こんにちは、Yutoです。
祓川は櫛田川の支流です。松阪市→多気町→明和町→伊勢湾へと流れる一級河川です。
支流なのに一級河川?と思われるかもしれませんが、実は平安時代頃までは現在主流となっている櫛田川が祓川の支流だったそうです。1082年に起こった洪水と地震によって現在の関係になったのだとか。
基本情報
・駐車場: なし
・入場料: 不要
・営業時間: なし
・トイレ,露店など: なし(サービスエリアや最寄のコンビニで事前にすませておくことをオススメします)
・最寄りIC: 伊勢自動車道 名古屋,大阪方面から久居IC, 松阪IC 尾鷲方面から玉城IC
祓川の写真
早朝がオススメ
冬の日の出
祓川でもっともらしい写真が撮れるのは冬の早朝かなぁと感じています 笑
気温が低く風も強いため、寒いのですが何度でも通いたくなる不思議な魅力があります。
真冬の日の出は7:00頃です。通常ならいつも起きる時刻ぐらいですね。
冬は起床時間が日の出となっていて、目が覚めやすいです。
日の出。冬は日の出の方角が川の正面からということもあり絵になります。
夏の日の出
夏は日の出が北東よりになるので、海のほうから日がのぼってきます。
魚がはねた後の水紋が綺麗でした。
祓川は水面が穏やかな時が多いです。
だんだん雲が色づいてきます。
朝焼けのピークです。
それまでは目立っていなかった雲も太陽に照らされると赤く染まって綺麗ですね。優しい色合いの朝焼けとなりました。
風がない日はリフレクションが綺麗
祓川は水の流れがゆるく、水面が穏やかです。
そのため、風がない日は綺麗なリフレクションを見ることができます。
ちょっと派手めの朝焼けを見ることができました。
弱い風が吹いているので、完全な鏡面リフレクションとはなりませんが、それでも雲の形がわかるぐらいに映り込んでいます。
雲の焼けは時間がたつと照らされる方向が少しずつ変わっていきます。
こちらは雲の立体感がわかりやすい照らされかたをしていました。
祓川で撮れた朝焼け以外の写真
薄明光線
薄明光線は太陽光が遠くの雲にさえぎられてできる影があることによって作られます。
この写真は太陽がある東側を向いています。
薄明光線が長く伸びていると西側の空までくっきりと見えることがあります。神秘的ですね。
ちょうど月が沈む直前の出来事でした。
天の川
三重県の伊勢平野南部は大きな都市が少ないため、天の川が見えます。
撮影すると伊勢市の光害が入ってきます。2月は夜明け前に天の川が見えるので、夜明け前の空グラデーションと天の川を撮ることができます。
曇りで強風の日
風が強い日に葦の群生を写してみました。ちょっとスローシャッターにすると風によって葦がなびいているのを写し出すことができます。風速5m以上の強風の日の撮影です。
祓川から見える富士山と蜃気楼
冬の伊勢湾は富士山と蜃気楼がよく見えることで知られています。
特に1月の早朝は連日見えることも少なくないです。富士山は台形のような形で周りの山とおなじような高さで見えるので、知らない人はどれが富士山かわかりにくいかもしれません。
写真中央左のやや小高くなっている台形の山が富士山です。
夕景スナップ
祓川は夕景も撮れます。
特に太陽が南側に沈む冬場が良いように感じられます。
朽ちかけているボートがありました。
日が沈んだ後の祓川。
空のグラデーションとそれを反射する水面が綺麗です。
枯れ木のシルエット。