったところでしょうか。ダイナミックレンジがめちゃくちゃ広いので暗くてもデータはしっかり残っています。
ビフォーアフターのビフォーはこの露出補正をした写真を載せますね。

この写真の現像でやりたいことは3つあります。

  • 滝の色かぶりをなくす
  • 光芒をはっきりさせる
  • 手前の岩の質感を出す

滝の色かぶりをなくす

滝の色かぶりだけ取り除きたいので、ブラシでマスクがけをしていきます。赤くなっているのがマスクがかった部分ですね。
滝本体と滝周辺の岩も薄めにブラシがけます。滝はブラシの流量60ぐらい。周辺の岩は20ぐらいでマスクがけしていきます。
自動マスクは滝のときはチェックを入れておきます。滝の手前にある岩にはブラシがけの必要はないですからね。一方で滝の上のほうの岩の時は自動マスクをはずします。これは光芒や岩の切れ目があって自動マスクがあるとそのあたりの調整が逆にうまくいかないからです。

マスクがけをしたら画像のようにパラメータを調整して滝の色かぶりを取り除いていきます。

これで滝の色かぶりを取り除くことができました。

光芒をはっきりさせる

光芒をはっきり出していきましょう。
光芒は肉眼で見たときはものすごくインパクトが強いですが、写真で見るとこれじゃない感がムンムンです。あの時の感動をもう一度取り戻すために光芒を目立つようにします。

例によってブラシでマスクがけしていきます。流量は30〜50ぐらいです。
光芒はできるだけ光の筋に沿ってマスクをかけましょう。
めちゃくちゃ正確にマスクがけをしなくても大丈夫です。例えばハイライトや白レベルなどで調整すれば光芒だけに効果が出るからです。

かなりはっきりと光芒を出すことができました。

手前の岩の質感を出す

川の中にある岩の質感を出しましょう。
ついでに手前は明るすぎるのでちょっと明るさ調整も兼ねます。

円形ツールで手前だけ選択します。
ハイライトを落とすと選択したエリアが全体的に暗くなって、森の中らしい川になりました。
太陽光が直接あたっているので白レベルをわずかに上げて一番明るいところは明るい状態にしておきます。
また太陽光が当たっているようなところは影も強くなりやすいです。黒レベルを下げて、強い影を出します。
濡れた岩は明瞭度と相性が良く、明瞭度を上げることによってテカテカした岩の質感が出しやすいです。

これで手前側の岩も質感が出てきました。
ここからは細かい調整をしていきます。

仕上げ 見せたくないものを隠す

写真右側の岩はあまり見えてほしくないので、暗くしてしまいます。
人間の目はよく出来ていて、明るいところへ目がいくようになっています。つまり見せたくないものがあれば暗くしてやることで視線がそっちへいかずに目立ちにくくなります。

円形ツールで隠したいところを選択してシャドウや露光量で暗くしていきます。
あんまり暗くしすぎると不自然になるので、ほどほどに抑えておくと自然に暗くすることができます。

明るすぎる部分を調整

川の真ん中あたりが明るすぎるので円形ツールでハイライトを落として明るさを調整します。

光芒が射し込んできている森の部分もちょっと明るすぎるので調整します。

全体を調整して仕上げ

涼しげなイメージにしたいので、色温度を少し下げました。
そのままだと水面が青すぎたので、ブルーとアクアを少しずつ下げて、違和感を感じない水面の色に整えています。

完成

ビフォーアフター

ビフォーアフターが表示されていない場合はブラウザの更新をお願いします🙇

完成しました。
今回はLightroomのみで完結することができました。
もっと細かい作業が必要になってくるとPhotoshopで行うことも珍しくありません。特に部分的な色補正であればPhotoshopのほうが向いています。

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