こんにちは、Yutoです。
大阪の玄関口でもある梅田の隣に中津というエリアがありますが、レトロな街並と再開発による近代化が融合していて独特な表情を持っているところです。
アクセスも大阪メトロ御堂筋線か阪急に乗って中津駅で降りたらOKです。両者は駅名は同じですが距離が離れているので注意してください。ちなみに梅田からは徒歩で行くこともできます。
中津にはノスタルジックな写真を求めて行くことが多いです。この記事では中津で撮れた写真のいくつかを紹介していきます。
近代とレトロの融合
自転車や組み木、少し古ぼけた建物や高架があってレトロな雰囲気を感じさせる手前と背景にある梅田スカイビルのギャップがおもしろいところです。
あえて逆光で撮りふわっと仕上げることで写真全体の雰囲気をノスタルジックなイメージにしました。
自転車とフェンス
黄色い自転車とフェンスを使って写真が撮れないかなと考えていたら、道路側を自転車が通っていったのでそのタイミングで撮影しました。
画面の中央で陰と陽の境目を作り2つのシーンを1枚に凝縮したようなイメージにしました。
自転車と貨物列車
さきほど紹介した写真を撮っていたら貨物列車が通っていったので、もうしばらく待って反対から来た貨物列車を撮った写真がこちらです。
実はこの高架線、2022年12月現在地中化工事が進んでおり、いずれは見れなくなる光景です。せっかくなので今ならではのシチュエーションで撮っておきたいですよね。ただ、この場所で貨物列車だけを撮るのは本当にただの記念写真となってしまうので、あえてボケさせてアクセントとしました。
柵の影がカッコイイ
よく工事現場で見かけるこの柵は影がめちゃくちゃカッコイイです。人が通るタイミングを待って撮影。レンズを下に向けて影をメインに構図を組み立てました。
阪急の高架下
中津を気に入るポイントになったのはこの高架下がきっかけです。古ぼけたガードレールとフェンスが良い味を出しており、さらには光と陰も綺麗な場所です。
シルエット
中津は再開発が進むエリアでもあり、あちこちで工事や新しくできた道路などがあります。そういったところはおもしろい写真が撮れることも多いので見逃せません。
手前の暗さと背景との明暗差を利用してシルエットを撮りました。
阪急中津駅
阪急の中津駅は現状日本一狭いホームとして知られています。両サイドに電車がいる時の圧迫感がすごいですね 笑
今後何らかの対策はされるだろうとは思いますが、このスペースではなかなか難しそうです。危険ではあるもののこういった尖ったところは何かと面白いのもまた事実。安全に十分気をつけながら一度は見てみるのも良いかもしれませんね。
日本一狭いホーム
ホームの端っこは黄色い点字ブロックの内側がもはやありません 笑
ちなみにかつてはもっと狭いホームがあったようで、阪神本線の春日野道駅というところのようです。こちらは2004年に改修工事が行われて現在狭いホームは使われていないそうな。
繰り返しとなってしまいますが、実際に訪れる時は通行人の邪魔や線路への落下などには十分注意しましょう。
撮影に使った機材
ノスタルジックな写真を撮りたい時に重宝しているのが50mmF1.8の単焦点レンズと、ホワイトミストフィルターです。
単焦点レンズならではのボケ具合と、程よい画角にプラスしてホワイトミストフィルターで淡いコントラストやフレアなどを表現します。50mm単焦点はオールドレンズではないため解像感自体はしっかりしており、現代のレンズとオールドレンズのおいしいとこどりをしています。
まとめ
梅田の隣でありながら、意外とひっそりしている存在の中津。うめきた再開発2期に合わせてどんどん表情が変わっていくと思うので、近いうちに撮れなくなる光景を逃さず撮っていきたいですね。
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