こんにちは、Yutoです。
例年、11月の半ばになってくると関西でも本格的に寒くなってきます。今年(2022年)は比較的暖かくむしろ10月のほうが寒かったぐらいでしたが、撮影としては出かけやすい気温がずっと続き天候にも恵まれた1ヶ月となりました。
都心部で撮れるクールなスナップのほか、大阪市外でも撮影が多く郊外ではノスタルジックな写真や、大自然の中で季節感のある写真も撮ってきました。ちょっといつもと違う表情の大阪もご覧ください。
お気に入りの10枚
1,陽と陰
淀屋橋はオフィス街で大きい建物が多いので、光と陰が綺麗にわかれます。似たような服装の2人がすれ違い、一人はシルエット、もう一人は完全陰の中に入っていて対比が面白い1枚となりました。
2,▲▼▲▼▲
象徴的な建物を見るとついつい真正面から撮りたくなります。
3,皆既月食と天王星食
2022年11月8日は皆既月食でした。大阪市内で空が広い場所で三脚を立てられそうな場所ということで天王寺公園で撮影。大阪では20:31頃に天王星が月の裏に隠れる天王星食となりました。月食と惑星食が同時に起こるのはかなり稀だそうで、前回は422年前、次回は322年後だそうです。
天王星は小さい点でしか見えないので隠れはじめると一瞬で見えなくなりました。
4,夕方ポートレート
ブラックミストフィルターを買ってからというものの、50mm単焦点につけっぱなしです。
ポートレートでフィルターの良さをよく感じられ、夕方の光が当たる中で柔らかいコントラストをうまく表現することができました。
後日ホワイトミストフィルターも買ったので、ふたつのフィルターを撮り比べした記事もまとめました。
両者ははっきりと効果が違うので、シーンによって使い分けると良さそうです。
5,枚方夕景
11月は大阪市外の撮影もちょこちょこ行きました。街歩き自体が好きなので色々な街を巡っていきたいと思ってます。その街ならではの表情がわかるような写真、そこでしか撮れないような写真が撮れると嬉しいですね。
6,等間隔
これぞストリートスナップの醍醐味といえるような1枚が撮れました。
この5組の通行人の間隔はほぼ同じですが、左3組は同じ方向へ進んでいく中で右の2組はそれぞれ違う方向に向かっています。そんな中で一瞬だけ同じような間隔となりタイミングよくシャッターを切ることができました。
7,運ばれるタイプの人
こちらもストリートスナップらしい1枚です。
まるで手前の人が押している荷車の上に奥の人が乗っているかのようになりました。これもタイミングが合うのは一瞬ですし、カメラを構える高さが少しでもずれるとバランス悪くなってしまいます。
8,岩湧山のススキ
山登りに行きました。岩湧山は電車とバスを乗り継いでいくことでアクセス可能です。
片道1〜2時間で登れたので、比較的初心者向けの山かと思います。
頂上付近は一面にススキが広がっていました。
茶色くなった姿が本当に綺麗ですね。夕陽の光でも撮りたいですが、慣れない山で暗い中での行動は避けたいので早めに降りました。
行きと違うルートで降りたらどこかで間違えたそうで、結局下山に4時間ぐらいかかってしまいました 笑
9,マグロ大学って言うてるヤツ、誰や?
近畿大学の広告です。難波駅を使う人は結構目にしているのではないでしょうか。
ちょうどマグロの目のあたりに人の頭が来るなって思ったので、タイミングをはかってシャッターを切りました。
11月はストリートスナップがたくさん撮れたなと感じた1ヶ月ですね。
10,エモーショナルを求めて
ホワイトミストフィルターを買ったので、50mm単焦点レンズにつけて撮りにいきました。
目的はエモい写真です。
ホワイトミストフィルターの魅力はオールドレンズらしい描写であり、特徴はフレアが大きく出る、ゴーストが出る、シャドウ部が明るくなり淡い描写が得られるところです。
レトロなものが多い場所、ノスタルジーを感じやすい場所などはホワイトミストと相性が良いと思ったので、そういったところにも出かけました。
写真は、青春映画に出てきそうな見晴らしの良いところでの夕景。エモいですね。
余談ですが、50mm単焦点レンズにホワイトミストフィルターをつけたら、日常系の撮影がめちゃくちゃ楽しくなったので記事としてまとめました。
近場で街風景やスナップをしている人や、オールドレンズやエモい系、ノスタルジーを感じる写真が好きな人はオススメのレンズとフィルターの組み合わせといえます。
撮影に使った機材
まとめ
スナップをメインに撮りつつ、ブラックミストとホワイトミストをつけた撮影も多かった1ヶ月となりました。
色々な撮り方をしながら、より身近なところでの写真の楽しみ方というものをどんどん開拓していきたいですね。
ちなみにこの記事を書いている12月現在は大阪環状線を軸に周辺の街並を撮っています。自分自身も新しい発見が多い中で今後も撮影を楽しんでいきたいと思っています。