こんにちは、Yutoです。
9月はがっつり撮影した日は少なかったです。というのも10月末に本を出版予定でして、そちらの原稿に追われるという1ヶ月でした。
一応現段階では編集者のサポートもあって無事に原稿を出すことができ、現在は出版待ちという状況です。
とはいえ振り返ってみると都市風景、スナップ、名所、友人のマタニティなど幅広い撮影が今月もできたなと思います。
お気に入りの10枚
1,大阪都心部のビル群を凝縮
あべのハルカスは日本で唯一300mを超えるビルです。最上階の展望台からは大阪市内全域を見渡すことができます。
特に見応えがあるのは北側の都心部で、手前から難波・本町・梅田のビル群がぎゅっと凝縮されたように見えます。
2,ジャンクションで鉄分補給
夜の被写体といえばジャンクションも外せません。大阪には阿波座ジャンクションが複雑な形状を見れることで有名です。
手前から奥にかけて高速道路が一点に集まる様子がたまらないですね。まさに機能美です。車で通っている時はジャンクションの形なんてものはそれほど意識しないですが、ジャンクションの新たな表情を見たような気分です。
とにかく大きな構造物なので広角レンズがあるとなにかと便利です。
3,光と陰とぽつんとスナップ
都心部に出てきたらだいたいスナップをします。特に光と陰のスナップは大好きですね。
今年の9月は比較的涼しい日も多く、活動しやすい季節になってきたなと実感できます。
連日の猛暑日から比べたら27度などは比較的過ごしやすいですね。30度になると少し暑いかなぁという感じです。
この写真を撮った日だけはめちゃくちゃ暑かったですが…笑
大きな建物に対して人物シルエットをぽつんと入れることでアクセントになりますし、スケール感が出ます。こういったスナップは都心部ならではの1枚といえます。
4, 彼氏は諭吉。
カップルとすれ違った後、前からやってきた求人情報の車が走ってきたのを見てとっさに撮った1枚です。
福沢諭吉の「オレのこと好き?」っていうセリフとカップルの彼氏が彼女に話しかけているような光景のマッチ感が最高でした。
スナップはこういう偶然性が重なって良い1枚ができるというのがたまらないですね。
5, 赤と青
海外のような光景が切り取れました。原色系ファッションは着こなすのが難しそうで敬遠してしまいがちですが、街中で見かけるとオシャレだなと感じますね。
ところで今年(2022年)、緑のコーディネートの人をよく見かけるのですが流行りなのかと思って、ちょっと調べてみたらアメリカのPANTONEという企業が毎年発表するCOLOR OF THE YEARでトレンドカラーが決まっているんだそうで、2022年はグリーンだったようです。
6, マタニティ
マタニティらしからぬライティングになりましたが、その人らしい雰囲気だったので良いかなと 笑
僕が運営しているエヌピクチャーズの生徒さんでもあるKuMiさんがもうすぐ子供が産まれるとのことで、記念撮影をしてきました。
色が変えられるリングライトを2灯当てて赤と緑の光を作り出しています。
常灯であるため、実際に当たっている光を見ながらライティングできるので、初心者でもかんたんに世界観を組み立てることができます。
7, ランタナ
都市部は花が少ないというイメージがありますが、意外と道端にたくさんの花があります。
特にこのランタナという花は多く、冬以外は咲いています。
見た目が可愛らしい花でついつい自前で育てたくもなったりしますが、外来種であり生命力旺盛であるため、あっという間に繁殖し、他の植物が競合に負けてしまいます。
さらにタネにはランタナンという毒があり誤って摂取してしまうと下痢、呼吸困難などの症状が出るのだとか。幼い子供やペットがいる方は要注意ですね。
とはいえ撮影しやすい被写体なので、外で見かけた時によく撮っています。
8, ゲリラ豪雨と飛行機
写真中央に斜めに入っている白い柱のようなものはゲリラ豪雨です。
小さいですが、画面右やや上ぐらいにいる白くて細長いのは飛行機です。これから伊丹空港に着陸すると思われます。
太陽光が当たっているのか輝いていました。飛行機から見るゲリラ豪雨は迫力ありそうですね。
9, 何年ぶりかの四天王寺
7〜8年ぶりぐらいに四天王寺に行きました。
聖徳太子建立七大寺のひとつと言われ、創建は593年と歴史が長い寺院です。
大阪は意外と大きな寺社仏閣が多いのですが、お隣に京都や奈良があるためか影が薄くなりがちです。
The 観光地!みたいな写真ですが、シチュエーションはややレアです。というのも通常17時までのところ、彼岸の時期は18時まで門が開いているので普段は撮れない時間の撮影です。そのような条件もあり夕陽に照らされて鮮やかな四天王寺を撮ることができました。
10, 鳥居と石畳と夕陽
夕陽が鳥居の中に沈んでいきます。
石畳も黄金に照らされて綺麗でした。ちょうど人のシルエットが太陽ギリギリのところでシャッターを切ることで光条が左側だけでなく右側にも少しできます。
撮影に使った機材
今月は24-105mmのズームレンズを多用しました。やはりズームすることで構図を変えられるのは便利です。
同じズームレンズでもジャンクションや高層ビルのような大きなものを1枚におさめようとすると12-24mmのような超広角レンズが必須ですね。
ボケを使いたい時や、暗いところで手持ち撮影をしたい時は単焦点レンズが役立ちます。
特筆したいのは24mmで花を撮りやすいということでしょうか。元々万能なレンズだなと思っていましたが、本当になんでも撮れるなといった感想です。
まとめ
以上が9月の10枚でした。
先月に引き続き、色々なものを撮ったなという1ヶ月です。彼岸花の名所には行けなかったのが心残りですね。道端にある彼岸花を撮ってました。
なんだかんだで毎日何かしらを撮るということをずっと続けられていると同時に身近なところでも被写体を探せるようになってきました。
1年も続ければどんな被写体が撮りやすいかとか、都市風景やスナップのバリエーションもかなり豊富になると思います。 詳しい撮影テクニックや編集方法などはブログで書いたりするとともに、エヌピクチャーズや単発写真教室でお伝えしていきます。