こんにちは、Yutoです。
Instagramでも人気のある枚方T-SITEのある枚方でスナップをしてきました。枚方市の人口は2022年10月現在で約39万人ほどで大阪府内で5番目に多い都市です。京都と大阪の中間に位置し両都市のベッドタウンとなっており、それなりに大きい都市です。
枚方は何回か撮影に来たことがあるのですが、基本的には枚方駅周辺とT-SITE、そして淀川沿いを歩きます。この記事では枚方で気になった被写体や場所を紹介していきます。
淀屋橋から京阪電車で20分
大阪 淀屋橋駅から京阪電車で特急に乗って20分ほどです。京橋までは各駅に止まりますが、そこからはノンストップで枚方まで爆走します。特急券はプレミアムカー以外は不要です。
先頭車両に乗ると座席に座っていても前面展望ができます。ビルの間を駆け抜けていく光景をぼーっと眺めていると1分以内に駅を何個か通過します。後で調べてみると野江〜土居ぐらいまでは駅間がすごく短く、場所によっては10秒もたたないうちに次の駅を通過していました。
時折、午後の光が綺麗に車内に差し込んだり、街並みを照らす光景を横目に電車はあっという間に枚方駅に到着。ちょっとした遠出を気軽に味わえて心地よい20分間でした。
帰りに駅を通過中の車内から撮った1枚。シャッタースピードを1/10秒ぐらいにすると、駅のホームや蛍光灯、線路が1本の綺麗な線となりそれが何層にもなっているのが不思議な感じの写真となります。車窓からも意外と面白い写真が撮れたりするので、自分は結構窓際に座ったり扉付近に立っていたりすることがあります。
混雑している時は扉付近に立ちっぱなしだと乗り降りの邪魔になる時があるので、他の乗客の迷惑にならないようにする必要があります。
枚方 T-SITE | 蔦屋書店
スタイリッシュな外観がワクワクする
枚方駅を降りるとすぐにあるのが枚方T-SITE 蔦屋書店です。立方体や長方体がいくつも重なってガラス張りになっているのが特徴です。建物自体も大きいのでかなり目立っており、枚方のランドマーク的な存在といえるでしょう。ガラス張りで空をよく反射するので天候によってイメージが大きく変わる建物です。
この日は晴れていながらも、ぽつりぽつりと雲があることによって爽やかなT-SITEの建物を撮ることができました。
T-SITEに当たる夕陽の光と反射する太陽が綺麗で撮った1枚です。ロータリーに停まるタクシーも反射光に照らされてオレンジ色に輝いています。ちょっと映画のような雰囲気でした。
これまでに何度もバズった被写体『7mの本棚』
インスタ映えと言われるのはT-SITEの4階〜5階にかけての吹き抜けにある壁一面の本棚です。『7mの本棚』というそうです。SNSでは多くのユーザーによって何度もバズったことのある被写体です。たまに催しものが行われていたりすると撮影できない時もあるのですが、基本的には静かな空間です。
また、撮影の際はあまり大勢ではしゃいだりしないよう、ルールとマナーを守った行動を心がけてください。
枚方市役所
枚方市役所の無機質が意外と絵になります。ほぼ真上を向くことになるのでチルト液晶やバリアングルモニターのようなカメラがあると撮りやすいです。建物を撮る時は可能な限り水平と垂直を保つようにすると構図がまとまりやすいです。
雨上がり直後は近くの広場に大きな水溜りもできるので、建物をリフレクションさせてウユニ塩湖のような鏡面反射を撮ることができます。できるだけ建物が多く入るように撮るもののアスペクト比の都合により埋まりきらない部分はトリミングをして建物で画面いっぱいになるようにしました。
枚方駅周辺
日がだいぶ傾いてきた時に撮った1枚。夕陽が斜めに当たることで建物が綺麗なオレンジ色に染まります。雑多な路地裏で撮ったものですが、ズームしてビルだけを写し取ることで夕陽の綺麗さと同じパターンが続く面白さを強調しました。
枚方宿
枚方宿は京都と大阪を結ぶ宿場町で、江戸時代には参勤交代時に紀州徳川家が宿泊していったといわれています。淀川にも近いので京都と大阪の中継港としても栄えていました。
かつての街道沿いには本陣や問屋場のほか旅籠や船宿、商家、茶屋など多くの町屋が軒を連ねていましたが、現在でもいくつかの町屋が残っています。
淀川沿い
淀川に出ると沈む直前の夕陽が綺麗です。場所にもよりますが三矢交差点のあたりでは秋分〜春分にかけて太陽が北西側に沈むことで川の向こう側の夕陽が綺麗になってオススメです。
撮影に使った機材
まとめ
「7mの本棚」や「ひらかたパーク」で知られている枚方ですが、それ以外のところでも魅力的な写真がたくさん撮れました。大阪市のような大都市とはまた違った雰囲気の街のちょっとした道や、レトロな建物、路地裏を歩き回るのも面白いなと感じます。