こんにちは、Yutoです。
クリスマス寒波により奈良県南部では深い積雪があったようです。結構珍しいことだとのことなので、雪景色の中スナップをしてこようと思い立って吉野まで行ってきました。
吉野といえば千本桜や金峯山寺、吉水神社などで有名ですね。このあたりは街並も古いので雪が降ったら良い雰囲気になりそうです。
今回はレトロな雰囲気を出したいので、50mmの単焦点レンズと、ノスタルトーンフィルターを持っていきました。
近鉄で行く
阿部野橋駅を出発
大阪から吉野は意外と近く、近鉄阿部野橋から急行に乗って90分程度です。特急だと10分程早く着き、座席も快適です。近鉄の特急あるあるで急行と時間差は劇的に違わないものの、快適度が抜群に高いです。
橿原神宮前駅で乗り換え
橿原神宮前駅で乗り換え。阿部野橋から吉野行き急行が出ていればここでの乗り換えは不要です。
ちなみに急行でも普通でも橿原神宮以降吉野までは各駅停車になります。
雪が深くなってくる
橿原神宮前を過ぎると雪の積もり方が深くなっていきます。吉野地方は雪が降ることはあるものの、それほど大雪になることはないそうです。
1日経ってもまだそこそこ積もっているので、今回の雪は結構多めだったのかなという気がします。
吉野口を過ぎるとほとんど人がいなくなりました。
今年になって公共交通機関を使っての撮影が増えましたが、旅感が出て良いですね。
吉野駅に到着
吉野駅に到着。各駅停車だとさすがにじれったくなってきます 笑
山を登る
行きは徒歩で登る
吉野駅を出てすぐのところにケーブルカーがあります。これに乗るとすぐに金峯山寺近くまで行くことができますが、とりあえず行きは右側から徒歩で登ることにしました。
こんな感じの細い道を20分ほど登っていきます。途中階段があったり急騰がありました。
上りだと坂でも特に滑るところはありませんでしたが、下りはちょっと怖いですね。
吉野で見つけたかわいいやつ
参道までいくと雑貨屋や、飲食店が連なっています。
置き物に雪が積もって埋もれていました。これはこれでちょっと可愛らしいですね。
電車の置き物もこんもりしています。
ところどころで雪だるまが作られていました。結構よくできてます。
ととろの雪だるま。これは力作ですね。
金峯山寺
参道を進むとすぐに金峯山寺の屋根が見えてきます。真っ白な屋根の背景に黒い雲があるのは冬景色ならではですね。
二王門は工事中でした。工事完了はまさかの2028年(令和10年)ということで結構先です。
蔵王堂。雪をかぶるとより厳かな雰囲気になりますね。
1592年(安土桃山時代末期)に再建されたものが現代まで残っています。
真正面から。
遅い食事をとる
15時ぐらいになるとほとんどのお店では食事はもう出していないのですが、いくつかのお店ではまだやっているようでした。
豆腐ハンバーグがメインディッシュの定食。やさしい味で美味しかったですね。
レトロな街並みを散策
金峯山寺参道をもうしばらく探索します。
レトロな建物や看板が味わい深いですね。
雲の切れ目から少しだけ太陽の光が入ってきています。
こちらまで照らしてくれれば、より幻想的な光景になりそうですがそう都合良くいかず、こっちは曇ったままでした 笑
ケーブルカーで下山
帰りも雪が残っており、急騰を下るのは危ないと判断したのでケーブルカーで降りました。
ケーブルカーの窓そのものがソフトフィルターみたいになっているので、ノスタルトーンのソフトさが合わさってものすごいエフェクト効果が強くなりました 笑
帰りは阿部野橋まで急行で一本。ちなみに特急は520円追加すると乗れます。
撮影に使った機材
まとめ
吉野といえば桜のイメージが強いですが、雪景色も良いものでした。
早朝、山の上から撮影となると前泊するか車で来ないと厳しそうですが、日中のスナップであれば余裕で行けるなという印象です。
雪が降っている中でのスナップだともっと雰囲気が出たかもしれません。