こんにちは、Yutoです。
地方都市を撮るのって大都市に比べて難しかったりします。
だから色々な手段を講じて、魅力的に撮る方法を模索しなければなりません。
今回はシネマティック(映画風)に撮ってみようということで、岐阜市を舞台に撮影してきました。
この記事では岐阜駅周辺で、シネマティックを意識するとどのような写真が撮れるのか、どのようなことを考えて撮っているかがわかります。
岐阜市をシネマティックに撮ってきた
シネマティックとは
シネマティックは横長構図になるのが特徴です。
通常映画というのは2:1あるいは2.35:1のアスペクト比で撮られたものが多く、構図も最初からこのアスペクト比を意識して撮影します。
さらにプリセットを使って、より仕上げも映画のような雰囲気になるようにしました。
写真の撮り方としては従来のスナップとあまり変わりませんが、
それに加えてアスペクト比の違いと、仕上がりをある程度イメージしながら撮るのがシネマティック撮影かなと考えています。
光と影を使った切り取り
光と影を使って画面を斜めに二分割してみました。
光の筋が入っているところを人が通るのを待って撮影。
まるでスポットライトが当たったかのようで、かっこいいよくライトアップされています。
これこそ映画のワンシーンのように撮ることができました。
ただ、本来デジタルカメラでよくあるアスペクト比(3:2)とシネマティックのアスペクト比で影を撮るベストタイミングが全然違うので、そのあたりのことも考慮しながらシャッターを切ります。
標識にスポットライトのような光が綺麗に当たっていました。
足元にもおもしろいものがある
まだ乾き切る前に猫が歩いたのでしょうか。
かわいい足跡がはっきりと残っていました。
夕方の都市風景が幻想的になる
映画のようなワンシーンというと、夕方の斜光を活かさない手はありません。
これは裏路地を撮影したものです。
暗いイメージのある路地裏ですが、光が入ってきていることで綺麗になっています。
よくある光景ですが、妙に車の並びが綺麗だったので撮影。
手前のコーンも良いアクセントになりました。
大通りに出ると夕日が綺麗に差し込んでいました。
道路が黄金に輝いています。
日本の都市ならよく見るであろう光景ですが、幻想的な雰囲気になっています。
さきほどと反対側を向いて撮影。
順光になって被写体の色がはっきり出ているのがわかります。
逆光の時とは違う良さがありますね。
手前を走るオート三輪が綺麗にライトアップされています。
どこを撮っても絵になる時間帯です。
特にシネマティック写真と相性が良いように感じます。
展望台(岐阜シティ・タワー43)からの俯瞰が美しい
岐阜駅のそばにある高層ビル「岐阜シティ・タワー43」は最上階が展望台になっており、誰もがいくことができます。
ちなみに低層階は商業施設で、その他はほとんどがマンションとのこと。
高層マンションの上に展望台があるのは珍しいですね。
行った日はほぼ満月の日で、東から月がのぼってきていました。
一方で西側は太陽が山の向こうへ沈んでいきました。
正面にある一番高く尖った山は伊吹山だそうです。
だんだん街に灯りが増えてきます。
昼と夜のはざまのこの時間も魅力的ですね。
こちらは俯瞰図。ぎっしり建物が密集しています。
おまけ:変態連結
帰りの岐阜駅で見た光景。
一見ただの電車の連結部ですが、よく見ると普通の連結部に運転台がつながっています。
なにこれって思って調べてみると 変態連結 というつなぎ方らしいです 笑
撮影に使った機材
SONY STOREでは取扱が終了しています。
やはり公式のワイド保証などは魅力なので、新しく出たα7IV(SONY STOREへのリンク)がフォーカス性能等もよくα9の代替としてオススメです。
使用勝手の比較は別記事にまとめました。Sonyのカメラ α7IVとα9ってどっちが良い?
まとめ
シネマティックな写真を撮るイメージはなんとなくわきましたでしょうか。
横長構図と仕上がりの雰囲気をイメージすると撮りやすいです。
今後も色々な都市、色々な条件でシネマティックな写真を撮っていこうと思います。
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