こんにちは、Yutoです。
難波でのスナップ撮影、楽しかったです。しかしながら、今まで難波での撮影は苦戦していました。
スナップ撮影は、自分の得意な雰囲気と苦手な雰囲気(例えばオフィス街はうまく撮れるけど、下町はちょっと苦手)があるのですが、どうも難波スナップは今までは苦手な雰囲気だったっぽいのです。
そんな苦手だった難波スナップでしたが、今回はお気に入り写真もたくさん撮れたというのと、光と影は大事だなということに改めて気づきました。
実際の写真とともに状況を説明していくので、難波でスナップ撮影したいという方はぜひ見ていってください。
撮影時期は8月。時間帯は15:30〜19:20です。
主な被写体
ひとすじの光
ビルの隙間や、通りに入ってくる光の筋を撮ります。
やや太陽が傾き始めている時間帯が良いですね。
通行人などアクセントになる被写体があると、スポットライトが当たっているかのような写真が撮れます。
シルエット
手前が影で、背景が明るいとシルエットになります。
できるだけシンプルな背景を選びましょう。
ごちゃっとしているとシルエットと背景が溶け込んでしまいます。
都市風景
難波らしいごちゃっとした商店街と、高層ビルのギャップは面白いです。
この手の写真はできるだけ空を写さないようにしています。
夜景
今回は手持ち撮影ですが、夜景を少しだけ撮りました。
F4のズームレンズなので、撮影時間はかなり限られています。
具体的には日没後20分ぐらいが限界ですね。
難波のスナップ撮影で撮れた写真
ここからは、難波をスナップ撮影した写真を実際に掲載していきます。
撮影場所は南海難波〜日本橋あたりのエリアをぐるぐる周っていました。
最初の1枚がこちら。
光の筋とシルエットを組み合わせました。
こちらも通行人にスポットライトが当たっているような光だったので撮影。
ここでは額縁構図も楽しめます。
それぞれの額縁にちょうど人が入ったので撮影。
ちょっと左の人がきわきわでした。
右側の電柱はビジュアルウエイト(視覚的な重み)のバランスを取るためにいれています。
多重露光のような写真を1枚。
さきほどの多重露光の撮り方は、この写真の手前に写っているガラス板を前ボケにして撮影することでできます。
ガラスに色がついているので、まるでフィルターがかったかのような色味にもなります。
グラフィカルでちょっと不思議な感じですよね。
背景が日向でシンプルなところかつ、被写体が影にいる状態であれば、シルエット撮影ができます。
意外とありそうでなさそうな条件なので、自分だけのお気に入りシルエットスポットを見つけられたらラッキーです。
光の入り方によっては、完全に被写体だけに光が当たっている状態になることもあります。
周りより明るいので、印象的な浮かび上がりをします。
ある程度、日が傾いてくると、ビルの上のほうは光が当たっていて、貞操の建物や地面には光が当たっていない状態になります。
細い街路で写真を撮るとこんな感じで、ディープな雰囲気になります。
こちらもさきほどと同じです。
背景が高層ビルなので、よりギャップが強くなっています。
ディープな雰囲気を撮りつつ、光と影を探しながら歩き回ります。
千日前は難波でも有名な観光スポットとして知られています。
旅行ガイドブックにもよく掲載されているところですね。
ごちゃっとした電線も、下町ならではですね。
中望遠で抜けの良い通りを撮ると、日本の都会らしい写真が撮れます。
今回はこの手の写真が多いです 笑
今後も多いです。
17:30をすぎてくると、夕方の雰囲気になってきます。
この日の日没は18:50過ぎです。夕方の雰囲気を撮りたいなら、だいたい日没1時間半前ぐらいからの撮影がオススメです。
ピンクの壁とファミマ。
同じビルを高速道路で上下に分割してみました。
上は明るくて、下はすでに影になっています。
天空と地上の境界みたいなのを出したくて撮ってました 笑
ビルに当たる光の模様が面白かったので撮影。
こちらは、建物のパターンを切り取りました。
ミニマル写真です。
ミニマル写真とは、必要最低限の画面構成の写真です。海外で人気の撮影ジャンルです。
普段は撮影の邪魔になる電柱も、シルエットとして撮影するとなんだか映えますね。
難波グランド花月の前です。
ここも難波で定番の場所の1つです。
日没時間ぐらいになると、看板や街灯に電気がつきます。
この時間帯からブルーアワーまでの街並みは、幻想的になるので個人的に大好きな時間です。
映画っぽい写真が撮れるのもこの時間ですね。
夕焼けが綺麗な日でした。
通りの隙間から赤く照らされた雲がちらほら見えます。
裏路地夜景。
F4ズームレンズで手持ち撮影はかなりキツイです 笑
裏路地夜景。
夜景はレタッチの時に、色味や明るさを調整することが多いです。
アバウトレタッチ解説をツイッターに載せているので、興味のある方はツイッターも合わせてご覧ください。
撮影に使った機材
まとめ
今回の難波でのスナップ撮影は、シルエット撮影が多かったです。
また、日本橋もかなり近いので、難波→日本橋というルートも楽しそうですね。
これまでは道頓堀のほうに撮りにいきがちでしたが、千日前通の南側エリアもスナップが楽しめるところが多いです。
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