こんにちは、Yutoです。
三重県の梅といえば鈴鹿の森庭園のしだれ梅抜きで語ることはできません。
園内に咲き誇るしだれ梅はまさに絶景そのもの。
一面ピンクに覆われた非現実的な世界を堪能することができます。
見た目はもちろん、匂いも梅に覆われてます!
鈴鹿の森庭園の特徴
- とにかくしだれ梅が大きい
- 見頃:3月20日ごろ
- 鈴鹿インター・鈴鹿PAスマートインターからものすごく近くて便利
この記事では鈴鹿の森庭園で実際に撮影してきた写真はもちろん、アクセス方法や例年の見頃情報も載せています。
鈴鹿の森庭園 基本情報
地図とアクセス
アクセス
東名阪自動車道 鈴鹿ICより約4分(2.7km)
新名神高速道路 鈴鹿PAスマートICより約3分(2.4km)
駐車場あり(無料、別途入場料要)
開園時間と入場料
営業時間:9:00〜21:00
入場料:1,700円 *変動の可能性あり
1日再入場券500円
三脚持込:可能
鈴鹿の森庭園は高速道路から近いのでアクセスは良好です。
市街地からも離れているので、街中のような混雑はありませんが、梅が見頃の時期になると観光客で渋滞する可能性があります。
余裕をもった時間で動かれると良いです。
駐車場は警備員の方が案内してくれますので、それに従いましょう。舗装されていない駐車場なので、雨の後などは車が泥で汚れるかも。
入場料は開花具合によって500円〜1700円まで変動します。
わりと新しい施設なので今までもちょこちょこ入場料は変わっていましたが、今後も入場料システムは変わる可能性があります。
鈴鹿の森庭園近くでご飯
また、近くでご飯を食べられるところがやや少ないです。
庭園内で軽食をとることはできます。
ご飯を食べる場所はあらかじめ決めておいたほうが良いでしょう。
個人的には鈴鹿ICを降りたセブンイレブンの前にある「蒼の月」っていうレストランがお気に入りです。ランチが1,100円で駐車場ありです。
見頃情報
公式ツイッターで開花状況がわかります
2023年はまさに今見頃(3/11 土 )ですね!
例年の見頃は3月中旬〜下旬
2016年の見頃は3月上旬
Nikon D750 + AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR
鈴鹿の森庭園のしだれ梅で特にオススメなのは満開〜ちょっと散り始めた時ぐらいです。
梅の花びらが地面にも落ちて一面ピンクになる絶景が広がります。
例年の見頃は3月20日頃ですが、年によってかなりバラツキがあります。
2017年の見頃は3月下旬
Nikon D750 + AF-S NIKKOR 16-35mm f/4G ED VR
2017年は3月20日をすぎてようやく花びらが落ち始めてきているようでした。
ライトアップがはじまった年です。
2018年の見頃は3月中旬
Nikon D750 + AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR
2018年は3月18日時点で結構花びらが落ちていました。
2019年の見頃は3月中旬
Sony α7II + FE 24-105mm F4 G OSS
2019年3月14日時点の様子です。
このようにばらつきはあるものの、3月20日から前後1週間以内が上にも下にもピンクの世界が広がる時期になっています。
年々、地面の花弁が少なくなってきているので、落ちた花弁を狙う以外のタイミングで行っても良さそうですね。
2020年の見頃は2月中旬
2020年は1ヶ月早いタイミングでした。
ちょっと特殊なケースだったので、こういうこともあるんだなというふうに思っておけばOKです。
2021年の見頃は?
