こんにちは、Yutoです。
伊勢志摩に来ると「伊勢志摩スカイライン」の存在が気になりますよね。
調べると「天気が良いと富士山が見えることがある」とか「天気が良いと伊勢湾と伊勢平野が見渡せる」とか「天気が良いと」という条件つきです。
そんな伊勢志摩スカイラインですが、なんと「天気が良い」の真逆ともいえる「大雨の日」に行ってきました。
結論から言うと、めちゃくちゃ良かったです。
雨の日の撮影ってカメラを出すのが億劫になったりもするのですが、そんなことを気にするのがもったいなくなるようなシチュエーションに出会うことができました。
雨の伊勢志摩スカイラインは展望台ではなく、展望台すぐそばにある金剛證寺というところがオススメです。
金剛證寺で撮影した、雨ならではの写真を紹介しますね。
金剛證寺
基本情報
マップ・アクセス
車:伊勢自動車道 伊勢IC→伊勢志摩スカイライン 20分
公共交通機関:近鉄 五十鈴川駅 下車→参宮バス スカイラインルート 30分
駐車場・入場料金・営業時間・トイレなど
- 駐車場:あり
- 入場料金:なし(車で来た場合別途伊勢志摩スカイラインの通行料要*)
*伊勢志摩スカイライン通行料:軽・普通自動車1,250円、自動二輪880円 - 営業時間:終日
- トイレ:駐車場あり
金剛證寺 写真
金剛證寺は6世紀半ばごろに欽明天皇が僧・暁台に命じて明星堂を建てたのがはじまりだと言われています。825年に空海が密教の寺として中興したと伝えられています。
平安時代には神仏習合という神道と仏教が混ざった信仰体系による考えのもと、伊勢神宮の鬼門を守る寺として、伊勢信仰との結びつきが強くなりました。
今も臨済宗南禅寺派の寺院として残っています。
金剛證寺の庭。赤いアーチ橋が特徴です。
睡蓮の花は例年6月下旬〜8月下旬に咲きます。この撮影は5月なので、もう少し後ですね。
開山堂へと向かう通路にある門です。
本堂の写真。
本堂は重要文化財に指定されています。中にある仏像は国宝指定となっています。
朝熊山
実は朝熊山は麓から登山することができます。
つまり伊勢志摩スカイラインを通らずとも、歩いて行くことも可能です。
朝熊山 基本情報
マップ・アクセス
登山口すぐ側の駐車場の位置です。
車:伊勢自動車道 伊勢IC→直進→県道37号線 楠部ICより7分
公共交通機関:近鉄 朝熊駅 下車 徒歩10分で登山口
駐車場・入場料金・営業時間・トイレなど
- 駐車場:出会いのひろば
- 入場料金:なし
- 営業時間:終日
- トイレ:駐車場あり
朝熊山 写真
この写真を撮った時は、天候がくずれて雨が降ってきた時でした。
朝熊山は標高は555mほどですが、周りの山の中では高いほうなので、よく風が吹きます。風速5mはこえる強風と大雨に打たれながら撮影しました。
悪天候なので、滑落の危険がありそうな場所は行かずに、ちゃんと道として整備されているところで撮影をしています。
雨雲が通り抜けていくようで、山道は時々霧がかかっているところがありました。
新緑と霧の相性は良く、綺麗な緑色を出してくれます。
登山道はこんな感じで、かなり道が整備されています。
雲はものすごい勢いで流れていくので、あっというまに光景が変わっていきます。それでもこのへんは比較的穏やかな場所で安定して霧がかかっていました。
アップダウンが激しいところは風も吹き抜けやすいようです。
山の斜面。山の中もわりと整備されているようです。
このあたりは針葉樹林が多いですが、朝熊山の森は雑木林になっているため、様々な草木が生えていて楽しいです。