2021年は2月20日から一般公開予定となっています。
2022年の見頃は3月中旬〜下旬
3月中旬に見頃を迎え、下旬にかけて梅絨毯が楽しめそうです。
2023年の見頃は3月上旬〜中旬
3月11日現在は地面に散った梅の花がちらほら見えますね。
ピークはもう少し後の日になるでしょうか。
鈴鹿の森庭園のしだれ梅の見所
緑の芝生 ピンクのしだれ梅 青空
鈴鹿の森庭園の梅は色が濃いです。
だから鮮やかのものと組み合わせて爽やかに切り取ることができます。
青とピンクと緑の組み合わせで春らしい色合いで撮影しました。
光が当たっている時は色がはっきり出て綺麗です。
しめ縄がされている梅
鈴鹿の森庭園の入り口付近の梅にはしめ縄がされています。
木の幹も面白い形をしています。
日本らしいな、と感じられます。
鈴鹿山脈と梅林
鈴鹿の森庭園には展望台があり、そこへのぼると梅林が一望できる他、背景には鈴鹿山脈が広がっています。
鈴鹿山脈に雪が積もっていると迫力が出ます。
時期や天候によって雪が積もっているかどうかの条件が変わります。
この風景を狙う場合は事前に鈴鹿山脈の天候や積雪状態をチェックしておくと良いです。
しだれ梅以外の品種もたくさん
しだれ梅がメインとなっていますが、それ以外にもたくさんの種類の梅があります。
しだれ梅の中にも種類があるので、本当に数多くの梅を楽しむことができます。
また、梅は朝のほうが甘い香りがするようです。
一方で花を摘んだりするなど梅にストレスがかかるようなことをすると、香りが変わってしまうようなデリケートな花です。
手で触れられる位置にある梅も多いですが、できるだけ梅にストレスを与えないように心がけたいですね。
日没後はライトアップされる
日没後はライトアップされます。
昼間の雰囲気とはまた違って幻想的な梅林を楽しむことができます。
この奥まで梅林が続いているのがすごいですね。
ただ、1個残念なのはライトアップするための配線が日中丸見えなのです。
落ちた花びらもコードのそばに寄ってしまうので、以前ほど地面いっぱいに花びらが落ちなくなったように感じます。
難しいところですが、今後何か対策をするのか、それともそのままなのかわかりませんが、とりあえずライトアップは美しいですね。
個人的には紅梅のライトアップの色味が好きですね。
鈴鹿の森庭園の撮影テクニック
鈴鹿の森庭園は風景的に切り取ろうとすると案外難しく感じたので、構図に工夫してみました。
思うように切り取れないな〜と感じた時の参考になれば幸いです。
梅の木を入れ切らない構図
梅の木を全部入れきってしまうと、空や地面の余白が気になることがあります。
余白が大きすぎると梅が小さく見えたり、画面がごちゃついたりしてしまいます。
そんな時は梅を部分的に切り取ってしまいましょう!
余分な余白がなくなるので、いかにも「梅」といった写真が撮れます。
幹の形がおもしろいものや、しめ縄などアクセントがある木を撮ると良いです。
この写真も梅の一部を切り取ったものです。
望遠レンズがあると部分切り取りをしやすいですね。
逆光フレアを入れてみる
日没前のタイミングに使える撮り方です。
太陽のある方向にレンズを向けて、画面内に太陽がぎりぎり入らないようにすると、逆光フレアが起こります。通常フレアは嫌われるものですが、それを逆手にとって夕方らしい雰囲気を写真に付け足すことができます。
レンズによっては逆光フレアがうまくでないものもあります。
茶色い地面は緑の芝生で隠す
梅の木の下は茶色い土になっています。
花びらが落ちているとピンクで綺麗ですが、茶色はちょっとなと感じたらそれを隠してしまいましょう。
土を隠せるものは芝生です。
この場合はカメラをローポジションに持ってきて、茶色い地面が写らないように撮影します。
ちょっと盛り上がっているので、うまく隠せる場所は限られてくるのですが、意外と芝が長いので不可能というわけではありません。
近くのスポット
鈴鹿の森庭園とセットで行くのにオススメなスポットは以下のとおり。
- いなべ梅林公園(三重県いなべ市)
- 月ヶ瀬梅林(奈良県奈良市)
- 結城神社(三重県津市)
- 椿大神社(三重県鈴鹿市)
正直「椿大神社」以外は近いと言いにくい距離なのですが 苦笑
いなべ梅林公園・月ヶ瀬梅林・結城神社ともに梅の名所として人気のある場所です。
特に多いのはいなべ梅林公園と鈴鹿の森庭園のセットですかね。新名神高速道路の新しいルートができたので、これまでよりもいなべ梅林公園とのアクセスが大幅に良くなりました。
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